やっぱ民主党政権をつくる必要があるんだね20

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705無党派さん
民主党の立場は2年間限定で道路特定財源を一般財源化してその間に財政の硬直化や無駄な
公共事業、族議員の跋扈の温床となりやすいすべての特定財源を抜本的に見直すというものです。
ただ道路特定財源を一般財源化しただけでは道路のために税金払っているのに他の事に使うのは
おかしいだろうという批判に答えきれませんから環境税の導入など新たな税への移行なども含めて
抜本的な問題解決を図ります。
それに対して小泉は初めこそ勇ましかった物の結局、守旧派の道路特定財源に群がる族議員達に
屈服して今後検討するというだけの問題先送りに後退してしまった。まだ政権が始まったばかりなのに
この調子では、すべて改革を提案するたびに族議員に骨抜きにされていくのは目に見えてますね。
ちなみに民主党は、小泉が断固拒否している銀行に対する厳しい資産査定にも賛成。
郵政民営化についても公社化後には、民営化も含めて検討するという立場は小泉と同じ。
改革に対する姿勢はどう見ても小泉より民主党の方が上ですね。

http://www.dpj.or.jp/news/200105/20010531_kaikakuan.html
706無党派さん:2001/07/14(土) 11:40
構造改革=不良債権最終処理
不良債権最終処理する事で不健全な競争力のない企業が市場から退場して
健全な財務体質を持つ、競争力のある企業だけが生き残るから。
また、銀行の不良債権処理に使われていた資金が、市場に出回る事で
経済の血液である資金の流れが円滑化して経済の回復にも役立つ。

小泉=銀行族
野党が要求している、グローバルスタンダードに基づく厳しい不良債権査定を
断固拒否して銀行を守ろうとしている。不良債券額が多額に上ると処理策も厳しい
ものになり、銀行も厳しいリストラや再編が避けられなくなるから。今の日本には
郵政の民営化より銀行の不良債権処理の方がよっぽど大事なのに、郵政事業の民営化
ばかりを口にして銀行に対する不良債権処理圧力を弱めようとしてる小泉は自分の利権
を守る事だけ考えている自民党守旧派と本質的に変わらない。

結論
小泉には構造改革は出来ない。
小泉の構造改革論は銀行を守ると言う前提の元に作られたマヤカシ改革である。
707無党派さん:2001/07/14(土) 11:41
去年の都銀の不良債権処理額は4兆円程度。
野党が主張しているグローバルスタンダードに基づく査定なら都銀が今後
2〜3年以内に最終処理しなければならない、不良債券額は30数兆円。
少なくとも今の倍程度は不良債権処理を加速しなければいけなくなる。
当然労組も無傷では済まないよ。
民主党はその痛みを抑えるため、従来の自民党型の波及効果の少ない競争力
のない企業を延命するだけの公共事業ではなく必要であれば、景気の下支えの
ため都市部の基盤整備や福祉施設の充実など経済的波及効果が大きく産業構造
の変革にも役立つ分野に投資する事も考えている。
また失業者には再就職教育プログラムを受ける事を条件に失業保険の延長など
不良処理に伴う失業者対策なども積極的に進める。小泉の失業者対策とはレベルが違う。
構造改革に痛みが伴うのは当然。
だがだからといって先延ばししていたら、いつまでたってもこの構造不況から抜け
出す事は出来ない。やるなら覚悟決めて万全の準備をして短期間に一気にやるしかない。
小泉にはその覚悟もないし、痛み止めの公共事業も従来型を守旧派の抵抗を抑えて
新しい波及効果の高い分野に振り分ける力もない。だから道路特定財源の一般財源化
も結局出来ずじまい。失業者対策も中途半端。
小泉に任せても何もかも中と半端で、結局何の成果も上げられずに終わるのは目に見えている。