1 :
作者読者 :
2000/10/03(火) 01:30
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 01:32
あ、そう
3 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 01:37
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 〜′ ̄ ̄( ゜Д゜)< 作者読者は女か? UU ̄ ̄ U U \_____________
4 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/03(火) 05:04
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 02:53
あげ
6 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/04(水) 15:48
作者読者がんばれ
7 :
作者読者 :2000/10/05(木) 00:28
1回目は思いっきりウケ狙い、加藤・亀井内閣について。 もし自民党が本気で「このままだと自民党は危ない、参院選に勝てない」と思っているのなら、まず日本のリーダーとして心許ない森首相を更迭することを考えると思う。今の森首相を支えている橋本派と江藤・亀井派とは公共事業見直しでもめている上、永住外国人への地方参政権問題でももめること必至である。橋本派内では橋本元首相・村岡元官房長官らと野中幹事長・青木参議院幹事長らとで主導権争いをしている。森内閣の死命を握る公明党はそろそろ連立与党の義務である第1勢力党への政策譲歩に嫌気が差している。加藤元幹事長は畏敬され冷遇されていて、森首相のアンチテーゼとなっている。 森首相は多分、他人の力では辞めない。誰が説得しても辞めないと思う。だから自民党としては、このままでは公明党があっちへ行って自民党が野党になって、その時は強制的に首相を辞めさせられた森さんの責任だと脅して、自発的に辞めさせなければならない。でも実際は公明党があっちに行かないようなからくりを作る必要がある。 で、亀井氏は森首相の後継を狙っているようだが、野党になってから森氏の跡を継いでもしょうがないので、公明党とのパイプが太い野中氏か加藤氏かのどちらかと公明党情報を共有して森首相を更迭させることが考えられる。野中氏とはこれからはもめ事の対象人物となる上まず素直にはこちらの思い通りにはならない。思い切って加藤氏を担いで幹事長となって景気回復、選挙に勝って禅譲とやった方が良い。加藤内閣では橋本氏に外相、小泉氏に総務会長をやってもらってYKKに最後のお勤めをやらせる。なんて考えてやしないか。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/06(金) 01:35
ウケテルノカ?
9 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/07(土) 03:03
10 :
レドンド :2000/10/07(土) 03:15
「このままだと自民党は危ない、参院選に勝てない」と思ったから 自民党は非拘束名簿方式を導入したのでしょうね。比例の弱さもこれ で克服(有名人でも出して)。 前回衆院選であれだけ逆風でもそこまで負けなかったわけですし、 もう「自民党は危ない」と考えてないんじゃないでしょうか。今の 時点では自公保で過半数取れそうですし。 素直に森の禅譲を待とうとしてるんでしょうけど、それが誰に なるか…
11 :
作者読者 :2000/10/09(月) 00:36
野党の審議拒否について。 昨日までの1週間、国会では議院運営委員会は毎日やっていたはずであるが、健康保険法改正の審議と斡旋利得罪法の審議とで2回本会議が開かれ、参議院で選挙対策委員会が2回開かれた。本来なら毎日4から5の委員会がそれぞれ両院で行われるはずなのだが、「重要法案目白押し」の臨時国会の割には昨日までの1週間は静かな国会だった。もっとも、珍しく議院運営委員会の様子がテレビ中継されたり、衛視さんや議員先生にけが人が出たりしたので、世間では「国会では大変なことが起こっている」と思いがちであろうが、大変なことになっているのは一部分だけである。 野党の審議拒否のおかげで、与党も委員会開催を延期しているようなので、その点では審議拒否作戦は成功しているように見える。本当に重要法案が目白押しだったら与党はなりふり構わず強行審議してしまえばいいのだが、与党が強行審議する「重要法案」は参議院選挙非拘束名簿導入案だけのようである。この法案は国民には直接関係なくて、政治家先生にだけ非常に大事な法案であるから、前回の衆議院定数是正法案の審議拒否と共に、国民は「なにやってんだか」と白けたくなるものである。 与党は補正予算関連法案審議を初めてしまうと、野党はこれ以上審議拒否できなくなってしまう。与党は余裕の国会である。報道もどちらかというと野党の審議拒否に厳しい。
12 :
作者読者 :2000/10/09(月) 00:39
野党の審議拒否について。 昨日までの1週間、国会では議院運営委員会は毎日やっていたはずであるが、健康保険法改正の審議と斡旋利得罪法の審議とで2回本会議が開かれ、参議院で選挙対策委員会が2回開かれた。本来なら毎日4から5の委員会がそれぞれ両院で行われるはずなのだが、「重要法案目白押し」の臨時国会の割には昨日までの1週間は静かな国会だった。もっとも、珍しく議院運営委員会の様子がテレビ中継されたり、衛視さんや議員先生にけが人が出たりしたので、世間では「国会では大変なことが起こっている」と思いがちであろうが、大変なことになっているのは一部分だけである。 野党の審議拒否のおかげで、与党も委員会開催を延期しているようなので、その点では審議拒否作戦は成功しているように見える。本当に重要法案が目白押しだったら与党はなりふり構わず強行審議してしまえばいいのだが、与党が強行審議する「重要法案」は参議院選挙非拘束名簿導入案だけのようである。この法案は国民には直接関係なくて、政治家先生にだけ非常に大事な法案であるから、前回の衆議院定数是正法案の審議拒否と共に、国民は「なにやってんだか」と白けたくなるものである。 与党は補正予算関連法案審議を初めてしまうと、野党はこれ以上審議拒否できなくなってしまう。与党は余裕の国会である。報道もどちらかというと野党の審議拒否に厳しい。
すみません。二重打ちしてしまった。削除してもらおう。
しかも次の1行を最後に入れ忘れている。連休中ボケ… 特に他の野党に引きずられるように審議拒否をはじめた野党第1党の民主党は、自業自得であいかわらず野党批判の好きな報道や国民の格好の餌食になっている。
16 :
作者読者 :2000/10/12(木) 00:17
政治報道の奇妙さについて。 10月9日の新聞には「第2次鳩山体制早くも波風」みたいな民主党の内紛ルポが載り、10月10日には「野党共闘に綻び」みたいな野党の審議拒否を巡る軋轢がリポートされている。多分報道されていることは事実だろうとしても、新聞は随分野党に厳しいものである。あるいは、野党は新聞記者に対して弱みを見せすぎである。同じ頃、与党のスキャンダルを追い続ける週刊誌とは随分報道のスタンスが違う。 野党もかわいそうで、大体審議拒否戦術は国民の賛同がなければ成功しないのに、政治と国民との有力な接点である新聞が野党に非協力的なのだから、この後の国会対策が思いやられる。特に民主党は、あれほど総選挙中に反目した共産党となし崩しに共闘を組み、新しい国会対策委員長が他の野党の手練手管と自党の内紛にてんてこ舞いになっているように見えるので、この先政権奪取野党の勢いを保持できるか非常に心配である。 今は与党も余裕で各委員会を開かないでいるが、補正予算を組む段階になってくると、「重要法案審議」を盾にとってどんどん国会を進めるだろう。「重要法案目白押し」という言葉に弱い報道が、「予算審議の遅れは景気回復の遅れにつながる」と言われてさらに与党寄りになる。それまでに野党は何らかの利益をもたらす対策を練っておかないと、大変なことになりそうである。本当は、「重要法案」と言っても「一部の人にとって重要」か「与党にとって重要」なだけで「国民皆にとって重要」な法案かどうかわからないし、予算審議だって早くやったから景気が回復するなら、本年度予算が3月に成立した時点で景気が回復して欲しいものだった。とにかく野党は、報道を飛び越えてでも、国民に何らかの良いインパクトを与えなければいけないときであろう。
二重カキコは気にする必要ないですよ… 最近、すごく書き込みエラーでませんか? 全然書き込めないと 思って何度も押した後見ると、連続投稿でがっくし。 どーなってんのかな。
18 :
二九六 :2000/10/12(木) 07:01
>>12 参議院で開かれたのは「選挙対策委員会」ではなく「選挙制度に関する特別委員会」
で、以下
>>16 に対する若干の異論。
テレビ報道では、全国区導入は自党の都合のよいように選挙制度を変えている、という
印象をうける。有権者は野党の戦術と与党の強引さを比較して政治への態度を決めると
するならば、今のところ野党への支持(同情)の方が上回っているように思われる。した
がって、野党が今の位置から何らかの動きを見せるならば、いくらかの支持の低下を伴う
可能性があり方針の決定が非常に難しい状況である。となると、「国民に何らかの良いイ
ンパクトを与え(
>>16 )」るとは恐らく言葉でいうほど簡単なことではなく、であるから
膠着状況が続くのであり、それは与党側の狙いでもある。与党の横暴を阻止するためには
今後の戦術いかんに関わらず、有権者は野党に支持を与えつづけなければならない。国会
での対決は、選手の実力以上に観客の声援が趨勢を決する力を持っているのである。
19 :
作者読者 :2000/10/12(木) 09:44
二九六さん
>>18 レスありがとうございます。
テレビ報道については考察を怠ってしまいました。情けない。政治に関心を持つ無党派層のうち、サラリーマンは新聞を情報源にして、主婦学生層はテレビを情報源にしがちなのでしょうか。
「国民に何らかのインパクトを与えなければいけない」記述は、国民が野党に支持を与える要素が今の野党には足りない、その要素は新聞報道によっては与えられていない、ということです。しかし、今の制度では国民の声が直接国会に届くのは難しい。報道機関が世論に敏感であることが望まれます。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 09:47
正直、審議拒否などは国会戦術として下の下もいいところだと思う。 第一に、審議拒否は与党側の妥協が引き出せないとまるで無意味であり、それでいて自らの手ではどうにも収拾のつけようがないからだ。如何に院外で声高に批判の声を上げても、それだけでは院内で「粛々と」進む議事には何の影響もない。所詮、過半数を握れなかった故に野党なのだ。審議拒否しようがしまいが、与党が採決を強行すれば止めようがない。野党にできることは、強権的手法の非をマスコミや有権者にはっきりと審議の場で示すことである。審議拒否は、その機会を自ら手放した、ということだ。 第二に、審議拒否をする側にも拭いがたい負のイメージがつくからだ。与党側の手法が強権的で、そこに批判が集まったにせよ、年に二回もこんなものを見せつけられれば、有権者は与野党対立議案の度に審議拒否になると感じたり、権力闘争に明け暮れてばかりと呆れたりと、野党側にも不信を抱き、益々政治不信を深めるばかりではないか。それは投票率の低下を招き、固定票の多い与党側有利になる。 野党側が春先の審議拒否が評価されたから衆院選で与党に一太刀浴びせられたと思っているとすれば、それは大間違いで、むしろ審議拒否による負のイメージが残ったため、与党にトドメを刺せなかったとも言えるのではないだろうか。現に、先の衆院選は森自公保内閣の不人気から与党過半数割れも十分あり得た情勢にもかかわらず投票率はそれほどの伸びは示さなかった。つまり、野党は棄権はしない無党派層までは取り込めたが、棄権も辞さない無党派層までは充分に取り込めなかった、といえるのではないだろうか。そして、それは審議拒否戦術が陰を落としたためではないか、と思うのだ。 今回、非拘束式に与党が抱く下心や、導入に持ち込もうとする手法の強引さはマスコミが十分宣伝してくれている。非拘束導入により与党側有利に働くとしても、この負のイメージは依然残るため、与党のそろばん通りに参院選が運ぶとは限らない。ならば野党がとるべき道は審議の場で与党の非を声高に主張し、一層の報道を煽るべきではなかったか。それなのに、野党は再び審議拒否をし、自らも与党とともに傷を負う道を選んでしまった。野党は、来年の参院選で自らつけた傷の深さを思い知らされることになる。
21 :
作者読者 :2000/10/12(木) 09:50
杞憂なニュース(
http://www.nikkei.co.jp/news/seikei/20001012CEEI058111.html )
接続業者にネット発信者開示義務付け
郵政省はインターネット接続業者(プロバイダー)に対し、ネット上で他人の著作権やプライバシーを侵害した発信者の名前などを一定の条件付きで被害者に教えることを義務付ける方向で検討に入った。ネットの匿名性を悪用した不法行為を防止するのが狙い。被害を受けた企業や個人からの申し出があり、発信者が自主的な削除に応じない場合、プロバイダーが第三者機関や裁判所に諮ったうえ発信者の情報を開示する。これにより被害者は提訴する相手が確定でき、損害賠償請求などが可能になる。郵政省は文部省や法務省、通産省などと協議したうえで来年の通常国会に新法案を提出する考えだ。
ネット上の電子掲示板でわいせつ画像を販売するなどの刑事上の違法行為については、捜査当局が裁判所から令状を取得すればプロバイダーが発信者の名前や住所などの情報を提供してきた。しかし、憲法や電気通信事業法で通信の秘密が規定されているため、著作権侵害など民事上の問題で発信者を被害者に知らせることはなかった。
22 :
作者読者 :2000/10/12(木) 09:53
20さん
>>20 見事な論説力恐れ入ります。即答勘弁。
23 :
名無ちちゃん@お腹いっぱいでちゅ。 :2000/10/12(木) 10:36
>>20 > 野党にできることは、強権的手法の非をマスコミや有権者
> にはっきりと審議の場で示すことである
国会が始まる前から、村上や青木が「最初から審議無しの強行採決のみを目指す」
といきまいていましたが、これに対抗するために審議拒否以外の方法が
あったのでしょうか?
> 非拘束式に与党が抱く下心や、導入に持ち込もうとする手法の強引さは
> マスコミが十分宣伝してくれている
審議拒否をしたから、マスコミが騒いだんじゃないでしょうか?
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 10:54
>20 粛々と対案を出して否決され続けていた時期もあったけど、世論は全然 盛り上がらず、支持率も低調なままだったんだよね、民主党。 審議拒否はリーズナブルな選択だと思うけど。
25 :
名無ちちゃん@お腹いっぱいでちゅ。 :2000/10/12(木) 11:01
>>24 ただ、このまま審議拒否だけを続けると必ず手詰まりになるのは必至
拒否してる間、時間があまるだろうから、参院の選挙制度について
対案を書けばいいのに、とも思う
個人的にオススメなのが、スウェーデン方式
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/12(木) 14:18
24>25 まぁ妥協案としては妥当かもね。個人的には連立を前提に一院制にす るか、アメリカ型に連邦制(地方分権)と単純小選挙区制を前提とした 二院制にするかのどちらかの選択を考えるべきだと思うが。 まぁ、衆議院の選挙制度とのバランスがよくないよなぁ。 何のための二院制かさっぱりわからん。 二つとも選挙区選挙と比例代表のいい加減な折衷。。。 結局、自民党の、自民党による、自民党のための選挙制度改変なんだろうね。
>>17 >最近、すごく書き込みエラーでませんか? 全然書き込めないと
>思って何度も押した後見ると、連続投稿でがっくし。
> どーなってんのかな。
初心者板かPC初心者板で解決法を聞いたほうがいいっすよ。
28 :
20 :2000/10/13(金) 00:40
レスポンス有り難う御座いました。
>>22 作者読者氏
>見事な論説力恐れ入ります。即答勘弁。
恐縮です。ご意見楽しみにしています。
>>23 >国会が始まる前から、村上や青木が「最初から審議無しの強行採決のみを目指す」
>といきまいていましたが、これに対抗するために審議拒否以外の方法が
>あったのでしょうか?
ないでしょう。過半数握ってないんですから。しかし野党側は審議拒否したところで採決阻止は出来ない。審議拒否後の収拾策があるならともかく、それもない。それならばはじめから審議拒否をせず、審議の場において強行採決による与党の傷をなるべく大きくすることこそが、唯一野党に残された道であったと思うのです。審議拒否をやって与党共々野党が傷を負ってしまっては、
>>20 で書いたように与党を利するのみです。
>審議拒否をしたから、マスコミが騒いだんじゃないでしょうか?
