結局、最善の選挙制度は何なのか?(2)

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258レフ=ダヴィドビッチ=ブロンシュタイン
 ムネオ麦茶様(このレスネームの由来って?)
 252の指摘はとても参考になりました。確かに、非拘束名簿式だと、候補者調整に伴う混乱や利権争いが発生しそうだ。もうちょっと考える必要ありです。
 しかし256はやや疑問。確かに「全体主義を防ぐための制度」を考えるのは必要ですが、248氏が一番言いたかったのは、「×%条項」は恣意的に民意をゆがめるもので認められない、ということでは。別に「全体主義でもいい」ということが彼(彼女?)の論旨とは思えません。
 私も、独逸などでやってる「×%条項」には反対です。そもそも比例代表の最大の長所は、政党規模の大小に関わらず民意が性格に反映される、ということだったはず。なのに少数意見を切り捨てるのは、ミニ政党や新興勢力を不当に弾圧するものです。
 独逸の場合、「いかにしてナチ(彼らも小政党から出発した)の再来を防ぐか」を最大の命題として統治機構が作られた(例えば“象徴大統領制”など)ので、小政党の進出に過度に神経を尖らせているのかもしれませんが…。