議員板がめちゃくちゃだ・・。

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580代議士☆☆顧謝院椎太

天皇制の議論を。

 中学校の公民の授業で憲法の勉強をします。
もちろん、その中には天皇制に関するものもあります。
それは、とても特殊で分かりづらいことなのに授業では簡単に説明をするだけで、
さほど重要で無いような事のように軽く終わってしまいます。
教科書では、わずか半ページです。公立高校の入試問題にもなりにくいようです。

 ところが、その後生活しているとなかなか天皇制の事を考えることがあります。
どうして「様」を付けるのだろう。とか、国会議員の世襲は非難されるのに
天皇家は公然と世襲が認められているのだろうか。と言った具合です。
私の家でこのような話をしようとすると、少し保守的なところがあるせいか、
怒り出すのです。話題にしてはいけないことのように。

 どうして1つの家族を国家的に特別に扱うのか。
このしきたりは千年以上の昔からいったいいつまで続くのか。
私はこんな事を考えます。でも分かりません。誰も教えてくれません。

 そもそも、このようなことを考えてはいけないのでしょうか。
いいえ、絶対にそんなことはありません。今は自分の考えることを
自由に議論して良い世の中だからです。それこそ、憲法で認められていることです。

 今のところ、今回の参議院選挙ではそのようなことはどの政党も言っていないようです。
政治でも選挙でも触れてはいけないことであるかのような感じです。
私達のように若い人は生まれた時から、天皇制が当然のように存在しています。
きっと私と同じように不思議に思っていることも結構あると思います。
大人の皆さんには、天皇制はずっと昔からあるものなんだ。と、頑固にならず、
私達が気楽に議論できる土壌を作って欲しいと思います。