非拘束式の問題が取り沙汰された時点である程度与党の意図は報じられたと記憶していますがいかがでしょうか。
>>24 >粛々と対案を出して否決され続けていた時期もあったけど、世論は全然
>盛り上がらず、支持率も低調なままだったんだよね、民主党。
>審議拒否はリーズナブルな選択だと思うけど。
審議拒否で支持率が上がるなら、審議拒否でもよかった。しかし、審議拒否では支持率は上がらないのではないでしょうか。別スレに報道2001による世論調査がのっていました。今回の空転について、与党が悪い・野党が悪い・両方悪いという意見が、それぞれ40%・20%・40%だったそうです。与党が悪いと両方悪いを合わせると80%。野党が悪いと両方悪いを合わせると60%。より与党側に厳しいとはいえ、結局は、与野党ともに有権者の半数以上にダメを出されているのです。これでは参院選の投票率、もしくは投票率の伸びが低下してしまうでしょう。つまり、野党に追い風は吹かない。私には、審議拒否のデメリットは解っても、メリットがサッパリ解らないのです。
29 :
レドンド :2000/10/13(金) 02:34
うーん、確かに審議拒否はあまりいい方法とは思えないですね。
有権者へのアピールという点では。
日本のマスコミは明らかに与党報道に偏っているので、なかなか
対案を出したりしても注目されないですよね。やはり石原慎太郎的な
マスコミ利用できる人が必要ですね。民主党にいますか? 思いつか
ないんですが…
>>26 100%賛同しますが、あんまり今回の選挙制度改革に疑問をもってる
人っていないような。有権者の間で争点となっているとは思えないです。
やはり今の争点って「景気」と「教育」以外にないと思うんですよね。
だからこの二つに徹底して取り組む姿勢を見せればいいと思うんですが
ねえ。ああ、あと「高齢化問題」ですか。他はもうグダグダでいいんで。
外交なんか普通の有権者気にもしませんよ。自分も結構軽視しちゃうし。
いけないんですけどね。
30 :
二九六 :2000/10/13(金) 07:33
野党は自前の法案を通すことはできず、アピールもできない。 したがって自らへのプラス評価を積極的に作ることはできない。 このような場面では、与党のマイナスを増大させるように行動する。 マイナスとは、選挙制度改革の党利党略性(α)である。 党利党略イメージを有権者に広く浸透させるためには、国会を混乱させ、 政策を取り上げないマスコミにも注目を浴びるのが最も有効な手段である。 国会の混乱は、審議拒否による長期的なもの(T)と強行採決時のみの短期的なもの(t)がある。 ただしこれらの戦略によりマイナスのダメージ(β)も被る。 一方与党は自らにプラス(γ)となる法案を通すことができる。 党利党略イメージによるマイナス(α)のダメージは被るが、それ以上の利益を受ける。 利益の目減りを最小限に食い止めるためには、野党にマイナスのダメージ(β)をたっぷり与える必要がある。 これは国会の混乱の時間に応じて増える。 一般に、与党の傲慢イメージは野党の無為無策イメージよりも強い(α>β) 審議拒否の場合 与党の利益=γ+Tβ 野党の利益=Tα 与−野=γ−T(α−β)・・・@ 審議に参加し、強行採決させた場合 与−野=γ−t(α−β)・・・A 採決にも参加する場合 与−野=γ・・・B @−A=(t−T)×(α−β)<0 (∵T>t) この式に従うと、野党は長く国会を混乱させるのがよいことになる。
31 :
二九六 :2000/10/13(金) 07:54
しかし現実は、与党のダメージの増加率は(初期の浸透度が高いため)時間とともに減少する一方、 野党の無為無策イメージの増加率は一定期間伸びつづける、と考えたとする。 時間をx、与野党のダメージの関数をf(x)、g(x)とすると、与野党のダメージ差D(x)=f(x)−g(x) を微分したD'(x)が0になるところまで野党は混乱を続ければよいことになる。 この式で重要なのは、xの値を決定できるのが野党であるという点である。逆に、野党がコントロール できるのは時間だけである。与党も、野党不在の採決により時間の進行は止められるが、この場合 野党の判断に先んじてD(x)が最大とならないうちに決断しなければならない。しかしこれは、強引な 手法であるとされ、ダメージを食らうため、実際には野党の判断を待つであろう。野党が期を逸した場 合(D(x)が減少に転じた場合)には、「正常化」の名のもと強行採決をする場面があるだろう。 野党はどこまで混乱を続けるかの判断を誤らないようにしなければならない。
32 :
二九六 :2000/10/13(金) 08:01
しかし、野党の判断は難しい。なぜならそれぞれ抵抗できる時間の違う、 すなわちいくら抵抗してもマイナスとなりにくい党(社共)と、抵抗イメージに 対し脆弱な党(民主)があるためである。野党の総ダメージを最小化するためには、 最大野党の民主党の限界時点の近くで審議拒否をストップしなければならないため、 同党の他党に対するリーダーシップが、今後の政権奪取のためには必要である。
33 :
二九六 :2000/10/13(金) 08:10
えーと、以上で言いたいことは、 野党は国会混乱戦術は取る必要がある、(∵B>@、A) 野党が戦略上使えるのは時間だけであり、有効に活用しなければならない、 タイムリミットの設定で、民主は由共社に流されてはいけない、 というところです。 最近数理的に考えることって大切だな、と思い始めたのでこんな感じの議論 をしてみました。 それではおじゃましました。
34 :
作者読者 :2000/10/13(金) 11:55
二九六さん
>>30 -33
えらく難しい…。が、さすが面白いです。少し真似します。
選挙制度改革はその法案を提出した与党に利益が出る一方、もしかするとその法案の副作用が与党に不利益をもたらすかも知れません。前者の数値をx、後者をyとします。
審議拒否による混乱は時間(t)に比例するとして、混乱が与党に与えるダメージをa、野党に与えるダメージをbとしましょう。
野党が審議拒否・採決拒否をして審議を混乱させた場合の与党の利益と野党との利益の差は,2(x−y)−2t(a−b)です。
野党が採決まで審議に参加した場合の与党の利益と野党の利益との差は、2(x−y)です。
与野党の利益度を逆転させる要素は、(x−y)とt(a−b)と2つあるので、野党は審議拒否しなくても利益を得る可能性があるのです。
35 :
名無ちちゃん@お腹いっぱいでちゅ。 :2000/10/13(金) 12:23
国会空転は与党、野党、そして内閣にダメージを与える 従って、国会空転は与党の方がよりダメージが大きい
36 :
作者読者 :2000/10/13(金) 14:03
今週断続的に開かれている参議院の選挙制度に関する特別委員会では、与党だけで相当活発な審議が行われています。 参考人質疑も行われ、参考人の多くは法案に否定的な見解を示しました。 与党の質問者は野党の審議拒否を各方向から批判し、他に結構しっかりした質問、法案提出者による答弁がありました。 もし選挙制度に関する特別委員会の様子を報道が詳しく伝えたら、野党は窮地に陥っている可能性が高かったでしょう。
37 :
作者読者 :2000/10/13(金) 14:21
杞憂なニュース(
http://www.asahi.com/1013/past/ppolitics13001.html )
野中幹事長の退任濃厚 村岡氏軸に調整
森喜朗首相が12月初めに行う内閣改造・党役員人事で、自民党の野中広務幹事長が退任する見通しが強まった。野中氏が所属する橋本派は、同氏の辞意が固いと見て、同派会長代理の村岡兼造元官房長官を軸に後任の調整に入った。
首相は野中氏の慰留に努めるものの、最終的には橋本派の判断を受け入れる意向。首相周辺や橋本派は、来年夏の参院選に向け、森、橋本、江藤・亀井各派の主流3派体制を維持する流れをつくりたい考えだが、国会情勢や非主流派の出方など流動的な要素もある。
野中氏は総選挙で議席を減らした責任や、疲労を理由にかねて辞任の意向を表明。首相周辺や橋本派幹部らが慰留に努めたが、野中氏の姿勢は固いという。
森首相も野中氏に留任を働きかける考えだが、辞意が変わらない場合、引き続き公明党・創価学会とのパイプが太い橋本派から幹事長を起用する意向だ。その場合、一部で幹事長への横滑りが取りざたされていた亀井静香政調会長は留任する方向だ。
最大派閥の橋本派では幹部らが協議し、野中氏が退任した場合でも幹事長ポストを同派で確保する方針で一致。竹下登、小渕恵三両元首相の死去後、政治力の低下が指摘される同派内には、参院選を前に選挙対策などを取り仕切る幹事長を手放せば、選挙戦やその後の政局に対処しにくくなると判断。村岡氏を軸に早々に後継幹事長選びに着手したのも、そうした危機感の表れだ。
一方、閣僚人事では、森政権の景気重視政策などを批判してきた非主流派の加藤紘一元幹事長の処遇が焦点。森派の小泉純一郎会長が「挙党体制につながる」と入閣を望む一方、亀井氏は「閣内不統一になる」と否定的だ。
来年1月の中央省庁再編を前に閣僚数が減り、各派閥のポスト争奪戦も激しくなる。首相が、調整に手間取るようだと求心力が一層低下する危険性もはらむ。この人事が政権の「寿命」を測る試金石になることは間違いない。(09:32)
38 :
作者読者 :2000/10/13(金) 14:32
20さん
>>20 今回の法案は与党は相当気合いを入れて作ったものと見えます。与党同士の審議も白熱していますし、野党で唯一出ている二院クラブの質問に対しても随分攻撃的な答弁が出ています。もし他の野党が出ていたら、ものすごく盛り上がって国民も関心を持つほどの報道記事になるか、普通の審議に戻ってしまうかでしょう。
報道は、選挙制度に関する特別委員会の審議内容をほとんど報道していません。例によって、「外野席か大向こう」」の話ばかりであります。報道の「政局・ウラ話好き」が、政治の本質が国民につながらない、ひいては国民が政治そのものに関心を持てない原因になっているのではないでしょうか。
39 :
作者読者 :2000/10/13(金) 14:50
20さん
>>20 報道は「非拘束名簿方式になるとどうなるかシュミレーション」を、多少大げさで行っているところは評価できます。これにより、もし法案が成立したとしても法案が報道のさじ加減で国民への印象が変わることを見せつけたからです。もっともこれは報道の越権と採ることが可能で、本当は与野党が独自の国民とのホットラインを作って、国民に政治啓蒙活動を行う必要があるでしょう。
で、今回の野党の審議拒否は、余計なものだった、という可能性が強いです。民主党は他の野党に引きずられてしまった感が強い。しかし報道の出方次第で、今回の審議拒否は評価は決まったと思うのです。
40 :
名無ちちゃん@お腹いっぱいでちゅ。 :2000/10/13(金) 15:08
>>38 > 今回の法案は与党は相当気合いを入れて作ったものと見えます。与党同士の審議も白熱していますし、
> 野党で唯一出ている二院クラブの質問に対しても随分攻撃的な答弁が出ています
なるほど。与党の命運が懸かっている。という分けですか
与党が総選挙で議席を減らし、一生懸命生き残りを模索して
非拘束式という結論に辿りついたのと好対照に
野党は総選挙後、遊んでいたからなぁ。結局、地力の差で
どうにもならなかっただろうなぁ
サンプロとかでも野党がまともに反論できていたのを見たことない
対案も、修正案もない。(ま、非拘束式というドキュソは修正しようがないかも)
これでは、政権交代など望むべくもない。はっはっはっ
41 :
名無し :2000/10/13(金) 16:00
>40 君は受け売り薄知恵者だね。 君はナにも判ってない。
シュミレーション?シミュレーション?わたしゃプッツンしましたあ。
43 :
二九六 :2000/10/14(土) 06:36
>>34 面白がられて光栄です。
というわけで今日もこのスレッドを磨きに(汚しに?)参りました。
x-yのy(法案の副作用)を野党がコントロールできればよいのですが、
今回の法案に関しては金融国会のときのように修正させる力は野党には
なかったでしょうね。
民主党がなぜ審議参加・論戦戦術をとらなかったか考えてみた結果、よ
わよわぽっぽイメージのさらなる浸透が害になると考えたからでは、と
思いはじめました。最近のぽっぽは、強がることに懸命になっていたし。
44 :
二九六 :2000/10/14(土) 06:59
参考人が反対意見を述べたのは、野党がいなくてもしっかりした 審議をやりますよ、という与党側のメッセージであり戦術だと思 い、なかなかうまいなと不覚にも思いました。しかし、参考人は 各会派の推薦で、という手続きを恐らく多くの人は知らないので、 「学者・専門家の人たちもみんな反対してるんだ」というイメー ジを流布したに過ぎない、という可能性が大きい。新聞(朝日で すが)もこの参考人意見だけは大きく取り上げていました。印象 としては与党VS報道という感じ。やはり審議拒否がしつこすぎ たかもしれない。 今日の新聞の写真を見ると、何やってんだこいつら、というイメー ジを、野党は特に無党派層の有権者に持たれてしまうでしょう。 となると勝負は本会議採決ですかね。
45 :
作者読者 :2000/10/16(月) 00:35
非拘束名簿方式での官僚出身議員について。 「顔の見える選挙」非拘束名簿方式の参議院選挙が来年行われる、だろう。民主党を支援する労組などの団体が既に非拘束名簿方式に則した選挙準備を進めていると新聞に書いているから。結構与党に有利でなかったりして。 一体誰の顔が見えるかというと、今まで比例名簿にいた人々の顔である。どんな人々かというと、各省庁・政治団体・労働組合など、政党を支援する組織の代表者としての候補者である。現職の人でも、どうも地味で知名度の低い人が多い。しかし、地味に地味に結構仕事をこなしていく実務型の人が多いイメージである。特に官庁出身の人々にはそういうイメージがある。彼らについて勝手に考察してみる 官庁出身の参議院議員やその候補者にとって、非拘束名簿方式の選挙はどんなものだろうか。まず、公職にあるものが政治活動をすることは相当制限されている。候補者は公職を離れていても、支援団体は各官庁の人で公職に就いているから、堂々と応援ができない。許認可官庁なら傘下の企業に応援を頼むのであろうか。今までの拘束式名簿での選挙なら、官庁は選挙前に政党に圧力をかけて名簿上位に乗せてもらえば、選挙中は何もやらなくて済んだので、今回からは官庁出身の議員や候補者はどのような選挙をやるか、報道も注目してはいかがであろうか。 どこの党でもタレント議員が増えるとなると、定数が増えるわけではないので今までの地味な議員が減る。政党と政党を支援する組織との間で少しく軋轢が生まれそうである。官庁出身議員は役人嫌いの無党派層に嫌がられるので、より政党名を書いてもらえそうな政党で出馬することを考えたりしているのかも知れない。
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/17(火) 17:33
他のスレッドがつまらないので上げます。
47 :
名無しさん@お腹いっぱい :2000/10/17(火) 17:37
2CHってずっと居ると飽きてきますね。
48 :
作者読者 :2000/10/19(木) 00:31
参議院滋賀補選について。 2ちゃんねるの議員選挙板を愛好する私としては参議院の滋賀補選に興味があるわけだが、首都圏にいると情報が入ってこない(「湖国の雄」さんという大変な情報通の方がいて、助かっているが)。面白い選挙だと思うのだが、報道が取り上げてくれないし、2ちゃんねるの方々が取り上げてくれない(有名人がいないから?)のでこちらとしては痛い。 盛り上がりに欠ける以上、「記念投票」(「記念受験」みたいなもの?)は無いだろう。問題は政治に関心のある無党派層だが、街頭演説・ビラチラシポスター・政府公報だけで判断するなら民主党の法雲氏に分がありそうだ。彼は民主党公認、自由・さきがけ・無所属の会推薦、社民支持と、非与党非共産の野党連合で戦っているのだから、中央政界で報道が公職選挙法改正がらみで与党攻撃を開始した以上、有利であろう。逆にこれで野党連合が負けたら、野党は自分のアイデンティティーを再構築しなければならない。特に民主党は政権奪取可能な政党としての政策が国民に通用しなかったということで、「万年野党か分裂か」の危機にさらされる必要があるのかも知れない。最も補欠選挙で、地方故に野党の基盤が弱いから、「絶対勝つ」のは無理かも知れないが。 自民党公認の山下氏は銀行員としての経歴が良く、父親の山下元利氏は最後まで田中角栄に従った苦労人である。何で衆議院選挙で出馬しなかったのかと思うくらい良いタマなのではないだろうか。補選において世襲の人は強いし自民党は強いので、実力通りの開票結果が出るかも知れない。ただし、山下氏は当選しても「自民党の明日を作る会」に行く可能性が強いのではないだろうか。所属派閥もすんなり決まるだろうか。山下氏が国会に入った時点で、橋本派は無かったりもするが。
49 :
レドンド :2000/10/20(金) 03:25
参院選の比例系って宗教関係(自民)やら労組上がり(民主)が多いですよね。 非拘束制がいいとはとてもいえませんけど、拘束制も拘束制で問題があるような。 本来なら選挙には弱いけど、国政には必要な人材が比例で出るべきなんですけどね。 ドイツのコールがそのタイプだったような…(違うかも) しかし、非拘束でも案外変わらないのかもしれないですね。上記の支援団体上がり の奴らには支援団体が大挙して投票するんでしょうし。 それと私は、次の参院選で比例名簿に有名人載せまくるのはマイナスだと 思います。あえて「有名人には頼りません」と宣言した方が今の有権者には 受けがいいと思うんですけども。 それとは別に公明党が有名人を担ぐかが見ものではあります。
50 :
二九六 :2000/10/20(金) 08:14
時間がないのでレスできないけどあげ 時間があったらそれもそれで困るけど・・・
51 :
作者読者 :2000/10/20(金) 16:09
レドンドさん、二九六さん、レスありがとうございます。この時間荒らしが多いけれど。
>>49 企業とか労組とか各種団体って幽霊党員が多いらしいです。トップが勝手に名簿と人数分の党費を出してしまう場合も多く、知らない内に党員になっていた人も多いようで。だから実際にこれらの各種団体が選挙運動をやるとなると、まず構成員の実態把握から始めないといけないそうです。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/20(金) 16:41
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53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/20(金) 21:12
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/21(土) 02:00
塗り塗り
拭き拭き
ゴシゴシ
57 :
作者読者 :2000/10/23(月) 01:09
首長選の政党相乗りについて。 なぜ中央政界で対立している諸政党が地方の首長選になると相乗りするのか、という質問を、民主党の国会議員(主にメルマガを発行している方々)にメールで送った。自分は相乗りには反対だ、相手が非常に強くて民主党内も割れている、などのお答えをいただいた。ある人は、「民主党のモデル自治体」を作って、民主党政権のイメージの現実化を図らなければならないとの意見をいただいた。返事を下さった皆様に感謝したい。 地方自治体独自の政治構造というのもあるだろう。議員立法や予算修正はほとんど皆無、大統領的首長と配下の官僚がほとんどの政策を立案運用する。議会で多数を取っていない政党が首長に反抗して勝てばいいものの、敗れれば完全に政治から干されてしまう。そこへもってきて首長選は関心が薄く、少数政党の基礎票だけでは多数党の基礎票に及ばない。国民の関心が地方自治体独自の政治構造に興味を持ってくれないと、首長選の与野党相乗りは仕方ないところなのだろうか。 我々に身近な地方政治であるが、我々は役所で邪険な振る舞いを受けた仕返しは地方議員に託すものである。地方議員はとりあえず政府のチェック機能を果たす。極端にいえば、地方議員は裏の方で地方官僚に陳情を出したり知恵を貸したり脅しすかして政策に手を入れさせたりはできる。しかし、政策の根幹は首長が作った基本計画に既に書かれており、ほとんど動かすことはできない。予算も基本計画に則した予算編成が主で、正攻法で行くなら地方議員は予算に賛成する機能しか持たない。 国民は理性的で利己的ゆえに、地方政治は裏で操っているように見える。得をしている人はしっかり得をしているということなのか。
作者読者さん&ご覧の皆さん、半分荒らしのような滋賀補選総括です 板汚しですみません 滋賀は逝ってしまいました 悲しきや痔民の時代に逆戻りあの投票率じゃそうなることはわかってたはずなのに 共産党さえいなければと言う 民主関係者 武村を使わなかったからと言う さきがけ関係者 田舎の農民土建屋の年寄りが元さんの息子や言うだけで投票に行ってしまった あれだけ 二区がポイントやと言うて居ったのに 法雲は 都市部でしか動いてない 選挙戦の初歩的なミスです あと痔民の追い込みが効いてますね 土曜日の20時以降の動きが凄かった 今までにないほど締め付け&手榴弾作戦 二区の北部(長浜市・東浅井郡・伊香郡・西浅井郡) では異常なほどの動きを見せてました 法雲は地元が北部でもいまいち動かなかったし 地元の期待を裏切って全然活動しなかった 蓋を開けるまでは自民は負けを覚悟していた 自民党の票読みをした県議は 僅差負けと言う数字を出した 両陣営とも投票率は50%と読んでいただけに 投票率が低いのが自民に追い風だった 労組の人が投票に行かなかったせいで負けた選挙ですよ 民主の選挙下手が露呈した最悪の参院補選でした
59 :
作者読者 :2000/10/23(月) 09:57
湖国の雄さんレスありがとうございます。神奈川から滋賀補選総括です。 とにかく盛り上がりの欠ける選挙でした。選挙関係者だけが一生懸命だった選挙だったのでしょうか。2ちゃんねる議員選挙板でも扱いが小さかった。タレントがいないと動かない有権者意識が露呈した模様です。 朝日新聞滋賀板では3候補の政策紹介比較をやっていたが、自民党候補と民主党候補との差が出なかった。どちらに投票しても同じだという印象を喚起してしまったのでしょうか。 総選挙の時よりも与野党間の差が付いたのは、自由党・社民党支持者が投票所に行かなかったのが原因でしょうか。野党選挙協力は機能しなかったようです。実際自由党・社民党関係者の滋賀入りは報道されなかった。 民主党は衆参の補選の教訓を最大限に生かす必要があるでしょう。タレント候補・2世議員が勝ったという現象が悪い影響を及ぼさないと良いのですが。
60 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/23(月) 09:59
>>59 そうそう。昨日の選挙の結果は明らかに民主党の退潮傾向を示している
マジでヤバイかもよ。民主党
衆院東京21区補選の総括はまた機会があったら書きます。
62 :
名無しさん@1周年 :2000/10/23(月) 11:01
痔明はとうとう田舎のじいちゃんばあちゃんしか騙くらかせなくなったな(嗤
63 :
作者読者 :2000/10/23(月) 22:26
