不景気を自衛隊派遣で糊塗する小泉

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14無党派さん
次のような論文がある。どうだろう?

 小泉首相は米国の報復を支持すると表明した。これは避けなければ
ならなかった。報復を支持するということは、日本人の血の犠牲をも
いとわないという強い覚悟が必要である。日本国民にこの覚悟がある
のであろうか。日本の支持表明は復讐の悪循環を促すことになり、
テロリズム問題の解決にはならない。
 この悪循環を絶つために、日本政府は日本独自の方針を国内外に明示
するべきだ。その方針とは、「日本は世界平和を築き上げるために努力
する」というものである。このことは従来の平和を唱えるだけの政策
とは異なる。方法は三つある。一つはテロリズムの発生原因の解決に
寄与することである。具体的には、医療的援助、井戸・橋・道路・学校
の建設、耕作地増設など民衆のためになる人道援助を強化すること
である。二つ目は、日本が間に立って話し合いの場を持つこと。三つ目
は、離脱したテロリストが逃げ込める「逃れの町」の制度を作ることだ。
            (中略)
 復讐によっては問題は解決しない。日本国民一人ひとりが冷静に事態
を判断し、日本独自の世界平和達成に貢献する地道な道を進まなければ
ならない。

 9/16付朝日新聞朝刊「オピニオン」における
  元陸上自衛隊調査学校教官による論文を引用。

 このような意見を始めとして、自衛隊OBからも、今回の海外派兵には
批判の声があがっています。