やっぱ民主党政権をつくる必要があるんだね１１

民主党分党論、岩國副代表が提唱
2001 年 5月 29日

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民主党の岩國哲人副代表が党の抜本的改革案として「分党構想」を提唱している。自民党の「解党的出直し」を掲げて総裁に就任した小泉首相に刺激され、民主党内でも党改革論議が活発になっている。岩國氏は「一つの考え方を示しただけ」としているが、「解党につながりかねない」と懸念する向きもある。

分党とは政党助成法に基づき、円満な形で党を分けること。各党は政党交付金を満額受け取ることができる。岩國氏の構想では、民主党を「都市重視」「地方重視」「環境政策重視」などといった特定の政策を掲げる複数の政党に分党し、それぞれの政策にふさわしい党首を擁立する。鳩山代表が全体の「総裁」となり、各党は国政選挙や国会対応などについて全面的に協力しあう。

岩國氏は「分党した各党の支持率を合計すれば、現在の民主党を上回る」とし、分党によって民主党の支持基盤が実質的に拡大するとみている。岩國氏は三十一日に同党の当選一回の衆院議員と会い、分党構想への同調を呼びかける意向だ。