とりあえず過去のデータ。 東京21区(立川市・昭島市・日野市) 投票率61.65%(前回61.65%) 小選挙区有効投票数207992(前回191799)比例区投票数207865(前回189498) (小選挙区) 山本譲司(民主)98775(47.49%)前回55458(28.91%) 加藤積一(自民)73067(35.13%) 鈴木進(共産)36150(17.38%) 小沢潔(自民) 前回49308(25.71%) 古賀俊昭(新進) 前回46919(24.66%) 岩佐恵美(共産) 前回40014(20.93%) (比例区) 自民党39831(19.16%)参院選37331(19.45%)前回47684(25.16%) 民主党64658(31.11%)参院選49999(26.05%)前回47554(25.09%) 公明党26095(12.55%)参院選27585(14.37%) 自由党24143(11.61%)参院選17395(9.06%) 社民党14817(7.13%) 参院選12079(6.29%) 前回10660(5.63%) 共産党30515(14.68%)参院選37764(19.67%)前回35292(18.62%) 自由連合1058(0.50%) 前回776(0.41%) 新進党 前回45266(23.89%) 新社会党 参院選2133(1.11%) 前回2266(1.20%) その他6748(3.25%) 参院選7657(3.99%)
前回の投票率は57.86%です。訂正。10月24日の新聞に今回の補選のデータが出たらこちらに書きます。
65 :
二九六 :2000/10/24(火) 06:38
東京21区総括 長島より川田の方が菅っぽい。 おわり。
66 :
作者読者 :2000/10/24(火) 15:50
杞憂なニュース
野中氏、首相批判の自民若手議員処分を示唆(
http://www.yomiuri.co.jp/01/20001024ia04.htm )
自民党の野中幹事長は二十四日午前の記者会見で、同党の石原伸晃、渡辺喜美両衆院議員らが北朝鮮の拉致(らち)問題での森首相の発言を踏まえ、首相の辞任を求めたことについて、「自民党が幅広いからといって、何を言ってもいいというわけではない。一国の首相の退陣要求を口にするのは不届きなことだ。執行部として容認できない」と激しく批判し、党として処分に踏み切る可能性を示唆した。
ごまめの歯ぎしり10月18日号(
http://www.taro.org/dailytopics.html )
午後、参議院議長が辞表提出。部屋をのぞいた議員が、すっかり掃除してあったぞ、と。我々は、斎藤議長支持だが、参議院では手も足も出ない。
青木さんの頭の中をのぞいてみたい。結局、これが自民党の体質か、ということになってしまった。しかし、この自民党の中でもより自民党的な参議院をつくったのは拘束名簿方式。やめるにこしたことはないが。
いよいよ衆議院にまわってきたらどうするか、明日を創る会で対応を協議。
「自民党の明日を創る会」のメンバーに参議院議員は6人いるが…。
で、補選のデータも出ないし、二九六さんが代わりに解説してくれたので、しかも森総理の拉致問題発言で頭こんがらがっているので、こっちの解説は無限延期します。
68 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/24(火) 16:04
>>66 やっぱり河野タローはデンパだな(わらわら
そうか、石原氏と河野太郎氏は非拘束名簿賛成ということになるんだ。加藤紘一氏は推進者だし。 彼らが自民党にいたまま自民党打倒を叫ぶと、自民党に票が入ってしまうんだ。これは参ったね。
70 :
かいと :2000/10/24(火) 19:40
そう、入っちゃうの。 自民が森を降ろして、それなりの(森よりましな)人すえれば、 次の選挙自民党が勝っちゃう可能性が高い。 だって、小渕だって、能力なかったのに、森よりましって事で、 評価が上がってしまったんだもの。まあ、亡くなった事もあるけどさ。
71 :
秀@レイカ Love :2000/10/24(火) 21:16
>>69 -70 それは民主党の政権奪取戦略がへなちょこすぎるというのがあると思う
72 :
election-enthu :2000/10/24(火) 22:18
川田スレでやると煽りがおおくてうざいのでここで。
>>63 参照して、今回の21区の分析と、さらに興味があるのは次回投票率が上がったとき、誰が勝つのか。
構図は今回と同じで、共産候補なし、川田陣営は息子が出るとして。
お願いします。
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/24(火) 23:26
>69、70 そう。うんでサンプロで田原が若手リベラル系に対して 「自民党はずるいんだよ!」と怒鳴るわけ。
74 :
作者読者 :2000/10/24(火) 23:38
election-enthuさん
>>72 共同通信社が953人に対して出口調査を行った結果(なぜか神奈川新聞がソースです)。
「支持政党なし」が約30%で、その約61%が川田氏に、約15%が加藤氏に、約15%が長島氏に投票した。
自民党支持が25%で、その約85%以上が加藤氏に投票した。
民主党支持が24%で、その約38%が川田氏に、約51%が長島氏に投票した。
公明党支持が4%で、その約85%以上が加藤氏に投票した。
共産党支持が8%で、その約82%が川田氏に投票した。
75 :
作者読者 :2000/10/25(水) 00:00
東京21区補選(立川市・昭島市・日野市) 投票率40.39% 小選挙区有効投票数139361(前回比−33.00%) 川田悦子(無)51008(36.60%)(なし25503、民12710、共9142、残3653) 加藤積一(自民)48883(35.08%)(自29614、なし6271、公4738、残8260) 長島昭久(民主)25843(18.54%)(民17058、なし6271、残2514) 工藤てい子(社民)13627(9.78%) 自民党34840(前回比−12.53%) 民主党33447(前回比−48.27%) 公明党5574(前回比−78.64%) 自由党不明(前回比不明) 社民党不明(前回比不明) 共産党11149(前回比−63.46%) 支持政党なし41842 その他12542
76 :
election-enthu :2000/10/25(水) 00:55
>74 とりあえず、 民主支持層が今回は相当川田に流れた。(次回に戻ってくるのか?) 公明支持層がだいぶ棄権した。 と読みとれますね。
77 :
election-enthu :2000/10/25(水) 01:25
78 :
名無しさん@小沢信者 :2000/10/25(水) 02:16
>加藤氏は六月に自分に投票した人の九割近くを再び引き込んだ。 投票所に行った残りの1割は長島の政策を評価して長島に流れたんでしょうな。 この1割は政治意識の高い自民党支持者と言えるでしょうね。
79 :
名無しさん@小沢信者 :2000/10/25(水) 02:17
80 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/25(水) 02:21
>構図は今回と同じで、共産候補なし、川田陣営は息子が出るとして。 >お願いします。 この条件ならさすがに無党派層も川田には当選しないんじゃないか。 共産2回続けて候補者擁立しないなんて言ったらさすがに有権者も気付くだろうし。
81 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/25(水) 02:28
公明党5574(前回比−78.64%) 公明は何故協力しなかったのだろうか?前回の衆院が原因か。 普通に選挙協力してりゃ加藤勝ってたな。
82 :
二九六(本物) :2000/10/25(水) 08:04
>>77 など
日野はちょっと前まで共産系市長でしたし、中選挙区時代には岩佐恵美がいました。
人口は少なめですがその分都市の割合が高いです。恐らく小選挙区になってからは
ここの革新層はジョージに投票してきたはず。したがって今回は川田に票が集まった
のはむしろ当然。
昭島は小沢潔の地盤で、保守の強い地域。立川はその中間。意外に田舎。
>>80 無党派層は、旧社会党支持者が多く、共産党に対する拒否感は弱いです。(旧社会党の活動家
層は共産嫌いですが。)もともと自民党に対する拒否感は強く、政党不信であり、無所属候補
を好む傾向にあります。前回選挙ですと、支持政党なしの人の中では共産党は自民党とほぼ同
じ得票でした。
民主党の長島は、政策通ということで菅っぽくはありますが、菅がもっているような泥くささ
彼等の言葉を借りれば草の根イメージがなく、生協・市民運動系の人には受けがよくないですね。
ボランティア好きの活動家たちはどんどん川田陣営に行くでしょう。
長島が次回出るとしたら知名度は上がりますが、投票率のアップと現職の強い小選挙区の効果で
川田圧勝と見ます。あ、息子だから現職でなく世襲か。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/25(水) 09:45
再び審議拒否を蒸し返してみる 自民支持率、内閣支持率、連立支持率にダメージを的確に与えたようです 今回は審議拒否の引き上げ時も誤らなかったし。少しは成長したカナ? 何しろ2月の時の審議拒否は「賛成だが審議拒否」というワケワカなことしてたしなぁ
84 :
作者読者 :2000/10/25(水) 11:48
>>76 >>81 公明党支持者は出口調査の際「支持無し」と答えた人が多いと思われます。ですから加藤氏に行った「支持無し」票のかなりの部分は公明票、あと若干自民票であると思います。
85 :
作者読者 :2000/10/25(水) 15:44
それで、
>>75 の表ですが、各候補者の得票中の支持政党別の割合、並びに政党別得票数は正式な数ではありません。私が独自に共同通信社の出口調査から計算した数字です。余り信用しないで下さい。
86 :
election-enthu :2000/10/25(水) 23:20
>82 私も川田の勝ちと思います。 民主党は菅のお膝元で確実な選挙区を共産(系)の指定席にされてしまった。山本不祥事の見返りは大きいですな。
87 :
作者読者 :2000/10/26(木) 00:03
東京21区補選について(コラムの時は「だである」調である)。 「川田氏有利」のアナウンスにより無党派層や各政党支持層の「勝ち馬投票」が川田氏に行ったのがかなり大きいと思われる。 無党派・民主党・社民党・共産党支持の間を動き回る「(造語)真性左派層」は川田氏・工藤氏・棄権に分散したと思われる。菅プロパーがこれに含まれる。 共産党支持層は(一部「隠れ無党派層」となりつつ)川田氏に投票したと思われる。しかし、一部は工藤氏に投票し、共産党プロパーは意外に少ない(真性左派で一時的な共産党支持者が多い)と思われる。棄権は少ないと思われる。 自民党の徹底した選挙戦略により、勝ち馬投票を除いてほぼ全ての自民党支持者が棄権せずに加藤氏に投票し、さらに民主党や自由党から少なからぬ支持者を奪還した可能性がある。しかしそれ以前の段階で支持者を奪われ過ぎていて、基礎票が足らなかった。 民主党支持者のうち、プロパーは長島氏に、無党派・真性左派で一時的な民主党支持者は川田氏・工藤氏に投票、または棄権した。旧民社系がほとんど棄権したのではないか。 公明党支持者は(一部「隠れ無党派層」となりつつ)加藤氏に投票したが、棄権した人も多い。組織として動かなかったのではないか。加藤氏の敗因の一つであろう。 自由党支持者は、なぜか「隠れ無党派層」となって長島氏に投票した人もいたが、加藤氏に投票した一部を除き、おおかた棄権したのだろう。 社民党支持者はほとんど棄権せずに工藤氏に投票したと思われる。 長島氏は自分の政策を述べる機会が無く(難解だから?)民主党の主張を繰り返したにとどまったのが、民主の不人気をもろに喰った原因ではないか。
88 :
名無しさん@立川 :2000/10/26(木) 00:21
>二九六さん >昭島は小沢潔の地盤で、保守の強い地域。 ちょっと、あら捜しになるが、小沢潔は国立。 小沢の地盤はむしろ新20区(そういえば娘婿の清水が出てたね)。 昭島は「自民党の地盤」と言ったほうが正しいかも、当時の市長も、青梅の石川要三をむしろ頼りにしてたらしいし。
89 :
二九六 :2000/10/29(日) 08:08
>>88 ご指摘ありがとうございます。
潔は小選挙区で、中選挙区の中の自分の地盤が弱いところから出ていたのですね。
90 :
作者読者 :2000/10/30(月) 00:24
経済を重要視しすぎると国家はどこかに消えていくことについて
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt33/20001023eimi071323.htmlは 、日本経済新聞の連載「教育を問う」の最初の段である。日本経済新聞か過去に「司法 経済は問う」という連載をやったことがある。この新聞社はどこかに「経済中心主義、経済無謬主義」発想があって、経済が良ければ後は野となれ山となれとでも考えているのではないかと思いたくなる。
「社内の10人に1人は外国人にしたい」と号令する社長、日本の教育システムが送り出す人材は「単なるコスト」と映る経営者。彼らにとって「日本」なんてどうでもいいことなのであろうし、会社が儲かるのなら当然のように売国もするであろう。彼らは私人であるから国民から糾弾されないし、情報公開もされない。しかし日本を栄えるも滅ぼすも彼らの仕業になる率が高い。政治を語り、政治に何かを期待する私も、日本経済新聞のこの記事を読んで暗澹とした気持ちになった。
日本の「経済人」は日本を捨てて華僑やユダヤ人のような「国際人」になりたいのであろうか。でも、華僑には中国という拠り所、ユダヤ人にはユダヤ教とイスラエルの地という拠り所があり、彼らはその拠り所を大切にしていることを日本の「経済人」は忘れている。自分の拠り所あっての「グローバル・スタンダード」であり、世界を股に掛ける資産運用があるのだし、多国籍企業があるのである。
「経済人」が日本に幅を利かせているから、政治の世界でも経済の話が多くなった。「経済人」が日本を軽視しているから、日本の教育や日本の国益が政治の重要課題として上らなくなった。今度は、「経済人」が日本を捨てたおかげで、日本はユダヤの国のように国土を奪われ、日本人は迫害されて放浪することになるのかも知れない。
91 :
作者読者 :2000/10/30(月) 00:25
勝手に便乗、国民再教育について 前段で日本経済新聞及び日本の「経済人」について辛辣に書きすぎた嫌いがある。日本経済新聞は「経済の観点から日本の教育をどう考えるか」について一論点を与えているに過ぎないのだから、そんなに目くじらを立てなくてもいいのではないか、という感じもする。で、私は便乗して日本の教育についてこの際論じてしまおう。 今の世の中、語学とコンピューターに代表されるサイエンスに関する知識さえあれば就職できる。あと、数学を知っていれば経済・金融で活躍できる。法律を暗記していれば文系科目は充分である。結局、我々日本人は老若男女全員、これらのことを再教育してもらわないと困る。働いている人も、週に一度は仕事を休んで語学・サイエンス・経済金融数学・法律の4科目を履修できるようなシステムが欲しい。これらの教育が必要なのは若い人だけではない、日本人全員、管理職だろうが主婦だろうが政治家だろうが隠居した人だろうが、皆必要である。彼らは「私に教育?ふざけるな!」とおっしゃるだろうけれど、実際必要なのだから、これがないと世界から生存許可をもらえない仕組みを作られそうなのだから仕方がない。 それと、できれば今の4科目に加えて「日本論・日本政治論」を国民全員に再教育して欲しい。日本人とは何か・政治とは何か・自由とは何かとかいう、政治に関する知識が日本人には足りないような気がする。自由を所与のものだと思ったり、権利と義務は一緒に存在することを知らなかったりする人が日本経済の上部にいたりしないか。心配である。 でも、「日本論・日本人論」のテキストは難しいだろう。もっと我々がイデオロギーにとらわれずに政治や日本について議論を尽くしていかないと、テキストに政治的思惑があったり、昔の全体主義の教科書になったりしてしまうから。
92 :
作者読者 :2000/10/30(月) 08:02
どこかの党がタレント候補を出してきたら、他の党は同姓同名の人を出して票を按分すればいいのかもしれません。 あるいは、当選させたい新人の通称として、出馬したタレント候補の名を名乗る(公示日にやればよし)。
93 :
election-enthu :2000/10/30(月) 23:21
>92 前にどこかの首長選で、この作戦をとったことがあると聞いたことがある。
94 :
場違い覚悟でお尋ねします :2000/10/30(月) 23:59
>93 enthuはどう読んだらいいのですか?
95 :
election-enthu :2000/10/31(火) 01:13
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/10/31(火) 02:23
「エンスー」じゃだめ?
97 :
94@眠り損ねの静岡県出身 :2000/10/31(火) 03:00
そのenthuでしたか。なんとなく「えんしゅー」と読んで,何となく遠州(遠江)と関係あるかと。
98 :
作者読者 :2000/11/02(木) 00:50
加藤内閣の閣僚・党三役の予想について 2000年12月に、森総理大臣は「21世紀に向けて人身一新、総力内閣で新世紀を迎える」と発表して、政権を加藤紘一氏に禅譲する事を表明、加藤内閣が発足した。併せて自民党の新三役人事が行われた。省庁再編後初の内閣には興味深い顔ぶれが出揃った。 別名「YKK内閣」。山崎拓元政調会長が防衛庁長官、小泉純一郎元厚生大臣が外務大臣に就任し、彼らの結束力で2001年の政局を乗り切る心構えだ。 2001年度予算の編成に向かう財務大臣は谷垣禎一元金融再生委員長、経済産業大臣は堺屋太一氏が留任、金融再生委員長には額賀福志郎元防衛庁長官が就任する。 新省庁には大物が続々と入閣。国土交通大臣には亀井静香政調会長が就任、辣腕を振るう。文部科学大臣には保守党の扇千景建設大臣、厚生労働大臣には公明党の坂口力政審会長が入閣。省に格上げされた環境省の初代大臣には村上誠一郎自民党副幹事長が初入閣。野中広務幹事長の入閣が噂された総務省には西田司自治大臣が就任した。 内閣の要である内閣官房長官には堀内光雄元通産大臣が就任。農林水産大臣は谷洋一氏が留任。法務大臣には参議院議員の鹿熊安正氏が初入閣した。 党三役は、幹事長には村岡兼造元内閣官房長官、総務会長には小里貞利氏が留任、政調会長には尾身幸次元経済企画庁長官が、それぞれ就任した。 今度の加藤内閣は自公保体制の枠組みや派閥の勢力を考慮しつつ、予算・重要法案の審議、さらに7月の参院選を見据えた布陣となった。加藤新首相はYKKや加藤派を頼りに、森内閣を支えた亀井氏・扇氏らや今回無役となった野中幹事長と近い西田氏・尾身氏らと微妙なバランスを取りながらの政権の舵取りとなりそうだ。
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/02(木) 01:13
>98 小泉以外新鮮味ない。いまさらYKKじゃないでしょ。(わら チカゲは閣外に去ります。保守党は入閣待望組で出来たのだから。西川か小池か井上でしょう。加藤が亀井を国土交通に指名するか・・。それだけでイメージダウンになるので亀井の線はなし。堺屋氏はなし。固辞する。官房長官は新鮮味のある人を当てるでしょう。在庫一掃的な人はきません。田中真紀子が国土交通や官房長官に抜擢するかも。
100 :
MakePeace@選挙でGO :2000/11/03(金) 02:36
>98 なかなかそれっぽいですね。 橋本派2、加藤派(首相除く)2、森派2、江藤・亀井派2、山崎派1、旧河本派1、公明1、保守1、民間1、河野グループ0ですか。 今期で引退の鹿熊氏が入れば「記念入閣」とでも言うのでしょうか。ただ保守の1はなくなるかも…(橋本派+1?)。
101 :
MakePeace@選挙でGO :2000/11/03(金) 02:49
100の補足(憶測) しかし堺屋氏は小渕さんの連れてきた人ではありますが、留任となると「総裁枠=加藤派」で計算しろと亀井さん辺りは言い出しそうな気もします。すると加藤派が1減か。 保守党は「3党連立」の建前上、公明色を薄めるため?の入閣はあるかもしれないですが、なんせ1ケタ議席。大臣のイスも減るしなあ…。「副大臣」2人くらいくれてやって大臣無しなんてことも。河野グループも0だし。
102 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/04(土) 06:17
額賀はそこまでのタマではない。ハクオの再登板キボーン。
103 :
今亜寿 :2000/11/04(土) 06:59
>98 その内閣だと党三役は反YKKで固まりそう・・・ それじゃその内閣はもたんと思いますが・・・
104 :
作者読者 :2000/11/06(月) 00:08
11月からの政局について 前のコラムがみんごと不評だったのでその反省を込めてこれからの政局について。臨時国会は若干の法案と補正予算を審議して12月1日に会期末。12月には省庁再編があって内閣改造がある。翌年1月から通常国会で、2001年度予算審議。 補正予算・2001年度予算の骨子は既にできているので、予算関係大臣は12月の内閣改造では普通交代できない(1996年1月に村山内閣から橋本内閣に交代、村山総理・武村大蔵大臣は「敵前逃亡」と揶揄される)。従って、宮沢財務大臣・堺屋経済産業大臣は留任であろう。そして、現在検討されている予算案の内容に、加藤紘一元幹事長は反対しているから、この時点で加藤氏の経済関係官僚での入閣はないわけである。 ということは、通常国会で施政方針演説を行う4閣僚(従前は首相・蔵相・外相・経企庁長官)の交代はない、と見た方が良さそうである。森総理の12月退陣はない。あるとしたら予算成立後の4月であろう。 12月の内閣改造は施政方針演説4閣僚の留任、現内閣の枠組み重視が基本である。一部では坂口力氏(公明党、厚生労働大臣での入閣か)、片山虎之助氏(参院自民、非拘束名簿式参議院選挙制度の発案者として多くの答弁をこなした)、額賀福志郎氏(橋本派、「滞貨一掃」内閣への入閣を見送ったという話がある)らの入閣が取り沙汰されている。加藤氏・山崎拓元政調会長は主張の違いによって入閣しないが、予算成立後はどうなるかわからない。12月の内閣改造は、副大臣を含め、ほとんど異動はないのではないか。 野中氏の幹事長辞任があると、少し状況が変わるかも知れないが、政変は4月と見てもう少し粘るのではないか。亀井政調会長の動きにも注目。
結論から言えばまず参院選前のYK入閣はあり得ないと思う。今回の反旗で打診があろう筈もないし、あったところでそれにYKがのるメリットが全くないからだ。もし入閣すれば森と一蓮托生になってしまうし、主流派の下で担がれたところで傀儡にしかなれない。一方で、参院選に自民が敗れれば、非拘束式導入までやって負けた主流派の権威は一気に失墜し、その煽りでYKは一気に浮上することが出来る。今回の反旗で主流派が結束し、支持率の高低に関わらず森体制で参院選まで行く公算は大きくなった。森では勝てないと思うのなら、今は現体制と距離を置き、参院選敗北の責任がなるべく降りかからないように石を布いておく我慢の時である。声高な執行部批判は選挙責任を大きく問われない程度の時期に切り上げ、あとは黙って自派の選挙準備を行うのが上策だろう。YKが具体的な動きを見せるとすれば、参院選の結果が出てからだ。
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/06(月) 18:26
森が失脚したら、清和会の後釜は誰かな? 小泉?中川?
107 :
作者読者 :2000/11/09(木) 00:11
12. 問題を当事者同士で解決することについて。 今回は、介護保険で有名になった某市の市長から伺った話から示唆を得た。 例えば、市が工場を誘致しようという政策を市民に提案する。本当は市の一存で工場を誘致することもできそうだが、市は住民自治の原則に則る。市民の中には、振興策として良いとか法人税が市に入って財政が良くなるとかの理由で賛成する人々もいれば、環境に与える影響が心配とか人の流入により治安が悪化するかも知れないとかの理由で反対する人々もいる。大層に言うと市民の中に賛成派と反対派ができる。問題は市と賛成派と反対派とその他の市民が工場誘致という政策をどう処理するかというところである。 賛成派は市に「反対派を何とかして、工場を誘致してくれ」と請願し、反対派は市に「賛成派を何とかして、工場誘致政策を撤回してくれ」と請願する。市は正反対の請願を調整する役回りを行う一方、賛成派反対派同士は解決を市に依存してお互いで交渉して解決しようとはしない。お互いでやることは喧嘩ばかりである。住民自治の原則を徹底するのなら、市民の意見が割れたときは市民同士の調整・交渉で極力解決する、お互い解決のために努力しても解決しなかった場合に市にゆだねる、というスタイルでやっていかねばならないのではあるまいか。 一般化する。人々は、意見が割れる問題に直面したとき、当事者同士自身で解決しようとせず、「御上」に解決を任せてしまうことが多い。国民主権・住民自治を実践するにおいて大きな課題であると思う。人々の主権自治意識の欠如と、大げさに言えるのだろうか。 例えば、元従軍慰安婦が直接旧軍関係者に慰謝を求めた、という話を私は寡聞にして聞かない。なぜか現体制の政府が介在する羽目になっている。
108 :
作者読者 :2000/11/13(月) 00:35
13.小沢一郎氏の「普通の国」への諸政策の利用について 北岡伸一先生の『普通の国へ』(雑誌論文集成、2000.7発行)のまえがきから引用する。「新進党結党以来、その事実上のリーダーであった小沢一郎自由党党首は、2000年6月の衆議院選挙で、生き残りをかけた戦いに直面している。(原文改行)それにもかかわらず、小沢氏が打ち出した『普通の国』という方向は、徐々にではあるが実現されつつある」。 小沢氏の「普通の国」への諸政策は、小沢氏と直接関係のないところで利用され、実現されていったのというのが、最近の政治であった。そして、小沢氏の「普通の国」への諸政策で実現されていないものも残っている一方、それに代わる画期的なビジョンと諸政策を持って出てくる政治家がいないような気がする。だから、次期総理大臣に小沢一郎氏を挙げて、彼が「普通の国」への諸政策を完成させることを期待する人々が多いのであろう。 小沢氏の「普通の国」への諸政策に反対する人も多い。しかしそれは、政策自身に反対するよりも、政策を運営している人々の思想・信念を信用できないという反対のほうが多いような気がする。例えば、岸信介首相は元A級戦犯・戦前体制下で利益を享受してきた人だから、彼の運用する日米安保条約は反対である。今の日本の官僚は腐敗しておりかつ政官癒着が甚だしくかつ反民主的であるから、彼らの運用する組織犯罪防止法には反対である。政策そのものには反対していないことに注意すべきである。 つまり、大体の人は、運用する人が間違いを起こすような人ではなかったら、小沢氏の「普通の国」への諸政策そのものには賛成のはずである。民主党の鳩山由起夫代表が小沢氏の「普通の国」への諸政策の利用・実現を目指すようである。これによって、鳩山氏を「無色透明」から「運用すると間違いを起こす人」に人物評価を変えては変である。
109 :
>108 :2000/11/13(月) 02:18
「普通の国」と言いつつも、自分の生活にダイレクトに関係しない 事柄が多いから、普通の国民は賛成・反対というより無関心では? 第四段落で「賛成のはず」と言ってるけど、どうして? 反対しない=賛成、ではない。
110 :
作者読者 :2000/11/13(月) 09:49
>>109 さん
確かに今の日本の人々には、「普通の国」への諸政策には無関心でしょう。本当は国民・近代市民として最低限関心を持って行かねばならない事項だと思いますが。
反対しない=賛成、ではないというのはおっしゃるとおりです。ただ、「普通の国」への諸政策そのものに反対している議論を私が知らなかったので、「賛成」と書いてしまった次第です。
111 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/13(月) 10:36
>>107 単純化してみると、
・賛成派、反対派ともに自分に都合の良い理屈だけ声高に主張し、
役所に圧力をかける。
・政治家もいずれかに与し、調整しない。
・結局、役人が調整して決めざるを得ない。
こんな政策決定過程を辿ることもままありますね。
「官主導」とか「官僚支配」といいますが、実態は
「官僚任せ」と言った方がいいのかも知れません。
潜水艦加藤艦長のカトウです。 皆さん、ご心配なく。 我々の自民艦隊離脱の意思は磐石です。 今回のオペレーションは暗号名YH11の名で今年4月 から入念な準備作業、演習訓練を積み重ね満を持しての 作戦決行です。決して私の一時の思い付による行動ではありません。 この間の幹部会合は19回を数え作戦は細部に渡るまで詰められ 一寸のすきもありません。わが参謀本部長カワサキ君を始めとする優秀な スタッフ達が不休で作戦計画を作成してくれました。これは勝てるいくさです。 わが艦支援基地中央制御分析センターの最新分析によると勝率は82%です。 すでにわが艦付属潜水艇明日を創る会の艇長イシハラ君による特殊工作 任務も成功に終わっています。イシハラ君と彼の親友シオザキ君は 海軍特殊諜報部隊スティールシャークス出身の諜報活動のエリートでもあります。 今回作戦決行に至る過程では民主艦隊との連携工作、自民艦隊 若手エリート将校の切り崩し工作双方で高い成果を上げてくれました。 すでに民主艦隊最高実力者空母菅のカン司令官との間には専用特殊暗号回線 エニグマが敷設されわが艦との連携は完璧です。YH11作戦は民主艦隊の 自民撲滅作戦と完全に連動しております。鳩山総司令官の自民司令部 に対する威嚇発言もYH11作戦に組み込まれた正規の作戦行動です。 全ては計画通り順調に事が運んでおります。この作戦は必ず成功するでしょう。 いや成功させてみせます。 私の事を臆病者などと愚弄する方もいるようだが、私は決して臆病なのではない。 冷徹なリアリストは常に冷静に状況を判断して慎重に策を練り万全の対策を 立てて事に望む物です。それが私、超大型タイフーン級原子力潜水艦加藤 艦長カトウの生きる道です。これが最後の勝利者となる最善の道だからです。 憶測はミスを生みます。冷静に物事を判断した時、後にどんな結果が待ちうけて いようと後悔する事はない。わが永遠の海軍元帥ヨーダミヤザワの遺言を胸に 私は必ずこの戦いに勝利して見せます。 皆さんどうか御理解と御協力のほどを、よろしくお願い致します。
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/15(水) 00:43
はい?
114 :
作者読者 :2000/11/16(木) 00:45
14.若者が政治に参加することの種々について。 11月15日に「若者の政治参加をめざして」という選挙権年齢の引き下げを求めるシンポジウムに行った。あるいは、「小沢一郎政治塾」が「責任感を持った若い人材が必要」として、20才以上35才以下の人材を募集している。自分って若いけど、政治に興味を持っているし、政治家を目指すか、という人がこれから増えそうである。 少子高齢化社会における累積債務や年金制度、あるいは有事の際の勤労奉仕など、若者にかかる期待や責務がますます増加していくと、若者の意見が世の中のキャスティング・ヴォートを握る可能性が高い。恐らく早い段階で選挙権年齢の引き下げが行われるだろう(これに関する法案は今国会の時点で民主党から既に出ている)。しかし、若者に政治教育が充分行われていない、一部の若者は社会経験を持たないから政治が理解できないのではないか、(前出のシンポジウムではさすが、着メロが鳴らなかった)若者は自分の尊厳を守るための最低限の礼儀を守れるか、とかの諸問題が残るであろう。私としては、所得税控除を受けている人は何才でも選挙権付与、しかし所得税を払っていない人は23才まで選挙権はお預け、というアイデアがある。制限選挙になって憲法に抵触するが。 「小沢一郎政治塾」の入塾用件の中に、10万円程度かかる年2回の合宿費用を含め各研修の費用は自己負担、2通の入塾推薦書を申し込み時に提出、という若者にとって厳しいものがある。卒業までの2年間で概算60万円かかる。若者を推薦する労を執る自由党に好意的で自由党が認めるステータスの人が2人集まるだろうか。官僚予備軍の有力帝大卒の坊ちゃん嬢ちゃんが該当するのかな(申込書をもらっといて何を、と言われそう)。 若者が世論を動かすことはできそうだが、世論を集約することはまだ先のようである。
115 :
作者読者 :2000/11/16(木) 00:52
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/16(木) 01:28
ではさっそく、
>>1 の次期総選挙当落予想は実はすぐに必要かも。12月あるぞ!!
117 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/16(木) 02:56
作者読者さん、質問です。 介護保険で有名になった某市の市長>大阪の守口市の喜多洋三市長の事ですか? 何となく気になったもんで・・・。 変な事聞いてすいません。
118 :
作者読者 :2000/11/16(木) 09:32
>>117 さん、喜多洋三市長ではありません。首都圏の市長さんです。右即答。
119 :
アげてやるよ :2000/11/17(金) 01:21
たしかにスレッド名わかりにくいな。
120 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/17(金) 01:48
117です。 即答有難うございました。以前に朝日新聞の政治面で、地方自治の首長 を扱ったコーナーがありまして、そこに喜多市長のことが載ってたものですから そうかな?と思った次第です。 多分、喜多市長が全国市長会の会長か何かで、亀井静香が介護保険料の 徴収を先延ばしにしたのに逆切れして、厚生省とやりあったようなことが 書いてあったので、頭の中にイメージとして残ってたようです。
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/17(金) 01:54
作者読者氏はその市長に直接会ったの?
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/17(金) 04:51
117です。 先ほど、BS1のCNNか何かのNEWSHOURという番組を見ていたのですが、 アメリカの大統領選ネタで海外放送局の支局長レベルで座談会みたいな事を していました。 そこで、テレビ朝日の鈴木 悟ワシントン支局長(Nステとかに米ネタの時に出てる人) が出てたのには、少し驚きました。 テレ朝は、湾岸戦争後からCNNと提携してるはずなので、 それで、お呼びがかかったのでしょうか。 日本人が逆取材みたいな感じで、テレビに出てるところ(しかも、報道番組で)を 見るのは以外と珍しい感じがするので、結構見入ってしまいました。 鈴木支局長によると、「日本人は自分が巻き込まれてない事が条件ですが、 混乱を好む傾向があります。」という事だそうです。 今回の大統領選で、二人とも結構政策が似通ってるのを考えると、 対日外交戦略で少しの違いがあれど、2候補の影響力ということでは、 結果、結構当たってるかもしれませんね。
123 :
作者読者 :2000/11/17(金) 13:54
>>117 さん
>>119 さん
>>121 さん、わざわざあげてくださってありがとうございます。
私が会ったのは千葉県我孫子市の福嶋浩彦市長です。介護保険の要介護認定に関する市独自の指針を作って、全国一律の要介護認定を考えていた厚生省に対し、「自治事務である介護保険制度の運用は地方自治体の判断と責任で行う」という理念を以て対抗して成功した方です。
>>122 さんの文章を私が誤解していないといいのですが。今回のアメリカ大統領選挙に関する混乱は、直接選挙制・2大政党制というある種理想の民主主義が、その欠点に直面しているという点で興味深いです。2大政党は政策では区別が付かなくなり、感情的には極限に対立する状況が私には見えたような気がします。選挙管理委員会・最高裁判所など、国民が選んでいない「第3の権力」が有事に当たってはキャスティング・ヴォートを握るということも今回顕著だったと思います。
「民主主義先進国の危機を世界はどう見るか」という観点から世界各国のジャーナリストが番組に招かれたのだと思います。日本人は歴史を好み、特に乱世の時代の歴史を好む傾向にあります。他方、テレビドラマでも恐怖とか破滅といったネガティブなテーマが日本では受けます。鈴木氏の見解にはこのような日本人の気質が前提になっているのではないかと思います。日本人に限らず、人間は生き続けるためには安定した生活を求めますが、生きる意味を見つけるために形而上的に安定の逆の世界を作り出したのかなとも思います。
>>107 さん、返事が遅れてすみません。私は国民が政治を官僚任せにせず、国民自身が本格的に政治に取り組めるような社会の再構築が必要だと思います。そのためには、「政治」なるものの明確化、国民生活(特に国民の時間の使い方)の改善。国民全員の再教育、等が政治課題に上るべきだと思います。詳細はこの後のコラムに出す予定です。
124 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/18(土) 10:20
117です。 あげときます。
125 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/19(日) 01:00
117age
126 :
作者読者 :2000/11/20(月) 00:06
15.「真の国会議員」について 地元への利益誘導を行わず、自分の専門分野を究めて、もっぱら国のために働いている国会議員こそ「真の国会議員」と呼べる人ではないだろうか。今回はそんな国会議員を2人紹介する。しかし、欠点が目立つのもこの手の国会議員の特長でもある。 自民党の河野太郎代議士は、政局政治家のイメージが強いが本来はエネルギー・環境問題の専門家である。彼は「太郎塾」というエネルギー・環境問題を専門的にやっている学生や研究者を集めたシンクタンクを持っていて、彼のメールマガジン「ごまめの歯ぎしり」ではほとんどエネルギー・環境問題に関係する委員会や自民党部会での内容がレポートされている。国政報告会でもエネルギー・環境問題を地元の人にわかりやすく説明している。この点では非常に頼りになる政治家である。 一方彼は「自民党」「河野洋平の息子」「選挙区」に執着している。「自民党の明日を創る会」の会合に、自分の選挙区の人々を招待した。選挙区の人とそうでない人との対応が全く違う。今回の政局でも「他党と組む加藤氏には正当性がない」と一線を画している。 民主党の山井和則代議士は老人福祉問題の専門家である。特に「身体拘束問題」を専門とし、あの年代での老人福祉関係での現場経験はトップレベルであろう。彼の老人福祉問題を語る切羽詰まった姿勢は非常な共感を呼び、若手であるだけに期待が高まっている。 気配りは足りない。聴衆が足腰が鍛えられている老人福祉関係者だからよかったが、聴衆を立たせたまま延々と演説をすることがある。話したいことを短くまとめるという技術が彼にはないから、委員会での質問も中途半端に成らざるを得ない。他のことに関心のないので、一般人相手の選挙には絶対勝てないタイプなのだが、比例制度に救われている。
127 :
とはずがたり :2000/11/20(月) 01:38
はじめまして。いつもご活躍で。>作者読者氏 山井を比例単独に回して側面支援させたのにもかかわらず,玉置が負けたのもそもそも選挙向けの人ではなかったのですね,山井氏。 民主党の年金の専門家山本孝史氏も残念ながら落選してしまったしなぁ。特定の問題に関する才能は地域割りの選挙区制度とかならずしも適合的ではないのですねぇ。 河野太郎に関しては今回さすがに父親が首相になるチャンスを潰せないと言うファクターが大きいのではないでしょうか?
128 :
作者読者研究者 :2000/11/20(月) 04:08
>>126 山井さんは政経塾の出身。
今は東大にいる蒲島教授(元政経塾講師)が立派な人物だと誉めたたえるほどの
人物だそうです。でもそれほど若手のなかでも注目を集めてません。
個別の分野で仕事ができる議員が少ないのは政策秘書制度がまともに活用されて
いないのと同根の問題ですね。立派な議員を増やすには作者読者先生のように、
議員をそれぞれ誉めていかなければならないですね。
129 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/20(月) 10:26
あげ
130 :
名無しさん :2000/11/20(月) 10:48
ヘタレ池田行彦。いてまえ。!!!
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/20(月) 12:03
山井議員。 よくお勉強なさっていて立派な方なんでしょう。しかし、 政治家でなければできないことは、カネ(財源)を探して くること。 あれが不十分、これが遅れていると大声で吠えて、 行政機関を叩いているだけでは、物足りません。それも議員の 仕事ですけど。
132 :
作者読者 :2000/11/21(火) 13:55
16.立法府が行政府に負けたのではないかと思わざるを得ないことについて。 夕刊が出ても勝敗の帰趨は公にされなかった。NHKでは「いわゆる主流派は」と枕をつけて報道していた。結局皆が予想屋となるしかなく、本当のところは誰もわからなかった。しかし、加藤氏は自らの戦略をその実行の土壇場で放棄した。 加藤氏・山崎氏は言動不一致を起こした。政治家として許されざる事である。しかし、田中真紀子氏や「自民党の明日を創る会」のメンバーも政治家としての限界を露呈させ、国民の信用を失ったであろう。野党の有力者も、自民党内の分裂を自分達の利益となるように積極的に動かなかった責務が問われる(不信任案に賛成するなら選挙協力をする準備を整えておく必要があったのに)。与党は国民による内閣支持率を一蹴し、国民による内閣ではなくなった。 景気回復のための補正予算に賛成しない加藤氏は政府与党の一員として政府与党を批判する大義名分を持たない。まして野党の出した内閣不信任案を利用して権力を握るとは卑怯な行為である。今回の加藤氏らの行動に意外に批判が多かったのは、この辺に原因がある。しかし、補正予算や2001年度予算は役人が策定したのを与党が自分の都合の良いように手直ししただけではないか。政府与党は制度上の問題もあれ、国民の意思を無視して役人の意思を代弁する機関になってしまったのか。 野党としては、今から勉強して、あるいは人材を育成して、目標は自らの手で予算を策定することに置く必要があるのではないか。必ずしも今回の事件で役人が国民の「敵」になったわけではないが、こんなに政治に失望した後である。とりあえず与党も野党も政策立案能力を持って、どちらが国民の生活を幸福にするか選ばせて欲しい。
133 :
作者読者 :2000/11/23(木) 20:38
掲載が遅れてしまってすみません。 17.これからの政治のかたちとはその1、について。 「18時から、品川で開かれた『政経フレッシュフォーラム』に参加。若手の議員と若手のベンチャー企業の経営者との懇談会。(中略) 『一度も投票に行ったことはない。投票に行くヒマがあったら仕事をしたい。自分も自分の領域でしっかり仕事をしているのだから政治家も自分で努力をすれば良い。こんなところに人の意見を聞きに来ていることがおかしい。日本はもうおしまいだから日本にこだわるつもりはない』と発言した起業家がいたため、『外国に移り住むとしても、その土地では住民が政治参加をして良い社会を作るための努力をしてきたから暮らしやすい社会ができたということを忘れてはならない』と、反論した。」 冒頭の引用は、水島広子代議士の2000年9月20日の国会レポートからである。水島代議士に発言した一企業家こそ、これから政治家になろうとしている地盤も看板もそろばんも無い若者が集票のターゲットとしなければいけない人々の典型例なのである。正直に言えば、新たに政治家になるのは非常に難しい、と言っているようなものである。 この一企業家は当然「支持者」ではない。むしろ「批判者」である。自分は「自立している」と思いこんでいて、実際自分の考えられる範囲では自立しているのだろうが、それなのに政治家の集う会合に出席して質問するのは、どこか無意識に自分は完全に自立していないと感じ、自立していないところを政治家に何とかしてもらおうと思っているふしがある(本人は否定するだろうが)。 しばらくこの一企業家の発言を考察していきたいと思う。これからの政治はどういうかたちになっていくのかについて考察していく良いサンプルになると思う。
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/24(金) 18:00
:
135 :
二九六 :2000/11/25(土) 05:11
>>131 さんの意見に呼応するが、政治家はどのような仕事をすれば「よい」のだろうか。
最近、例えば政策新人類なる言葉にあるように、政治家には政策立案能力が求められている。
作者読者氏(
>>132 )の意見も基本線は同じである。もちろん、他国と比較して立法に携わる
ことの少ないわが国の立法府が、立案していると主張したとしても嘘に違いない。では、政治
家がみなセイサクリツアンすれば世の中がよくなるのだろうか。
作者読者氏が
>>132 の終いで「幸福」という尺度を提示しているのが参考になる。政治が幸
福を維持し、創造するための仕組みであると考えると、政治家の仕事とはなんであろうか。思
うに、我々を幸せにしさえすれば政治家全体の適当なバランスがとれているとの条件のもと、
政治家のする仕事はなんでもよいのではないだろうか。実際に彼等のおかげで幸せになった
かどうか、有権者は判断し、再び国会に送り出せばよいのだ。つまり、政治家に必要な能力は、
今回の茶番劇の教訓でもあるのだろうが、国民と同等の感覚をもって物事を判断する力ではな
かろうか。
例え政策的に「無能」であっても、我々と同じく「それはおかしい」と思ってくれる人こそ、
今の政治に必要なのではないだろうか。
136 :
作者読者 :2000/11/25(土) 20:14
皆さんレスありがとうございます。一括答弁で申し訳ありません。
とはずがたりさん(
>>127 )。山本孝史先生は臓器移植法案の野党案を作った中心人物で、『議員立法』という著書もあります。質問趣意書提出回数も多く、国会で一生懸命仕事をやっている議員とい感じでしたが、選挙区で落選して彼が国会にいないというのは、少なくとも民主党では大きな損失です。参院選出馬とのことですが、早期の国会復帰を願いたいと思います。
議員の一部を比例制で選ぶというのは、有能だが選挙向きではない議員を政党が責任を持って選ぶという点で必要かも知れません。金融の鈴木淑夫先生(自由党)、外交・防衛問題の金田誠一先生(民主党)などは比例ですが、選挙区では厳しいですから。
作者読者研究者さん(
>>128 )。いつもレスありがとうございます。私のご研究をしてらっしゃる、私は研究対象に成り得るのかなあと思いますが…。自分自身はあまり大した人物ではないのですけれど、政治に対する興味は人一倍持っています。
>>131 さん、二九六さん(
>>135 )(一緒のレスで恐縮です)。政治家の仕事ですが、人々が幸福に暮らし続けるために、その障害を取り除きそのより良い方法を創造するために活動する、議員はそのために立法活動・行政監視活動をする、と私は今のところ考えております。予算を取るのが政治家の活動の主ではなく、取った予算をどのように人々(それも人々全員が望ましい)の幸福のために使うか、という所が大事です。それで、予算を取るために法律を作ってくれなければ政治は透明にならず、人々主権にはならないと思います(まあ、理想論ですが)。
行政監視、政治を人々への明確な説明、というところは政治家の義務にしたいところです。特に野党は行政監視に力を入れて、次の選挙までに政治を人々にわかりやすく説明する努力をして欲しい。そのためには報道も人々も野党に協力して欲しい。与党は法律を作り、政府を動かすということで、与党野党ともに政治家としての仕事があると思います。
そして、我々が幸福に暮らし、まだまだ生き続けたいという願望を充分に持たせて欲しい。そのために人々は自分の仕事、責務を果たして欲しいし、政治家もその責務の一部を果たして欲しいのです。
137 :
二九六 :2000/11/26(日) 07:58
ひそかに山本孝史氏の『議員立法』を持ってたりする・・・ 金田は選挙区でもそこそこ行けるかもしれませんね。落としたらあれなんで比例でいて欲しいけど。 政治家論についてはやはり理想論にならざるを得ないのか、と生宗男を見て思ってみた日曜の朝でした。
138 :
作者読者 :2000/11/27(月) 00:18
18.今国会での議員立法について。 「あっせん利得処罰法」が22日成立した。この法律は亀井義之代議士を代表とする与党3党の代議士を発議者とする議員立法である。今国会は重要法案のなかでも議員立法が目立った。公職選挙法の一部を改正する法律(非拘束名簿式の導入など)は片山虎之助参議院議員を代表、「少年法の一部を改正する法律」は麻生太郎代議士を代表とする議員立法である。さらに、「あっせん利得処罰法」には菅直人代議士を代表とする野党案もあった。 特に与党案と野党案が出た「あっせん利得処罰法」の審議は非常に熱心に行われた。というのは、委員会では質問に対し答弁は発議者である議員が行う。議員同士の応酬があったのである。さらに野党案に対し与党の議員が質問を行い、野党の代表者が答弁する一幕があり、与党の質問者は大いに野党批判を行った。本会議でも与野党案が同時に審議され、各党の代表者が討論し、与党野党がそれぞれ対案の批判合戦を行った(その時の保守党の演説者は松浪健四郎氏で、激烈な野党批判をやったのはいうまでもない)。 結局は多数決で野党案が否決され、与党案が採決されたのだが、国会が議員同士の法案作成・議論の府になってきたのであり、喜ばしいことだろう。問題なのは報道で、相変わらず結果だけ、結果の批評だけの報道で、法律の制定過程など眼中にない報道をやっている、それで「議会は形骸化した」なんて論調をやるのだから語るに落ちる。 濃い内容の審議のおかげで、今回のあっせん利得処罰法の利点・弊害がわかりやすくなった。私の印象に残ったところは「官僚が政治家の圧力に対し『その圧力はあっせん利得罪処罰法に抵触していますよ』と脅しをかけることができる可能性があり、官僚が政治家に対し優位に立つ契機になる可能性がある」ことである。これは勘弁して欲しいが。
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/27(月) 20:46
:
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/11/28(火) 22:24
@
141 :
作者読者 :2000/11/29(水) 22:25
>>138 の中で私は報道批判をしましたが、お詫びとともに撤回します。誠に申し訳ありません。
というのは、読売新聞が11月27日付け朝刊で「議員提出法案5年間で最多」という記事を掲載していたからです。今気づきました(購読していない新聞もあるし)。
142 :
作者読者 :2000/11/30(木) 00:05
19.元下請け会社の人々は公明党に投票?(煽りになってしまうかな)、について。 親会社が倒産して、そこからの注文が無くなった下請け会社の関係者は、今の不況の影響をもろに受けている人々である。彼らは今までは自民党に投票していたのだろうが、対不況政策が不振であるこの政治状況で、彼らは今でも自民党に投票するのだろうか。 もしかすると今まで下請けでやっていた会社は、やり方次第で結構儲かることができるのかも知れないなあ、などとも思う。(11月28日のWBSを見たのだが)例えば車の部品は海外ではまだ売れる。そこでIT技術を使って情報を流したりバイヤーを探して交渉したりできる。いわゆるEコマースという奴で新たな顧客関係を作るのである。材料もどこで安く手に入るかがIT技術ですぐわかり、すぐに契約できる(マクドナルドがそうか)。IT技術によって市場が狭くなり、安く買って高く売るチャンスが増えたので、ある意味では身軽になった元下請け会社が儲かりそうであると私は考えた次第。最も世界を相手にする度胸が必要になるが。下請け企業の人は少人数で会社の全てをやってきた猛者が多いから、これからは親会社に切られた下請け会社が親会社をきれいに抜き去る多国籍企業になる、なんてことが日常茶飯事になるかも知れない。 で、そんな彼らが選挙の時にどこに投票するかというのが問題である。もしかすると、公明党かも知れない。世界に出るときには拠り所が必要、それを宗教に求める人は少なくない。一応世界に支部のある創価学会や、与党にいる率が高く弱者に援助をしてくれる公明党は彼らにとって役に立つかも知れないのである。 空想に近いことを書いているが、あるカテゴリーの有権者層がどういう投票戦略を採るかということを考えて、政党は選挙戦略を立てないと勝てないと思う今日この頃である。
143 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/01(金) 01:18
創価学会系の工務店って実は結構あるのでは? うちの近くにある石材店は会員みたいです。
144 :
作者読者 :2000/12/02(土) 00:58
145 :
二九六 :2000/12/03(日) 02:24
>>142 -143
あまり議論には関係ないですが、うちの近くには創価学会関係者のクリーニング
店もありますし、レストラン(喫茶店?)もあります。
公明党があるカテゴリーを掴むというよりは、創価学会の中に自己完結的な世界(サブ
カルチャー)ができていく(もう出来ているのか?>学会関係者)可能性があるような
気がします。
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 02:28
>145 ワイシャツを出しに行ったらおっちゃんが聖教新聞読んでた っていうのは確かにあったな。 それからは使ってないけど、あの店。
147 :
二九六 :2000/12/03(日) 02:39
>>146 そのレストランではレジのところにどさっと冊子が置いてあった。
昼頃いくと近所の主婦でかなり繁盛しているようだが、仲間が集まっ
ているのかもしれない、と思った。
しかし弁当が安くて旨いので、ごくたまに利用する。
148 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 02:47
146
>>147 あとラーメン屋ね。選挙の時になって突然ポスターがじゃーん、と登場。
また行きつけが1軒減った。
ってここ公明板じゃねぇか。
149 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 03:10
家庭教師のバイトで行った小さなマンション、 ほとんどの部屋のポストに聖教新聞が入ってた。 怖くて泣きそうになった(藁
150 :
二九六 :2000/12/03(日) 04:06
>>149 それはタダで配っていたのかもしれませんね。よくあります。
うちには赤旗、聖教新聞ともにたまに入りますが、おもしろおかしく読んでいます。
>>148 そもそも公明スレでもなかったりして・・・
というわけで作者読者さんお続けください。
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/03(日) 04:12
>>149 昔家庭教師先で創価関係の美術館入場券をもらった。
ガキの部屋に「人間革命」が置いてあった。
セミナーへの誘いを断ったらクビになった。
まぁ、自発的に辞めようと思ってたところだったけど、なんか狡猾だと思った。
152 :
作者読者 :2000/12/03(日) 23:19
皆さんレスありがとうございます。 特にこの時期になると公明党の候補者のポスターが店に貼られることがあります。書店で創価学会関係本コーナーがあるところもあります。 公明党は日本の政党の中では現世利益の政党で、いちばん役に立つ政党であるといえます。mustrisk-mustreturnあるいはmustgive-musttakeというところでしょうか。ほかの政党は「投票しろ・党員になれ・献金してくれ」というお願い事は明確ですが、その見返りは一人々々には不明確にならざるを得ません。 特にIT技術を使いこなす新興企業の方々にとって手っ取り早い助け船になります。彼らの行き先は民主党ではないような気がいたします。
153 :
作者読者 :2000/12/04(月) 00:05
20.街の世論をインターネット世論に活かすことについて。 歌人・劇作家寺山修司氏には「書を捨てよ街に出よう」という著作がある。書を捨てろという書を出すのは矛盾しているが、実際社会にはこのくらいの矛盾は当然なのかも知れない。私は政治に興味を持つ方々のために「パソコンの電源を切れ街へ出よう」と考えた。 加藤政局でインターネット世論が永田町世論に負けてしまい、インターネット世論を味方にしてきた政治家がインターネット世論に攻撃されて勢力を失ってしまった。やはり選挙の時以外は永田町の論理は政治に置いて全てに勝ることが明らかになってしまった。永田町の論理は永田町の多数派を応援する街の世論の論理である。インターネット世論が街の世論に負けている。今度の選挙で逆転できるかどうか。 政治は街の世論から生まれる。政治を娯楽の一種として楽しむのではなく、政治を生活の一部としている街の人々の世論を政治はまず解決する。インターネット世論は、街の世論を敵にするのではなく、街の世論の急所を換骨奪胎(パクり)する必要があるのではないか。そのために、ある程度はパソコンの電源を切って街へ出て、街の世論を集めた後にその対策などを考えるためにパソコンの電源を入れるという形がこれからの政治に興味ある人々の(特に我々が愚民でない証として)やるべきことではあるまいか。 政治家がパソコン政治を忌避する兆候がある。政治家のホームページが閉じられ、メールアドレスを公開しない政治家もいる。これは政治家がインターネット世論を愚民論として馬鹿にしているからで、馬鹿にしている者が刃向かうと安易に規制したりするのが政治家である。ここは我々が頭を良くして政治家を懐柔するような深謀と余裕が欲しいところである。そのために、街の世論を研究してみる必要があると私は思う。
ふ〜ん、政治ヲタっているんだな。 合コンでも政治ネタ?
155 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/04(月) 06:41
>>154 ええ。
あなたの付き合っている範囲では政治ネタが出てくるなんて想像もつかないでしょうが、
我々のクラスでは普通だね。政治経済ネタは。
156 :
レドンド :2000/12/04(月) 14:41
>>144 やや、しばらく行かない間に「金融」が抜けたんですね。
政治思想板の上澄み部分が政治板に流入すると面白そうだなあ…
>>156 上澄みが一人流入すると同時に、厨房が三十人流入すると思う…
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/04(月) 18:43
>>157 2chで、マジレスレ・マジレスだけを期待してるドキュソ、、ププ
別に、2ちゃんなんかでやんなくてもいいじゃん<1 政治関係の掲示板でやれば。 お前等さ、ホントの政治通にはなれないから、こんなとこで真面目にやってるんだろ? 自己顕示欲は強い自称政治通。
160 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/04(月) 18:47
マジレスレ ああマジレスレ マジレスレ
/ /从从 皆さんこんにちわ。私があほ助です。 / / 人乂 / / /人乂 / / // 人乂 | / | // 人乂乂 | | | ______ ___人乂乂___ | | | / @` -―- 、\\_// @` -―- 、 \ | | | | 〈 〇 λ |┌┐| イ 〇 〉 | | | | | | `ー― ′ | | | | `ー― ´ | | 八 | | 八 | | 彡彡〃""゛゛ // ヽヽ ゛゛゛゛"″ | | ノ | | | | 从 \_____// 〃" ヽヽ______// ノ / | | λ 从|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄( )  ̄ ̄ ̄ ̄ | 丿 / | | λ | ヽ^`ー´^ ′ |_/ | | \_| 〃 | / \ | し | | | | へへ | / | | ー-―- 、 | | ノ从 | | | 从 | ⌒ | 从 人 \ / 从
マジレスレ ああマジレスレ マジレスレ、、、ププ
163 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/04(月) 18:51
>マジレスレ ああマジレスレ マジレスレ 2点。
マジレスレ ああマジレスレ マジレスレ オモシレー、テンサイハッケンテンサイデスー
165 :
160 :2000/12/04(月) 18:52
>163 2点満点の?
「野党はだらしない」なんて物言いは 55年体制下の国対政治しか念頭にない 遅れた意識の発露だよね むしろ議会の空洞化形骸化を嘆くべき
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/04(月) 18:59
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/04(月) 19:00
ワラヽ(`▽´_`;)...マイタ
169 :
160 :2000/12/04(月) 19:01
おい!お前ら!何が言いたいんだ!!
「野党はだらしない」なんて物言いは 55年体制下の国対政治しか念頭にない 遅れた意識の発露だよね むしろ議会の空洞化形骸化を嘆くべき
確かにそうかもね。 でもさ、1さん。 じゃあムネオとか自民の議員への発言はどう思うの? 彼らのほうがあなたの言う「実社会なら名誉毀損で訴えられても おかしくないような無根拠な誹謗中傷が横行しています」 に抵触するんじゃないのかな。 あなたの書き方ってほとんど脅迫に近いよ。 言論弾圧だね。
おい!お前ら!何が言いたいんだ!!
「野党はだらしない」なんて物言いは 55年体制下の国対政治しか念頭にない 遅れた意識の発露だよね むしろ議会の空洞化形骸化を嘆くべき
南京虐殺は無かったぁああぁぁぁああぁあ!
「野党はだらしない」なんて物言いは 55年体制下の国対政治しか念頭にない 遅れた意識の発露だよね むしろ議会の空洞化形骸化を嘆くべき
Y/ニニ|>o<|\ / //\___\ |/ / === |  ̄ | / ・ ・ | \(6 (_λ_)\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / _ ||||||| _| < このスレの主はあほ助なのだ。 |(( \□ ̄□/| | sageない書き込みも全てあほ助なのだ \  ̄ ̄ ̄ ノ \__________ / ̄ ̄\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|了 / |: | ̄ ̄ ̄ ̄ | |______| | | | | | | | |
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/05(火) 02:09
>>153 最近の朝日に、加藤はインターネットに踊らされたというような内容の記事が
載っていたような気がします。参考までに。
178 :
作者読者 :2000/12/05(火) 16:56
>>159 さん。あなたの意見はもっともだからレスを書きたいのですが、レス要りますか?いるのならば再び「159」というハンドルネームでレスを下さい。
>>177 さん。レスありがとうございます。田中秀征先生も言及していました。他にネット政治家が加藤政局で苦境に立っている状況を鑑みてコラムを書いた次第です。
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/05(火) 16:59
それで、結局1さんはフライ巻けたんかい?
181 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/05(火) 17:24
意外と、あほ助=作者読者 だったりして。 ストレス溜まってそうだし(ワラ
南京虐殺は無かったぁああぁぁぁああぁあ!
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/05(火) 17:33
あほ助=作者読者 逝ってよし。
184 :
小市民改 :2000/12/05(火) 17:34
>>159 作者読者氏のコラムをたまに読んでいる。
別に2ちゃんなんかでやらなくてもいいじゃんという意見だが、
ここは選挙・議員板。やっても問題ないだろう。
ここは人が多く集まるから書いてても面白いだろう。
情報交換もできるしな。
何もネタを提供できない人がいきがっても説得力ねーな。
| ̄ ̄ ̄ ̄| _|____|_ / / \_ヽヽ _____________ |ノ / \ ハ / (| ・ ・ |) < うち【あほ助】きらいやねん! 丿ゝ O ノ \ 「あぁぁ」=【あほ助】ねん!! 厂 ̄ ̄ ̄| /  ̄ ̄厂/丶 / ) ○ | \ ○丿 加護亜依丶○ (⌒⌒⌒⌒⌒) ⌒|⌒|⌒|⌒ |vv|vv| /_T_ \
他のスレッドを見たけれど、私があほ助とはひどいなあ。
>>作者読者&まともなALL 厨房は相手にしなーいのが一番
あほ助スレを、もういい加減sageたいので他のスレをageていきます。
189 :
作者読者 :2000/12/07(木) 00:31
21.政治家のEメールアドレス公開にもの申してみる、について。 政治家のメールマガジンやホームページを観ると大体「ご意見を下さい!」とかあってEメールアドレスが公開されている。恥ずかしながら、何か返事を書いてもらえると思って勤勉にEメールを出していたのが私である。しかも返事が来ないのを批判するメールを送ったらお叱りのメールが来てがっくり来ている次第。我ながら情けない。 「国民主権」とか「国民の政治参加」とかが理想で、それが技術的に無理だから間接民主制が採用されているこの時代。確かにEメールで寄せられる意見を政治家がいちいち対応できるのなら政治家はいらないということになる(だからどんな革新的な政治家も自己保身のために住民投票などの直接民主制的な制度を嫌がる)。ならば「返事は書きません」とか親切に注意書きしてくれればいいのに。ところが選挙区の人とか提灯持ちの人には返事を書いているのかしら、でも大量のメールから「返事を書けるメール」を探すのは、ただでさえ人数が少なくて多忙な議員スタッフでは無理だろうな、等々思う。 で、最近は主要政党やシンクタンクが「政策を送って下さい」というキャンペーンをやっている。「半直接民主政治」というものらしいが、政策を作ることのできる能力のある人だけを相手にする「哲人政治」を連想させる。まあ、どんな人でも社会経験があるからそこから政策をつくれるかも知れないから私も政策を制作中であるが(無料提供かあ、無体財産権はどうなるのか)、実際採用されるのは著名な人や経歴の優れた人が作ったわずかなものだけ、あとは個人情報だけ集めて、やたら多く来るしどうせ誹謗中傷や批判要望ばかりと決めつけられて観てももらえないという末路が見えるだけにどうもやる気が出ない。 政治のIT化はここに来て遠くなってしまったなあ、と今頃気づく今日この頃である。
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/07(木) 00:55
著名な人が,まともでない政策を作る率は低いと思うが? 本当によいと思うのなら何度でも出しつづけるべきだね. このスレだってそういうつもりなんでしょ?
191 :
レドンド :2000/12/07(木) 02:16
>>189 直接民主制ってそんな理想的とされてるんでしょか。間接民主制への揺さぶり
くらいの意味しかないと思っているのですが。
有権者が気軽に立候補者になれない点に問題があるように思います。
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/07(木) 02:34
>作者読者さん 民主党のネクスト・キャビネットinNETには、 メールだした?
193 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/07(木) 02:39
選挙による代議員の選出という形では表明できない民意を 何らかの形で反映できないと間接民主制は民主制ではなくなる 直接民主制は衆愚だろうとなんだろうと民主制そのもの このへんを折衷していかないといかんのだろうがな
194 :
レドンド :2000/12/07(木) 02:44
リーダーシップも必要だと思うんで直接民主制はどうかな、と。 政策の一貫性や決定の迅速性の問題もあるだろうし。 ただ、現在の間接民主制がやばすぎなのは認めるので、直接民主制 がそこに揺さぶりかけるのはアリだと思います。ビル・ゲイツが言う ネット型直接民主制ってのには賛成できないですけど。
195 :
作者読者 :2000/12/07(木) 17:08
一括答弁ですみません。
>>190 さん。著名な人がまともな政策を作る率は高いですが、著名だからまともな政策を作るわけでもなく、著名でない人だってまともな政策を作ることもあり、何よりも著名な人がまともな政策を作らなかったから著名でない人の政策を求める動きがあるのではないかと思うのです。
自分の政策は制作中で、自分でまともだと思うのを作りたいのですが、それが独りよがりの政治認識不足であるかも知れないし、そのような政策を何度も送っても向こうの迷惑となるばかりです。
このコラムも一応作者読者の信用がかかっています、政策では自分の信用を書けて作らねば、政治になめられてしまいそうです。
>>192 さん。民主党のネクスト・キャビネットinNETに、まさに政策を応募しようかなと思っているところです。しかしこのイベントには私思うにいろいろ問題点が多く、気軽に政策を送るのもどうかなとも思っています。
レドンドさん(
>>194 )。自分が自分の政治を行うのが原始的にして一番理想的な政治体型であると思います(これが自由主義、無政府・小さな政府主義の原点)。
もっとも個人々々の能力が違う故に自分で自分の政治ができない人がいて不平等が起こるので、不平等をなくす作業(これの遂行には高い能力とリーダーシップが必要です、誰でもなれるというものではないかも知れません)をする政治家を起用することになるのです(これが福祉主義、社会主義の原点)。
従って、自由主義・直接民主制が前提であり、福祉主義・間接民主主義が付帯条件であると思うのです。
本当は、我々が全員政治家になれるような能力を持っていれば話が楽なのですが、これは教育方針の問題です。
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/07(木) 17:18
>>195 社会主義の原点って、19世紀の資本主義がスラム→犯罪を生み出し、
どんな厳罰を科しても、犯罪という社会問題が解決しなかった。
これを背景に、貧困こそが犯罪を発生させる最大の原因と喝破し、
貧民に対するボランティア活動が、国益のために必要不可欠であり、
このボランティア活動を国家政策で行う事が、社会保障・福祉って
言うんでは?少なくとも僕はそう考えてる。
197 :
作者読者 :2000/12/07(木) 23:51
確かに
>>196 さんの方が正しいような気がします。なぜだろう。書きながら悩んでみましょう。
>>196 さんは「国家」つまり福祉国家について説明していて、私は「政治一般」つまり特に国家という用語を気にしていなかったのでしょう。私が「福祉主義、社会主義の原点」と称したものは、「国家の原点」ということにして、「自由主義、無政府・小さな政府主義の原点」と称したものを「無国家状態の原点」と言い換えてみます。
私は直接民主制が間接民主制より理想的である、ということを言いたいのですが、その根拠は「自由主義の方が先に産まれたから→前提だから」というものだけになっています。気持ち的には「本当は、我々が全員政治家になれるような能力を持っていれば話が楽なのですが」という所をして「無国家→国家→無国家」という進歩軸を見いだそうとしたのですね。改めて考えるとマルクスっぽくて根拠がないですねえ。
ちなみに「福祉国家」の概念は19世紀の「夜警国家」体制の中から産まれました。
>>196 さんの冒頭は「福祉国家の原点って…」と直した方がわかりやすいです(余計な御世話でただでさえ長いレスがさらに長くなる)。
198 :
作者読者 :2000/12/08(金) 00:50
199 :
作者読者 :2000/12/08(金) 09:33
神奈川新聞インターネット版(12月8日付け)からの転載です。 民主系シンクタンク発足 ◆藁科氏ら呼び掛けで 民主党を政権担当型政党へ育てることを目的としたシンクタンク「シンクネット・センター21」が先ごろ発足した。同党県連国会議員会議の議長代行・藁科満治氏(参院全国比例)らの呼び掛けで実現。「『自立と共生』を基本に官僚依存から脱却し、生活者や消費者の立場に立った政策を立案すること」(藁科氏)が狙いだ。経済・金融など政策別プロジェクトを設け、シンポジウムを開くなどして来年の通常国会へ向けた政策提言を練ってる。 理事長には日本学士院会員の宇沢弘文東大名誉教授が就任。理事には藁科氏、宮崎徹主任国民経済研究協会研究員(事務局長兼務)、後藤仁神奈川大教授ら八人が名を連ねる。民主党と友好関係を持つが運営は賛助会員制度(個人、団体)をとる。独立した研究機関としての立場を保ち、たとえ同党にとって耳の痛い提言であっても積極的に行っていくという。 政策別プロジェクトは【1】経済金融【2】社会保障【3】雇用【4】環境【5】IT【6】教育【7】外交・安全保障の七部門。それぞれ五人前後のメンバーが所属し研究活動を始めている。海外在住の研究者らに国際情勢のレポーターを委嘱(現在はワシントン二人、ロンドン一人)。外交、国際金融問題などについての情報収集も進めている。「研究レポート」を既に三号発行。今後はインターネットを使った研究成果の公表、市民意見の吸い上げといった「政策立案へのキャッチボールシステム」の構築も目指す。 今月一日には東京都内で金融システム改革をテーマとしたシンポを開催。来年の通常国会の焦点となる金融再生法見直しなどを取り上げた。学者サイドから宇沢理事長、東大大学院経済学研究科長の堀内昭義教授ら、民主党からは峰崎直樹同党財政・金融ネクスト大臣、党金融プロジェクトチーム座長の池田元久氏(衆院6区)、同チーム事務局長の浅尾慶一郎氏(参院神奈川選挙区)らが出席。日本の財政健全化に向けて意見を交換した。 一般賛助会員は団体三十万円(年額、以下同じ)、個人三万円。維持会員は団体十万円、個人一万円。シンクネット事務局は東京都千代田区永田町二ノ一七ノ五、ローレル永田町517。電話03(3595)9933。 (つづく)
いや、失礼しました。続きの文章は民主党系シンクタンクとは関係のない文章でした。
201 :
無党派さん :2000/12/08(金) 09:42
> 民主党が各種社会のエリート層をターゲットにした選民政党になる (゚Д゚)ハァ?
202 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/12/09(土) 04:49
;
203 :
レドンド :2000/12/09(土) 05:29
今の感覚だと直接民主制の方が左派なイメージで福祉国家的な 感じがしちゃいますけどね。 それと、自由主義って推し進めると政治がなくなる方向に行くのでは ないでしょうか。だから直接民主制と自由主義が結びつくというのには 非常に違和感があります。 つまりオールドな自由主義というのは「権力からの自由」を重視する ものですから、国家の力を最低限に抑えようとするはずです。 ゆえに小さな政府を自由主義者が求めるのは分かるのですが、直接 民主主義とは結びつかないように思います。直接民主主義だから国家の 力が弱まる、とはいえませんから。おそらくオールドな自由主義を支持 したブルジョワジーたちは、あらゆる階層の人々の平等を前提とした 現在の直接民主制を提案されたら絶対反対だと言うでしょう…… 同様に福祉主義と間接民主主義もあまり関係がないように思うのですが。
204 :
レドンド :2000/12/09(土) 05:31
民主党が選民政党になるというのは… 要は高所得者向けの政党に なるということと読み替えていいと思うんですが、労組の支持に多く を拠る限りありえないような。 というかそんなタイプの政党ができたら私は支持しますけど。 民主党の職員募集って新卒採用じゃないんですね。なんだ… 話も 急すぎだし。 前から疑問だったんですが、政党には政策担当の専門職員はいない のでしょうか?
205 :
作者読者 :2000/12/09(土) 22:04
>>201 さん(マジレスではないですか?)、レドンドさん(
>>204 、ミランどうしちゃったの、存在感がなくて悲しい)
「民主党の選民政党化」とかシンクタンクや大学院政策研究科の政策研究とか、政策に関することを次のコラムのテーマにします。12月9日に政策分析ネットワーク主催(
http://www.policynet.gr.jp )の「政策メッセ2000」に行ってきました。
「政党には政策担当の専門職員はいるか」という御質問ですが、それは本部職員が兼務しています。だから本部職員の募集にあのようなタイトな条件が付けられているわけです。彼らは政党所属の「官僚」ですから、政策立案から議員のパシリまで政党に関わるほとんど全てをやらされるはずです。だから本部職員から立候補する人は(自由党に多い)それなりに有能で、ひがみ根性の人が多いです。
ちなみにこれは不確定情報です。こちらの立場もあるし。
206 :
無党派さん :2000/12/09(土) 22:13
>>209 (作者読者さん)
民主党の政策募集に応募されたらどうですか?
政策分析ネットワ−クは現在具体的にどのような政策を出しているかは存じ上げませんがそうそうたるメンバ−ですね。
207 :
作者読者 :2000/12/10(日) 20:51
レドンドさん(
>>203 )へ
直接民主制のイメージは現状反対強制派(左派)的ですが、実際直接民主制をやるとなると、我々には現状反対強制に加えて責任を持って政治に取り組むだけの能力が必要になります。それで、直接民主主義では我々が外交軍事から福祉教育からやらなければいけない一方、大きな政府にするか小さな政府にするかは我々の裁量範囲にあります。
自由主義は、既にある自由を抑えようとする拘束から逃れる権利と、他人に拘束を欠けない程度の新たな自由を要求する権利を尊重する主義であると思います。自由主義を押し進めると直接民主主義になりますが、政府は我々自身が構成することになり、政府はもとより政治はなくなることはありません。確かにオールドな自由主義の考え方は直接民主制と結びつきません。本当は、我々全員がいわゆるブルジョワジーになる必要を感じます。
福祉主義については、私も理解不足でした。レス
>>197 を御覧下さい。
208 :
201 :2000/12/10(日) 23:50
エリート政党民主党についてのコラムはまだ?
209 :
作者読者 :2000/12/11(月) 00:35
22.民主党の政策公募について。 民主党が「メールで始まる政治参加!」と称して、我々から提言や政策をネットで募集し、それをネクストキャビネットで選考した上で、実際に立法化し国会に提出するという試みである。これは民主党にとっては相当冒険的なことだと私は思う。 民主党には国会議員をはじめ地方議員並びに議員秘書、本部スタッフや地方組織スタッフら、相当の政策に携わる人員を揃えているのにも関わらず、外部から政策を求めるのは、民主党の政策担当能力の欠如を自分で証明しているようなものである。普通はあっさりつぶされるこのような試みが我々の目にさらされるということは、共同通信配信の記事が書いているように「次期衆院選に向けて『いつでも、だれでも利用できるインターネットの特性を生かした市民参加型の政治』をアピールすることで、支持層の拡大につなげようとの狙い」をメインとした試みであろうと私は想像する。 実際は民主党は送られてくる提言や政策よりも、送ってくる人々の氏名住所が欲しいのではないかとも想像できる(もっとも、募集資格で国籍年齢を問わないし、氏名性別居住都道府県名メールアドレスしか求めないところ、もしかして本当に、という期待もある)。 これによって民主党には良質な政策が大量に集まることが予想される(広報努力次第だが)。世の中には政策を売れる実力のあるシンクタンク、政策を専門に研究している大学院がたくさんあり、教育・医療・福祉など身近な問題に対する知恵を持つ人々やグループがものすごく存在する。最も彼らが無料で特定の政党に提言や政策を出すかは不明である。 本当は我々全員(有識者だけではなく)が自分の社会経験を活かした提言・政策を作れるはずである。もっとも我々は多忙で、政策を作る暇はもとより、政治に参加する時間的精神的余裕ををなかなか持てないでいるのだが。
210 :
作者読者 :2000/12/11(月) 00:41
>>201 さん。すみません。民主党を「選民政党」と言ったのはさすがに言い過ぎでした。
私が思うに、政治参加には我々に手間暇と他人に対する寛容を求めます。現状では我々全員が政治参加する状況にはないでしょう。民主党はこの路線を行っていると私は思っています。で、この路線に現状ついていけるのは各界のエリートだけではないかと思ったわけです。
他方、我々は政治参加をする必要はなく、人によって充分すぎる給付を受け、人によっては必要な給付を受けられないと言うのが今の政府与党の路線だと私は思います。
すみません。また至らないところがあるかも知れません。
211 :
作者読者 :2000/12/11(月) 00:48
>>206 さんへ。私には事情があって民主党本部職員に応募することはできません。議員・選挙板の誰かが応募して、その顛末をレポートしてくれると嬉しいのですが。
民主党政策公募には応募しようと思います。今考えているのは、毎月1日社会活動を行うための休日を制定するという「国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案」です。
普段は忙しくて社会活動や地域活動や政治活動のできない人々のために、毎月1回の休日を設けて、これらのことをやってもらおうという趣旨です。800字でもっと説得力のある文章にしないとまだまだです。
212 :
201 :2000/12/11(月) 00:59
>>210 それは、エリート民主主義ってヤツを言いたいのかな?
国民は普段、政治には関心を持たず、持つ暇がなく、
また、そのような専門知識も無い。別の言い方をすれば、
国民みんなが、政治に重大な関心を持ち、常に政治に
参加せざるをえないという状態を悪と見なす。
選挙というモノは、国民が政策の専門家=エリート集団を
選出する過程に過ぎない。
この場合、直接投票による、国民投票、住民投票はむしろ弊害が
多いと見なし政治の専門家である政治家、官僚に任せるべき。
参加型民主主義が大衆化・衆愚化を招き、ファシズムに堕したという
事実に対し、参加型民主主義を批判する立場から生まれた。
手続き型民主主義 procedural democracy とも言う。
あなたの言葉に直したら、
参加型=古典的=直接民主主義、
手続き型=エリート=間接民主主義、
ってとこかな?
213 :
作者読者 :2000/12/11(月) 01:09
>>201 さん、例によって、議論は先送りと致します。そちらからのレスはつけて構いません。
214 :
作者読者 :2000/12/11(月) 21:15
>>201 さんのレスに応えるため、
>>189 -
>>213 のレスを読み返してみました。
私の理想としている政治制度は、人々全員が政治担当能力を持った上での直接民主制であります。
私の理想を実現するためには、人々は政治担当能力を身につける必要があります。私の思いつく政治担当能力のうち最も大事なことは、自分の意見を述べつつ人の意見を尊重して結論を出し、その結論に不満があっても寛容に従い、その結論に満足したら次の結論が出された時には不満があっても従う気持ちを持つことだと思います。
19世紀の自由主義というものの私の理解は、「限られた人(ブルジョワジー、政治担当能力のある人)による直接民主主義」であると思います。それで、太古ギリシャローマの直接民主主義や19世紀の自由主義には、政治の担い手から外された人々の政治の担い手への強制的な尽力の存在を無視することはできません。
「政治に加われる人間」と「政治に加われない人間(昔は人間扱いにもされない)」と、政治をやる上で人間は区別されて、「政治に加われる人」が選ばれて政治をやっていました。「政治に加われない人間」は、今の間接民主制では「政治に間接的に加われる人間」になっています。
ここでレスを整理しますと、
>>195 のレドンドさんへのレスですが、私の理想は現在実現不可能なので間接民主主義が適用されていると書けば良いところ、「無政府・小さな政府・福祉主義・社会主義」と、いらん概念に言及したのが私の恥さらしでした。
>>197 では強引に恥を正当化しようとしています。
215 :
作者読者 :2000/12/11(月) 21:25
>>200 の「民主党が各種社会のエリート層をターゲットにした選民政党になるような気がして心配です」というレスですが、私は民主党が19世紀の自由主義を採用して、「政治に加われる人」と「政治に加われない人」を明確に区別して、「政治に加われる人(各種社会のエリート)」のみを相手にする政党になるのではないか、といささか杞憂な不安を覚えたわけです。
ちなみに「選民主義」という言葉は「民族」を選ぶという意味であり、ここでこの用語を使うのは大げさで不穏当だったかも知れません。
レス
>>207 と
>>210 についてはとりあえず付け加えることはありません。それで、レス
>>212 に対するコメントは、まだ先送りです。こっちの都合ですみません。
216 :
206 :2000/12/11(月) 21:34
作者読者さん、お返事ありがとうございます。 実は自分もこの政策公募に応募してみたいと思っています。 まだまだ、政策とはなってませんが時間があるのでじっくり考え てみたいと思っています。今まで何度か政治家さんへメ−ルを出 してみたことはあったのですがその後どうなったかは不明で、、 今回も同じかも知れませんが少しの望みにかけてみたいと思います。 民主党の情報公開不足については不満があります。これまで幾度か 意見募集というのがありましたがその後どうなったかは不明で、、 情報公開の充実を求めたいと思っています。 少し余談ですが、以前自由党の候補募集というのがありました。 その候補の方の中には先の衆院選で出馬された方もいます。また 地方選挙に出馬する方もいます。それ以外の方々は自由総研の会 議室(ネット)において政策を議論しているとのことですがそこ から自由党の政策に採用されると言うことはないようです。 自由党は優秀な政策スタッフがいるにも関わらずそれを生かし切 れていないのです。
217 :
201 :2000/12/12(火) 18:19
昔のレスにも、いろいろ書いてあるんだね。
>>142 そもそも、創価学会=公明党があれほど大きくなったのは、自民党からも社会党からも
零れ落ちた人を吸収していったからだと思います。社会党は1.官公労、2.民間労組
だったから、それらに属さない人々、零細企業の経営者・従業員などを結果的に
救い出す役割を担っていた、という指摘がよくされます。
公務員や旧三大公社に限って労働条件が良いのは、社会党が官公労主体の
議員スカウト、選挙活動をしていたのと無関係ではないと思います。
> 19.元下請け会社の人々は公明党に投票?
だから、これは戦後、必然的に起こった出来事ではないでしょうか?
218 :
無党派さん :2000/12/13(水) 17:27
作者読者age
はいどうも、ありがとうございます。またまた一括答弁です。
>>201 さん、昔の文章を読んでくれてありがとうございます。確かに公明党が大きくなったのは1.5大政党両方から利益を得ることのできない人々の支持を得たことが原因だと思います。後に民社党や新自由クラブができて多党化現象が起こります。公明党は小売商店業者や低所得勤労者層の支持を得たものと思われます。
零細企業層が自民党に行くか公明党に行くかは業種の違いでしょうか。第1次・第2次産業は自民党、第3次産業は公明党と別れたのではないかと思われます。
しかし、現在のIT技術の進歩で、本来自民党支持者の第1次・第2次産業の下請け会社の人々が、自民党に愛想を尽かした上で、民主党に行くと思いきや、公明党に行くのではないかと仮説を立てた次第です。
>>212 のレスですが、私は「我々全員が政治担当能力がつけば直接民主主義制が望ましい」と思っていすのですが、現在の我々は政治担当能力を全員が持っていると私は思わないので、現段階の直接民主主義は悪とは言いませんが難しいと考えます。
>>206 さん、自由党の情報ありがとうございます。現状、政党の情報公開はほとんど行われていません。政党に情報公開法が適用されないかしら。従って、今回の民主党の政策募集の信頼性は低いです。
12月9日・10日に、「政策メッセ2000」というシンクタンクや政策研究系大学などの政策研究発表会があったのですが、そこでの「民主党による政策募集」広報はありませんでした。「動き出す政治家」というシンポジウムでは、自民党安倍晋三内閣官房副長官・民主党鮫島宗明氏・公明党若松謙維氏・自由党鈴木淑夫氏が出席しました。
つまり、民主党は、本当に政策を持っているところにアプローチをかけていないのです(表向きは。関係者がこっそりきていたのかも知れませんが)。当然、大学やシンクタンクは政策立案が本職なので、その政策は有料・高額です。我々がネットで政策を送ると民主党は無料で政策が手に入ります。
従って、本当に良い政策を思いついたならば、重要なところを抜いてそこの部分で料金を徴収する位でないともったいない(もしかしてお人好しか超民主党支持者が無料で良い政策を送ってしまうかも知れませんが)。
民主党の選考基準は(選考する気があれば)、本来なら有料であるべき良い政策であること、応募者が団体である(しかも選挙権がある)こと、民主党の方針に有利な政策であること、地方自治体・民間の管轄ではなく、国の管轄である用件を政策にしたものであること、などが挙げられます。
いやはや、情報公開法の一部を改正する法律案でも送って、政党の情報公開を迫ろうかな。
220 :
無党派さん :2000/12/13(水) 20:49
公明政治連盟より民主社会党の方が先に出来たのですが… ついでに言うと、旧同盟=友愛会議系労組の中心である ゼンセン同盟は未組織労働者の組織化に熱心です
221 :
作者読者 :2000/12/13(水) 21:25
すみません。単純無知識ミスでした。
222 :
無党派さん :2000/12/14(木) 00:03
しかし中道政党の占める位置についての見解は間違ってないと思います
223 :
レドンド :2000/12/14(木) 00:15
随分レスが遅くなりました。いろいろ面白いレスがついてますね。 私は基本的にエリート民主主義的なものに好感をもっているのでどうしても 作者読者さんとはこのあたりの意見が異なるのだと思います。しかし直接民主制 が花開いた(らしい)古代ギリシアにしてもそれを支えたのは奴隷や女性だった わけで、非常に難しいでしょうね。 IT革命によるコストダウンは直接民主制を夢物語から多少現実へ近づけたと 思いますが、それが直接民主制による政治がうまくいくことを保証するとは 思えませんし。「民主主義は自由を実現する手段にすぎない」と割り切るか どうかというあたりが分岐点かもしれないですね。 公明党に関しては以前この板で「都市の低所得者層は公明党しか頼るところが ないんだよ」とう趣旨のコメントを読んだことがあり、なるほどなあと。 公明党というとどうしても創価学会うんぬんで思考停止に陥りますが、経済的 側面から見ることも大切でしょうね。(しかしバッジオのキャプテンマーク、 見事に創価学会カラーですよね。あれさえなければ好きなのに…)
224 :
作者読者 :2000/12/14(木) 00:26
23.料理番組を政治考察のために観る?、について。 今日は日本テレビ系列番組の宣伝である。木曜21時からの1時間番組「どっちの料理ショー」である。ちゃんと政治に関わる話にするつもりである。 7人が2種類の料理のどちらを食べたいかを選ぶ、多く選ばれた料理を選んだ人がその料理を食べられるが、もう一方の料理を選んだ人は何も食べられない。2種類の料理は微妙に似ていて微妙に違う(焼きそばとスバゲティのように)。料理にはそれぞれ宣伝人がつき、多く選んでもらったら彼も料理を食べられる。7人は中間ジャッジで一度どちらかの料理を選ぶが、最終ジャッジで変えることができる つまり、「2大政党・小選挙区制での選挙」のモデルケースである。投票者は選挙で自分の運命が決まり、その運命に天国と地獄の差がつくので一生懸命選挙につき合う。政党は微妙に似ていて微妙に違い、政党人は自らに有利な情報をルールの範囲内であの手この手を使って投票者に流す。中間ジャッジは選挙の中盤情勢報道を彷彿とさせる。 この番組を見て、結果が出る前に何対何でどっちの料理が選ばれるか当てられれば大したものである。選挙の予想の腕も相当なものであろう。7人の判断は本当に多岐に渡る。他人の動向を見て食べたい料理よりも食べられそうな料理を選んだり、料理のニオイにつられて衝動で選んでしまったりと、全く予想しがたい。しかも、中間ジャッジがなかなかそのまま最終結果にならない。変更・裏切りが続出、全く思いがけない結果になる。 とにかく観ていただきたい。それで、自分が7人のうちの1人だったらどう選択するか、自分が宣伝人ならどういう戦略を採るか、料理が3種類だったらとか、ルールが違ったらどうなるかと考えて観つつ、最後にどっちが勝つか当ててみると面白く観られる。
…などと書いといて、こっちが観てないことがよくある。今日も忙しいのでビデオに入れとこう。 R.パッジョ、日本では活躍しますねえ。彼は足が故障がちで、その苦闘に耐え自らの精神を鍛えるために仏教を信じることになったのです。しかしなぜ創価学会になってしまったのかは不明です。
226 :
作者読者 :2000/12/16(土) 00:55
神奈川情勢スレッド消されてしもうた…。 6政党揃い踏みしました。面白いのは「天下りvsたたき上げ」の構造です。 新人のうち、社民井上氏、自民小林氏、自由村本氏が県外からの参戦です。地元政党組織は彼らを果たして全面支援するのか。それとも候補者が独自の支持層を作るのか。彼らの選挙運動に目が離せません。彼らは若く、経歴がよく(履歴書的経歴ですが)、IT関連が2人もいて、選挙戦略が注目されます。 迎え撃つ共産党宗田氏、さらに現職の2氏(民主斉藤氏・公明松氏)は組織を頼むか、実績を訴えるか。無党派層を新人に奪われる公算が大きいので、地域代表を標榜して地元票を確実に取るのか、どうでしょう。 自民・民主はまだ候補が出る可能性があります。そこのところも注目。
227 :
201 :2000/12/16(土) 01:08
>>214 > 私の理想としている政治制度は、人々全員が政治担当能力を持った上での直接民主制であります。
どうしてそう言われるのか、非常に興味がありますね。
私が考えるに全員強制参加の民主主義でもダメ、エリート白紙委任の民主主義でもダメ、
その中庸が望ましいと考えています。どちらかと言えば、政党委任型の要素を強く推しますが。
この辺は、レドンドさんと似たようなスタンスかも知れません。
我々の社会って、作業分担による社会的役割があるわけです。
例えば、自動車を作る人がいます。自動車を運転する消費者は作る人と同じ専門知識を
有する必要があるでしょうか?人生の時間は限られているので、そんな必要は無い、
と思います。政治にしても同じこと。全員が専門知識を持つことが理想だとは考えません。
もちろん、各消費者や各有権者が自主的にいろいろ勉強することは、素晴らしいことではあります。
どうでしょう?
228 :
201 :2000/12/16(土) 01:32
>>219 > 自民党に愛想を尽かした上で、民主党に行くと思いきや、公明党に行くのではないか
今の選挙制度を見る限り、そうはならないでしょうね。
中選挙区制や比例代表制は、結局、浮動票よりも組織票を獲得することが
もっとも当選への近道なわけです。そうすると、財界や官公労のような
組織しやすい票田を、大政党が攫っていって、残りを創価学会などが
かき集める。個人商店に関しても、駅前等の組織化しやすい商店街は
自民が持っていって、学会員の商店は、もっと孤立?しているところに
あると感じます。
翻って、小選挙区制では、有力候補者が2人しかないということ、
過半数の得票を取らなければならないということ等の条件が重なり、
浮動票を狙うのが、もっとも効率的な選挙活動になるわけです。
こうなると、二大政党は盛んに、浮動票の利益となる政策を掲げ、
かつての学会の肥大化のような、現象は現れない、と考えます。
229 :
election-enthu :2000/12/16(土) 02:17
>>226 目を付けたスレは時々過去ログのぞいてみて、消えないうちにageるのが欠かせない作業のようですね。
#すっかり2chに慣れてしまった。
230 :
無党派さん :2000/12/16(土) 02:31
勝栄スレッドにdat2落ちしたスレッドを読める方法があるです
>>225 スティービー・ワンダーなんかもそうですが
Sも海外では普通の仏教団体としか思われていない(除く仏下院)
そして海外でも広宣流布に熱心なS…
231 :
作者読者 :2000/12/17(日) 00:53
皆さんレスありがとうございます。今帰宅したばかりでレスはまだ書けません。
民主党のネットによる政策募集のスレッドが他の方によって立てられたので、私の仕事が一つ減りました。一応民主党事務局が1月に忙しくなりそうなので、私は今年中に何とか応募するつもりです。
>>220 さんのレスを読むと旧同盟系労組と創価学会系公明は支持層が重なって敵対しそうなのですが、神奈川では今となっては悪名高い「公民協力」の伝統があります。これは上に立つ政治家の努力の賜なのでしょうか。
民主党も、段々欠点が見え始めています。今日は横路氏が鳩山党首に辞任勧告をしたというスレッドがありました。彼らが本当に民の声を聴いて答えるようになれば、Eメールに返事が出せるようになれば、なかなかなのですが。
(以上即答、age兼用御免)
232 :
作者読者 :2000/12/17(日) 01:01
233 :
無党派さん :2000/12/17(日) 02:19
234 :
無党派さん :2000/12/17(日) 06:13
236 :
作者読者 :2000/12/18(月) 01:23
24.小沢塾の最終面接実施報道を読んで思うことについて。 私の読んでいる新聞の12月18日付けに、「小沢塾」が最終選考に残った103人の最終面接を行ったという記事が出た。党の内部のことを公にしているあたり、自由党は情報公開という点ではポジティブな考えを持っているようだ。 約380人が論文審査に応募し、通過したのは弁護士や医師・公務員・大学生ら103人でその内女性は11人。入塾できるのは約30人。確か2年間で修了するプログラムのはずだが、状況によっては塾生を来年の参院選での出馬させる可能性もあるという。 私は小沢塾に行く意思があって申込書を取り寄せたのだが、受講料が高すぎる、仕事をしている人にとって日程を空けるにはきつすぎる、推薦書を2枚送ることになっているのだが、2人も私を推薦している人がいない、小沢党首を文句なく共鳴するわけでもない、という理由から、応募はしなかった。 だから、今回応募した人が380人もいることに結構びっくりした。多分親とか学校の先生とかの推薦をもらって応募した人、小沢党首を充分礼賛しなかった人が選考から漏れたと思われる。合格した人たちは高学歴・高収入で自分の時間が持てる人で自由党とのコネがある人なのだろう。彼らエリートが、小沢塾で政治家として非エリートを善導させる能力を磨くことを祈りたい。非エリートを搾取する能力を磨くのではなくて。 自由党には自由総研とかエル・カデットとか、人材育成機関が充実しているところである。なかには、東京外語大学アラビア語学科卒業、国際大学大学院国際関係学研究修士課程修了、さらに中東和平や長野オリンピックの際に実務者として活躍した人がいる。この経歴の人がなぜか来年の都議選に出馬する。自由党はある意味よくわからん党である。
237 :
作者読者 :2000/12/18(月) 17:07
238 :
作者読者 :2000/12/18(月) 20:59
「『国民の祝日に関する法律』の一部を改正する法律案」を民主党に送りました。
>>201 さん。「作業分担による社会的役割」について、よくわかります。あとは、「政治」が人が生きる上での必須科目なのか、選択科目なのか、という考え方の違いなのでしょう。「科目」という言葉は「社会全体を『学校』ととらえた場合の科目」を指すことにしましょう。
例えば「自動車製造」(
>>201 さんの例え)は選択科目のようです。ただ、時代が進んで人は自動車なしでは生きられなくなったら必須科目になりますが、時代が進んで自動車が必要なくなったら不必要科目になります。
「政治」は必須科目か選択科目かで意見が分かれる。しかし、どんな必須科目でも強制的に学ばされることはありません(でも、「走っている車にぶつかってはいけない」という科目は我々全員が履修していますね。どうしてだろうと考えると結構不思議です。この科目を不履行した上での事故をあまり聞かない)。
今私が読んでいる本『金持ち父さん 貧乏父さん』(筑摩書房)では「会計と投資を学んだ者が金持ちになる。世の中の大多数の貧乏人はこのふたつを学んでいない」とあります(強引要約)。強引ですが、「政治を学ばないと『政治的貧乏』になる」と私は思っています。
直接民主制度を唱える人の中には「オレじゃない奴が政治をやっているのは気にくわない」という深層心理の人がいます。結構私もその一人です。
239 :
無党派さん :2000/12/19(火) 06:15
>>234 -235
どっちが偉いかでなく両方とも比例的に反映させればよいのですね。
240 :
西糀谷 :2000/12/19(火) 12:01
>>236 小沢塾のこと書いてくれてありがとうございます。わしも興味あったのだけど、
受講料なるものまでとられると思わなかったので、驚きました。
確かエルカデットの参加は無料だったはず…いくらとかも教えてくれます?
ちょっと参考までに・・・
それと、最後に書かれてた人は都議候補予定のどの人のことですか?
公認のでしょ?教えてください。
241 :
作者読者 :2000/12/19(火) 15:13
西糀谷さん(
>>240 )即答です。
詳しい受講料は書いていなかったのですが、1月と8月に行われる1週間の合宿に10万円前後かかるとのこと。他に1ヶ月に1回の授業の受講料もかかります。
都議選候補の人はまだ自由党の公認が出ていないので(第2次公認で公認される予定だそうです)、まだ名前は出せないようです。
242 :
西糀谷 :2000/12/19(火) 16:57
何やら書き個不能
243 :
西糀谷 :2000/12/19(火) 17:16
あれ?復活したか・・・ 作者読者さん、即レスありがとうございます。公認前の情報持ってるなんてすごいっすね。 民主党の関係者と思わせておいて、本当は自由党の? しかし、1次公認で出てないのは、品川とか大田とかでしょうか・・・ あの3区のつぼやいくこ女史とか?まさか…今どこに? 城南の自由党情報教えてください。(本当は都議選スレかもな…でも自由党は一次公認情報しかなかったよな…。) しかし、地方基盤の脆弱な自由党、せめて都議選は本気でやる気なのでしょうか。 前回の統一地方選を思い出すと、さむいのう… 「勝ち残ってきたら相手にしてやる」という中央集権意識丸出しだったような(公認、推薦乱発で共倒れが続出した) わしは、300市による地方分権を本気でやるべきだと信じているから、自由党には「地方選挙をなめていては、足腰の弱い頭でっかち政党でしかないぞ」と意見したいのだが… 本気で地方組織をまじめにつくってくれ、自由党!! そうでないと、ものを言いたいものの政治参加の機会が本当に、さらに薄いものになってしまう… いいアイディアがあって、政策の原案が作れる人でも、いやだからこそ、選挙には馬鹿馬鹿しくて行かない(特に地方選挙は)というひと、わしの周囲には結構います。 政策案を民主党に送ってみた作者さんは、地方選挙についてどう考えますか?
244 :
作者読者 :2000/12/19(火) 23:47
西糀谷さん(
>>243 )へ。
とりあえず、私は自由党の関係者ではありません(従って、残念ながら「城南の自由党情報」は持っていません)。政治情報は各種勉強会やシンポジウムなどの政治的会合からかなりを得ています(当然インターネットやメールマガジンからも相当量の情報を得ています)。
それらの勉強会の一つに出席したおり、都議選に出馬する本人から上記の情報を得ました。実は本人から転載の許可を得ていないので、正式に自由党の公認が出るまでは詳細は書かないことにします(ただ、西糀谷さんの推測の一部は間違っていないことを、敬意を表して付け加えさせていただきます)。
ちなみに、小市民改さんのデータには載っていませんでした。
245 :
無党派さん :2000/12/20(水) 00:04
>243 地方選に力を入れてどうする。意味のないことに力を入れてると金がなくなるぞ。地方では自民党よりも議員数が多い共産党は中央では自由党より下ではないか。
246 :
作者読者 :2000/12/20(水) 00:13
(つづき、パソコンどうも不調) 自由党の地方選に対する態度は、西糀谷さんの観測に賛成します。 地方選挙ですが、政党の建て前と本音がよくわかります。地方自治体の議員は実質的には政府提出法案・予算案の質問権・拒否権(多数をもって首長に反発するとき)しか持っていないので(最近議員立法を行おうという動きが少し現れましたが)、「地方自治体政治のチェック機能を果たす」ものと考えられております(能動的なものではないということ)。 地方議員にとって大事なのは政党の地方組織の育成維持、国会議員の系列議員としての仕事です。ですから、地方選挙は政策で争われる方が不思議・絵に描いたような組織選挙になるのが当然となるわけです。 なかには議員の特権を最大限に活用して人々の声を政治に届けてフィードバックをもらおうと頑張っている人もいます。彼らを捜し出して投票するのが賢明な人々のやり方でしょう。人々が候補者に地方議会の現状・地方議員の仕事内容を質問したとき、それに答えられなおかつそれらの問題点を改善する意欲と政策を持っている候補者が「当たり」でしょう。 答えになっているでしょうか。なっていなかったら具体的にご指摘をお願いします。
247 :
作者読者 :2000/12/20(水) 00:39
>>245 さんみたいに割り切るのも一つの手です。まあ、自由党は人材が余っているので、自由党の政策宣伝を主としたお金のかからない選挙をやるのも手ですね。
そのためには自由党本部が「自由党の地域政策」を策定してくれると楽です(小沢塾の議題にすべきかな、部外者のつぶやき)。中央集権政府に組み込むのか、徹底して地方分権を進めるのかくらいはっきりして欲しいです。
248 :
レドンド :2000/12/20(水) 01:37
しかしこれから地方分権を進めるのなら地方議員のレベルを格段に上げないと… ただのゴロツキみたいなのばっかりですからね。
249 :
西糀谷 :2000/12/20(水) 09:24
なるほど…
>>247 >>248 ご指摘の通りですね。「地方選挙は政策で争われる方が不思議・絵に描いたような組織選挙」とはよくぞ…という感想です。
しかし、地方選挙というのはなんだな、結局「自由党の政策宣伝を主としたお金のかからない選挙」っちゅ〜ことになると、レドンド氏のご指摘のように、「看板しょってりゃごろつきでも候補者」だなあ〜
これは大いなる矛盾なり。地方議員が順送りの名誉職である限りは、国政も含めた政界の活性化はないとおもっとったが…理想論かのう
とはいえ、民主党も組合出身を順送りで出してきている現状…
一点、党本部が地域対策を策定とあるが、それこそ候補者と地方現職がよりあつまってでも作るものであってほしい。
そうでないとやっぱ小沢党は「上意下達」の独裁政党というイメージ(そして現状か?)から逃れられん…と思う。
共産、社民、公明のあやつり議員みたいのばかりになってどうする、自由党!!と愁う今日このごろ。
250 :
作者読者 :2000/12/20(水) 21:31
すみません。風邪を引きまして、明日は寝ていたいので早めに連載を出します。 25.亀井静香政調会長の不思議について。 北陸新幹線の建設方法を経費のかからない形式ではなくて経費のかかる方式で行うことを決めた理由を、亀井静香自民党政調会長は「柳川なべとか蒲焼きでは値段が違うのは当たり前。蒲焼きの方が栄養があるし、うまい」と例えた。とりあえず意味不明で理屈に合わない上に、福岡県柳川市は古賀誠自民党幹事長の地盤である。柳川鍋と柳川市はとは関係ないらしいのだが、亀井氏はまた敵を作ったかと当初はびっくりした。 亀井政調会長は、不思議な人である。橋本派からは公共事業がらみで敵視されている。官僚からは「レベルの低い田中角栄」扱いである(「文芸春秋」の官僚が選ぶ嫌いな政治家アンケート第4位)。検察はいよいよ彼を自分たちの管轄下に置こうと画策しはじめた。自民党反主流派や野党や国民に嫌われる以前に随分色々なところから嫌われている。しかし、彼があちこちで軽口を叩くその姿はなんと自信に満ちあふれていることか。新聞雑誌での彼の似顔絵はいつも自信にあふれた笑顔である。信念の強さは評価するよりない。 この人の政策を批判するのは非常に楽だが、しかし「論理的にわかりやすく批判する」というのは結構難しい。批判する側が「亀井憎し」が先行して感情的になってしまうか、難しい理論を使う羽目になりわかりにくくなってしまうかなのである。どっちにしろ、批判者が亀井氏以上のレベルに立てないのが痛い。彼の長所かも知れない。 石原慎太郎東京都知事がもてはやされているが、亀井氏はどうなのであろうか。ともに清和会を出たことがある。石原氏が東京都で辣腕を振るっているとき、亀井氏は日本を相手にしている。石原氏は思想に偏りがあるが、亀井氏には思想がない。報道や国民が素直に、石原氏をヒーローに、亀井氏を悪人に擬しているのは結構不思議である。
251 :
無党派さん :2000/12/20(水) 22:09
>報道や国民が素直に、石原氏をヒーローに、亀井氏を悪人に擬しているのは結構不思議である。 都民が日本人としてあるべき姿に気がついたのだろう。 それがわからないような国賊サヨクは処分せよ!
252 :
作者読者 :2000/12/22(金) 14:09
201さん(
>>228 )へ。
2大政党制が自民党と民主党との2大政党制だと規定できれば話は簡単なのですが、どの2党が大きくなるのかは「流動的である」と言わなければなりません。
今の選挙区での私の格言「小選挙区は自分のために、比例区は日本のために」に従うと、小選挙区向き・比例区向きの政策を掲げている政党があるわけで、前者が自民党・公明党・共産党、後者が民主党・自由党・社民党でしょう。
比例区で強いはずの公明党・共産党に国民がアレルギーを持たなかったら、結局この2党が2大政党になることだって考えられるのです。もっとも、国民の思慮を最小限に考えた仮説ですが。
>今の選挙区での私の格言「小選挙区は自分のために、比例区は日本のために」 そんな単純じゃないよ。
254 :
作者読者 :2000/12/22(金) 14:31
出口調査を見ると「自民支持」と言って「共産党候補に入れた」という人がいるから、そんなに単純じゃないでしょうね。 もっと良い格言はないでしょうか
255 :
西新橋 :2000/12/22(金) 15:09
そうですねぇ 候補者の論理で言えば 「小選挙区は一票を持つ人のために財布をあけて 比例区は党のために財布をあけて」 ってとこでしょうか・・・いや、票を買うって意味だけじゃなく、地元密着の選挙は金かかるからね・・・ と、age兼で。
>>255 >地元密着の選挙は金かかるからね・・・
組織密着もカネ(税金+プライベートな裏金)がかかる。
農水省構造改善局とか。来年の非拘束名簿式は本当にどうなるんだろう。
257 :
作者読者 :2000/12/25(月) 00:24
26.国家予算の大蔵原案に関する報道について。 12月21日木曜日付きの各朝刊には、2001年度一般予算の大蔵原案(大蔵省最後の原案)が発表されたという記事があった。全国紙では「財政はますます肥大、借金返済への課題はまたまた先送り」とかいう総論的な記事が載った。 それに対して、私の読んでいる神奈川新聞には「第3空港(川崎か横浜か横須賀に建設予定)調査費満額の12億円計上」「米横須賀基地12号バース調査費は満額」「県内2事業(川崎縦貫高速鉄道、高速横浜環状北線)後日採択へ」と、地元の具体的な予算の使い道が書かれている。全国の地方紙も同様だろう。思い通りに予算がきて大満足の所、要求通りの予算が来なくて不満たらたらな所、悲喜こもごもだろう。 全国紙・地方紙を両方読むと、財政が肥大して借金がかさむのもまずいが、自分の所に予算が廻ってこないのも困るという、非常にある種矛盾した気持ちに駆られる。特に自分の生活に関わってくる所に予算が廻ってこないとなおさらである。政治に生活がかからないと「それは地域エゴだ」と簡単に言えるところだが、そうもいかない。また、特に地方紙に「予算が来てよかった」という讃美的記事が書かれているわけではないが、客観的な記事を前にして、ある種の地域エゴが出てしまう自分の中の政治の複雑さ。 もっとも、自分の地域の誰かが申請したこの事業は本当に自分の地域の役に立つのかということを検証する必要はある。この時期は分党騒ぎを起こさないと見向きもされない野党の方々は、普通の人が感じてしまう「地域エゴ」を越えて、充分な調査をやって欲しいと思う。また、今回の神奈川は建設関係の予算計上が目立っている。福祉や教育やITなどの予算の要求がしっかり行われたのかを、野党と報道は協力して調査公開して欲しい。
地方分権キボーン
259 :
作者読者 :2000/12/26(火) 00:52
風邪を引いて、目が疲れてパソコンを見ない間に選挙制度スレッドへの参加機会を逃しました。本格的にスレッドに参加するときはプリントアウトをするのですが、もう枚数が多くなりすぎて面倒くさい。(従って番外遠吠え)最近は選挙制度を「どっちの料理ショー」方式で考えることにしています。中選挙区連記制なら「複数の料理の中から複数選ぶ場合」と考えます。 1月1日は月曜日ですが、21世紀になって最初にやることは政治連載かいな、どうなっとるんじゃい、と休載も考えています(どうでもいいか)。 先日自由党代議士の地元秘書の方と話しましたが、こちらの嫌みな質問にもそつなく答える能力に感心しました。やはり実際に政治に関わっている人は普通の人とは何かが違う。
260 :
無党派さん :2000/12/26(火) 01:08
>>259 >中選挙区連記制なら「複数の料理の中から複数選ぶ場合」と考えます。
まずい料理10種類から3種類食べるよりは(まるで学食カフェテリア)、
美味しいコースメニュー2種類から一つ選んだ方が幸せだな。
261 :
>260 :2000/12/26(火) 02:11
>美味しいコースメニュー2種類から一つ選んだ方が幸せだな。 いくら美味しいコースメニューでも2種類しかなけりゃ、「一億総糖尿病」だね(ワラ
262 :
無党派さん :2000/12/26(火) 02:41
>>261 デザートばかり10種類残ってて3種類選んで食べ続けたらとたんに糖尿病になるよ。
コースって言うのはそういうことがないということだろ。
それとも、ラーメンにフォアグラでもぶっかけて食べたいクチか?
種類があれば美味いってもんじゃないよ、料理は。
263 :
>262 :2000/12/26(火) 03:03
>美味しいコースメニュー2種類 2大政党制のメニューはいずれは似たり寄ったりになるんだったよねえ。 コースメニューでも一生おんなじ物を喰わされるなら、そりゃ病気になるわなあ。 自民と民主がコースメニューだって? あんた味覚障害? ちゃんと「亜鉛」を摂らなきゃダメだよ(ワラ
>>263 そこで客を飽きさせないように趣向を凝らすのが2大政党制とも言える。
コースに並んでいるメニューがいつも同じというわけでもないだろ。
265 :
レドンド :2000/12/26(火) 03:55
>>259 プリントアウトって凄いパワーですね。私なんか適当にざーっと見て書いてるので。
選挙制度は一票の格差さえ是正されればとりあえずいいです。今はそれが先決だと
思うので。
266 :
無党派さん :2000/12/26(火) 04:33
結局、選挙制度について重要だと思ったのは、アイディア先行では 駄目って事だな。 ステキかと思ってやってみました、あらこんなに重大な欠陥が、 って言うことが他の国にて散見されるってこと。 結局、現状か単純小選挙区で、定数是正と地方分権ってとこでしょう。 今のとこは。
267 :
無党派さん :2000/12/26(火) 06:31
つーか定数格差是正と地方分権は選挙制度以前の大前提でしょう
12月26日付神奈川新聞 斎藤氏を単独擁立へ◆参院神奈川選挙区で民主 来夏の参院選神奈川選挙区について、民主党県連(永井英慈代表)は二十五日、候補者を斎藤勁氏(現職)一人に絞り込む方針を固めた。同県連内には、二人目の候補者を目指す「複数擁立論」が根強くあり、正式には来年一月の党大会に合わせて決定する方針だが、他党の動きや支援環境などを総合的に判断し、事実上「単独候補」で決着する見通しだ。 同日、横浜市内のホテルで開かれた「総合選挙対策本部設置準備会」で、総合選対が発足、選対幹部が明らかにした。 同県連内には、先の衆院選比例区で、百十一万票を獲得したことなどを背景に、複数擁立論がくすぶっていた。このため、県連としても、候補者擁立の結論を来年一月二十日の党大会までに結論を出すとして調整を進めていた。 しかし、この日の準備会では、友好団体の連合幹部が「二人目を立てるならば選対から手を引く」と、複数論を強くけん制。これに県連側も「現状況から見て二人目は難しい」と応じた。このやりとりを踏まえ、選挙区の得票目標を八十万票に設定し、組織も斎藤氏単独を念頭に構成。事実上、選挙区は単独候補で戦う方針が固まった。 総合選対本部の千葉景子事務総長は「仮にもう一人立つとしたら、新たに組織を組み立てる」としながら、「政権奪取への姿勢も大事だが、他党の状況をみると、現状では複数は難しい」と複数擁立論は困難との見通しを示した。
269 :
作者読者 :2000/12/26(火) 23:51
>>267 さんに「激しく同意」(ていうんだっけ?)。言葉にすれば簡単なことだということは、選挙の公約になるということです。
「どっちの料理ショー」ネタにレスがきて結構ほっとしました。
ああ、民主神奈川はまたヘタレるのか…
271 :
作者読者 :2000/12/28(木) 01:26
27.自分も他人も政治コラムの書き手になる時代について。 インターネットの時代になって、人々が自分の意見を公にすることが簡単になった。今までは出版社やメディアのチェックを通した形で、限られた人しか自分の意見を公にするチャンスはなかったのが、自分のホームページを開設したり、こうして公開掲示板に投稿したりして、自分の意思だけでほとんどの人が自分の意見を公にできるようになった。 従って、政治コラムを書く人が大幅に増えた。前々から大体の新聞や雑誌には政治コラムがあるが、今では政治関係の無数のホームページのほとんどで、著名人から無名人まで色々なスタンスの政治コラムがある。特に無名の人々の内容の濃い政治コラムが目立つ。インターネットの時代は人々の政治参加を進ませたことがよくわかる。 しかし、あまりにも政治コラムの数が多いので、個々の内容が濃いので、政治に興味があってもとても全部は読み切れない。また、連載を毎回読むというのも大変だ。時間がないし、お金もかかるし、目が疲れるし、内容が覚えられない。また、次々と新しい政治コラムができる。全てをチェックするのは大変だし、多分不可能だ。 政治コラムの末端の書き手である私が、他人の政治コラムをまともに読んでいないのだから、自分のコラムを毎回読んでいる人々はまずいないんやろなあ、と思う。 政治コラムの書き手の中には、労力をかけて一生懸命書いたものを無料で読ませるのは悔しいという書き手もいるのではないか。私はとにかく自分の文章を他人に読んで欲しい一心で書いているから、大規模インターネット掲示板の一角に自分の場所があるだけで嬉しい(お金が入ればもっと嬉しいが)。ネタを探し、文章にして、定期的に連載するのはなにより自分の社会勉強になる。とりあえず来年も政治コラムを書き続ける予定です。
272 :
二九六 :2000/12/28(木) 03:32
273 :
無党派さん :2000/12/29(金) 07:01
がんばれage
274 :
無党派さん :2000/12/30(土) 10:26
お
275 :
作者読者 :2000/12/30(土) 20:55
皆さん、応援ありがとうございます。 しかし私は仕事が休みに入ってからずっと寝ていて、今頃年賀状を書いています。確か政治家さんは自筆の返信しか書いてはいけないと公職選挙法で定められているので、余程の知り合いでなければ政治家さんに年賀状を書いても返事は帰ってきません。事務所宛に出したらどうなるのだろう?今回やってみましょう。
276 :
作者読者 :2001/01/01(月) 00:23
28.政治と人々とのギブアンドテイク関係は、人々が規定したい、について。 あけましておめでとうございます。作者読者です。ここは自作自演の政治コラムです。実はWordで40×20の800字になるように(題名含む)下書きしてから出しているのですね。いつもは「である」調ですが今回に限り「ですます」調です(特に意味なし)。 政治に興味を持って、がっかりすることの一つは、「政治では、票と金を集めるのがメインの仕事である」ということです。特に、野党で、理想が高くて、組織を持っていない、結構人々が期待を寄せているだろう政党が、ほとんど無償で人々から票と金を要求します。 人々の世界はギブアンドテイクですが、政治だけが人々にとっては「ギブアンドギブ」になります。野党の政党や政治家はきれい事を言って人々を搾取する詐欺師か乞食か、と、人々が政治を嫌うか、見返りのある与党を支援するようになるのですね。 これからの政治は人々が広く関わる政治になっていきますが、政党も人々に頼るけれど頼られたくない、ご意見を頂戴するが返事は出さない、金や票は欲しがるがお返しはしない(法律で出せないように制限されていますが)ではなくて、人々とギブアンドテイクの関係になってほしいと思います。せめて、人々と契約関係になって欲しい。 確かに票の売買はできないし、今まで政治と人々との関係が現世利益すぎたきらいがあるから、逆に政治が人々に寄生する風潮が良いとされてきたのでしょうが、両極端過ぎる。人々はもっと政治と良い関係が結べるようになるはずです。 これからの政治は人々の方が政党や政治家を変えていくことになればと思います。政党や政治家が何をすれば人々は支援するのかは、これからは人々が決めていくことだと思います。これからもなるべく、政治の人々参加の形を考えていきたいと思います。
277 :
作者読者 :2001/01/04(木) 01:08
29.有償の仕事と無償の仕事との違いは何だろう、について。 皆さんは当然お金を稼げる仕事をやってお金を使って生活しているわけだが、「なぜ自分のやっている仕事でお金を稼げるのだろう」と考えたことがあるだろうか。 まずないであろう。当然のことだとして意識に上らないから。でも、お正月の暇を利用して少し考えてみると、結構いろいろ社会的・政治的に考えさせられる。 どうして専業主婦は無償の仕事なのだろうか。卑しい仕事だから、ではないとすれば、モノや使えるアイデアを創造する仕事ではないからなのだろうか。では、既に生産されたモノやアイデアを維持する仕事は無償の仕事なのか。公務員や政治家はこれからはNPOやボランティアでやる無償の仕事になるのであろうか。企業自体は生産的だが、企業内で生産的でない仕事は、これからは無償なのだろうか。誰かが片手間にやる仕事になるのか。 床屋さんは無償で、美容師さんは有償か(そういう微妙な法律ありそう)。江戸時代のように、ゴミの収集は向こう三軒両隣のボランティアで行うべきなのか。では、専業主婦もゴミ収集と同じで政府が給料を出す制度にした方がいいのか。給料の査定は誰がやるのか(どこかで専業主婦の「給料」を試算していたはずだが、何が根拠なのだろう)。ところで皆さんがやっている仕事よりも、趣味の方が生産的なら、趣味の方でより高い報酬をもらう権利があるのではないか。自分の職業は社会の役に立っているから報酬がもらえるのだろうが、給料の査定はその仕事の恩恵を受けた人々がやるべきではないか。 今まで有償だった仕事が、考え方の変化により無償の仕事になったり科学技術の発展により機械がやってくれたりする時代になり、有償の仕事は減るだろう。必然的に有償の仕事のない人が増える。そんな社会を今から想定しないといけないのではないかと思う。
278 :
201 :2001/01/04(木) 01:21
279 :
作者読者 :2001/01/05(金) 11:40
正月はパソコンとは無縁でした。1月4日は「どっちの料理ショー」のスペシャル版を観ていました。関口さんの試食癖は最近評判が悪く、香りは中華料理の方に分があるから5−4か6−3の中華と踏んだのですが、5−4の和食でした。特選素材が連発された中「おばあちゃんの蕎麦」というキャッチフレーズが残ったようです。中間ジャッジは参考になりませんでした。
>>201 さん、リンク先の萩原先生の文章は興味深いので現在読んでいるところです。だからレスは随分遅くなるかもしれません。
280 :
無党派さん :2001/01/06(土) 19:50
(-。-)y-゚゚゚
神奈川新聞1月6日付 コラム「新世紀の風」より <私はそのレストランでバイト経験アリです。添え物のパセリは絶対口にしちゃダメだよ。残り物を洗って再利用しているんだぞ〜> <〇〇証券の採用面接はサイアク。どう考えても最初から女は採る気がないのがミエミエだった。それなら一次試験で落とせよな!> ◇ 様々な情報が、インターネット上に流れる。虚実さまざま。本音もあれば、同業者の足を引っ張ろうという意図が読みとれるものもある。 「ネット上に流れる企業情報は無視できなくなっている。全く必要ないという企業は少ないはずです」。企業向けのネット情報サービス「e-mining(マイニング)」を運営するガーラ(東京都渋谷区)の取締役河野竜太(35)は、こう言い切る。 マイニングとは「発掘」の意。広大なネットの”海”に潜り、企業が知りたい情報を拾い上げてくる。 ネット上に複数の検索エンジンを走らせ、企業名や商品名などに添えて「告発」「欠陥」「被害」といった指定のキーワードを探し出す。掲示板やチャット(おしゃべり)サイトはもちろん、メールマガジンや、いわゆる”裏サイト”にも目を通す。 (つづく)
(つづき) 引っかかった書き込みは毎日、顧客企業に報告する。 「20個のキーワードで400件くらい収集する日もある」という。 東芝がネット上の告発にほんろうされた事件に象徴されるように、ネット情報の危機管理は企業が直面している新しい課題だ。 本格的に立ち上げて1年に満たないが、契約した企業は30社以上に上るという。だれでも知っている有名企業ばかりだ。 河野は「東芝事件以降、問い合わせは増えている。のれんやブランドを大切にしている企業ほど関心が高い」と感じている。 (記事終わり)
283 :
作者読者 :2001/01/06(土) 22:48
すみません。村本理恵子さんを呼び捨てにしてしまいました。コピペしたまま乗っけてしまった。失礼しました。
285 :
作者読者 :2001/01/08(月) 00:40
30.今年前半の政治日程について。 今年前半の政治日程は、まず1月終わりから6月にかけて通常国会で、7月は参議院選挙ということになる。その中で、3月終わりまで予算審議、6月には都議会選挙がある。 まず、検察が国会議員に手を出せるのは通常国会開会までの1ヶ月間である。 今から予算審議までの3ヶ月は当然与党ペースで進み、野党は何もできない。政治の多くは予算配分で、その予算配分権限は与党が握っているのだから、官僚も報道も与党側につき、多くの国民も「本当の政治がわかった」と思いつつ与党の応援をするのがこの頃である。多分予算関係のニュースは細かい大事なところは報道されず、与党議員の大げさな動きだけが報道される。野党は雌伏の時で、難しい予算情報を解析してミスを見つけたり、選挙協力の根回しをしたりと地味な仕事に集中するのが得策で、間違っても野党内政局なんぞで目立とうと思ってはいけない。国民にあきれられるだけである。 予算が成立しそうな時期になると、もしかして内閣の改造があるかもしれない。最大の関心事は首相の交代である。現時点で首相の交代の可能性は五分五分と私は見ている。多分予算編成が野党の抵抗が不十分(制度的にそうなっているのだが)で楽に成立するので、与党には勝利的雰囲気が流れているだろうからである。ただ景気の先行き如何においては(各週刊誌は売らんかな主義で日経平均10000円割れと勝手にハードルを低くしたが)、経済界や財界が現内閣に見切りをつけることもあるかもしれない。 都議選は政治や政党の本当の姿を見極める機会になると思う。詳しく都議選を調べてみると、政治って娯楽なんてとんでもない、生活に密着したドロドロしたものだという事実がわかりそうな気がする。ここをどうやって抜けるかがその後の政治の鍵になる。
286 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/08(月) 07:17
age
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2001/01/08(月) 07:56
作者読者さん、こんにちは。 今さっき、ageさせていただいた者です。以前、守口市の市長の件での返答有難う ございました。 さて、議員版のスレにも早速出てるようですが、自民党の加藤派は 想像どおり分裂するようです。 私は、古賀誠氏を野中氏が幹事長にした時に、このまま行けばいずれ 加藤氏は、切り崩しにあって党内はもとより政治家として窮地に追い込まれる と思っていましたが、派閥の分裂によりその傾向は加速しているようです。 理由は、古賀氏が幹事長になった事で、野中氏は加藤氏周辺の不穏な動きを 選挙関連のエサで封じる事ができますし、子飼いにしている古賀氏を裏から 操る事で勢力を100人越えて増殖の難しい橋本派+反加藤派 (実質意思決定をしているのは、橋本派のような気がします)で 自腹を切らなくても勢力を増すことができるからです。 別スレでも出ていますが、このまま何事もないまま時間が過ぎていけば、 加藤氏には、いろんな意味で真の終焉を迎える日が来ると思います。 そうなれば、野党の民主党や自由党が考えている政界再編構想にも 何らかの悪い影響があるような気が、個人的にしています。 さて、ここで作者読者さんやその他の博学なコテハンの皆さまに この事についての今後の展望や、参議院選挙に絡んで、 有権者としてどう見ていったらよいのか、お知恵を拝借できればと 思います。 乱文で申し訳ありませんが、よろしく御願い致します。 PS:そのうち、コテハンで居酒屋オフでもできれば良いですね。
288 :
287 :2001/01/08(月) 08:01
ん〜、文章が長すぎましたか・・・。 あと、改行や句読点の位置もいまいち変ですね。 すいません。(T_T)
289 :
@渋谷工作員(藁) :2001/01/08(月) 18:45
森総理はおそらく7月まで総理で居続けると思う。最大の理由は3月中旬に党大会があること。この時点ではまだ予算が成立していないと思われ森降ろし(総裁選前倒し)が出ても予算が成立していないで返せるからである。 それにしても森総理してやったりである。1月に党大会なら間違いなく総裁選前倒しで交代させていただろうに。また参院選を夏休み(7月29日)にやるために国会召集が遅くなる事も森総理には予算の成立が送れるという意味でプラスに働いている。
290 :
作者読者 :2001/01/09(火) 11:57
>>287 さんへ。
あまり史資料がないので、評論家以上のことを書けないことをお許し下さい。
既に人事で干されているし、河野グループと組めば宏池会は名実共に堀内・池田グループのものです。加藤氏は宏池会のサラリーマン社長で、株主は皆向こう側です。
従って、加藤氏はこの手の窮地に陥ることは予想範疇内でしょう。彼と数人が「加藤グループ」で独立するか、山崎派に合流するかしか実際的には手がないと思います。これ以上加藤氏が難しいことを言っていると、「同志」は堀内・池田派と民主党に四分五裂して、田中真紀子状態になってしまいます。
次の参院選で、加藤氏の直系で出馬するのは山形の阿部政俊氏と山口の林芳正氏、それと比例の2氏と、ごくわずかです。それで、この4氏は当選しそうなので、自民主流派も野党も何もできないでしょう。
野党としては、加藤氏にこだわる必要はなくなったのではないでしょうか。有能な彼の「同志」を引き抜くために秘密裏に選挙協力の根回しをじっくりやっていく努力が必要だと思います。
291 :
作者読者 :2001/01/09(火) 15:32
私は深夜休日はパソコンに触らない生活をしているので、なかなか皆さんと直にチャットすることができません。従って、面白くて盛り上がるスレッドには乗り遅れる運命にあって(「 お前ら分かってんのか?選挙は遊びじゃない。」スレッドは良かった。内容も良かったが、あっという間にこのスレッドよりもレス数が多くなったのにはショック)、少しく残念ですが、仕事の合間にパソコンに向かっているだけでも目が痛くなってしまう体の弱い状態なので、程々にここに来ております。
>>201 さんへ。私感ですが、「多数決」という概念を完全に理論的に片づけようとするから矛盾が出てくるのではないでしょうか。多数決はあくまでも少数意見を最大限に尊重するという態度を前提にした賢者の決まり事ですから。例えば2人しかいないのに民主主義の原則だから多数決で決めようとするのは理論的には妥当ですが現実的にはどうでしょう。
あと、選挙の時には「1番いいもの」だけを選び、同数の場合は決選投票だとか「1位何点、2位何点」とやって合計得点を調べるか、と採決方法はいろいろありますが、「選挙人のくじ」という方法が公職選挙法では採用されていますし、民主主義も厳格ではなくて弾力的に運用する必要があると思います。
リンク先の話で象徴的だったのは、八方ふさがりで困ってしまった学生達が先生の指示に従うという場面。これは先生による独裁で民主主義とは相容れないことですが、民主主義の運用に失敗した学生達にとっては議論に疲れて反論できないと言う状態でした。民主主義を極めようとして議論し疲れたその時に、反民主主義は近づいてくるものです。民主主義は根を詰めずに考えるのが得策でしょう。
292 :
201 :2001/01/09(火) 15:39
>>291 いえ、僕が思うにですね、
多数決原理とは全員一致を持って原則とする、だと思うのですよ。
対立する人達の間で議論して、もっといい方法を探していく、
妥協案、解決案、折衷案、何でもいいですけど、皆が
納得し、全員一致で賛成できれば、それがもっともよい。
それから、この話の先生の役割は「議長」だと思っています。
議長は議案提出も議論も出来ないけど、議論が煮詰まった時、
議長案を提出し打開を図る、と。
結果として、全員一致の賛成になったから、もっとも民主的な
結果を得る事が出来た、と思っています。
293 :
作者読者 :2001/01/09(火) 16:03
201さん(
>>292 )へ。
多数決原理は全員一致が理想ですが、人々の考え方が多種多様で全員一致という状態がほぼあり得ないという状況を前提として考察されているわけです。
対立した意見をまとめていくためには、折衷案を考えたり、対立そのものの次元を変えたりしなければなりません。リンク先の話を例えるのなら「居酒屋の利点とパブの利点に共通するところはあるのではないか」「2次会を設定したらどうだろうか」とか。
先生の役割は「議長」だと思います。しかし「議長」の存在は完全な民主主義には相容れません。やはり独裁的な側面もある一方、弾力的な民主主義のためのやり方として役に立っていると思います。
先生は「司会」という役割もできたと思います。理想の全員一致を導くために議論をコントロールしていく役割です。こちらも某田原氏みたいに独裁的になりかねないのが欠点ですが、「議長」と同じように弾力的な民主主義のために役立ちます。
294 :
作者読者 :2001/01/11(木) 02:13
31.普通のgive and takeが当てはまらない政治の世界について。 (すみません、急いで書いたので考えがよく練れていません。危うく書き忘れる所でした) 最近私は「政治のgive and take」について日々考えている。普通の世の中はgive and takeの関係で成り立っているが、政治が絡むと例外が生じる。なぜ例外が生じるのか。 例えば、政党という団体は党員から集められた党費と支持者による献金とで運営される。すなわち特定の人々からtakeを受けているわけだが、政党は建前的には全国民の福利厚生の向上を目標に活動している。つまりは全ての人々にgiveしているわけである。 この手の「特定の人々からtakeして、全ての人々にgiveする」という特殊な関係は、富の再分配や不平等の解消を任務とする一部の政府部門にも当てはまる。しかし、逆に不平等を創出しているのではないかという議論が当然あって、よくよく考えてみればこの手の政党や前出の政府部門にgiveしてそれに見合うtakeをもらってない人々は何が楽しゅうてこんなことやっているのだろう。わからないものである。 だって、宗教法人や特殊法人や非営利団体はそれでも「特定の人々からtakeして、その特定の人々にgiveする」といった方針で運営されている。政党や前出の政府部門に妥当なgive and takeを求める方法だってあるはずなのだ(その多くは法律に違反するため、かなりの能力を必要とするが)。やはり黙々と不平等にtakeしている人々は不思議な存在だ。 わからない、不思議だとこっちは勝手につぶやいているが、これは政治の面白さなのであろう。例えば「政治は生き甲斐である」「政治は趣味である」「政治は保険である」「政治は(天が下したか自らが下したか、いろいろあるが)使命である」などといった理由を漠然と考えてみた。なんだか政治の根幹について考えている気分になる。
295 :
作者読者 :2001/01/15(月) 01:12
32.参議院選挙神奈川情勢について。その1。 1月8日の成人式における各候補の動き(神奈川新聞より)。自民党小林氏は川崎市の成人式会場周辺で新成人と握手、演説はせず。公明党松氏は同党主催の「21世紀の教育を語るフォーラム」に出席、会場に集まった新成人らと議論。共産党宗田氏・社民党井上氏は横浜市の成人式会場付近で演説。民主党斉藤氏は街頭には立たず、午前中は横浜市、午後には藤沢市の会場にて来賓として訪れる。自由党村本氏はマレーシアに出張中のため成人式に合わせた活動はなかった。どっちにしろ当の新成人は無関心だったとか。 私の住んでいる横浜市某区では、ポスターは松氏が多い。宗田氏・井上氏・斉藤氏がちらほら。出馬の遅い小林・村本氏はまだポスターを見かけない。民社系民主党議員や自民党議員のポスター掲示板に斉藤氏・小林氏のポスターがない。最寄りの駅での朝立ちはまだ見られない(7時から8時の時間帯にやっているらしく、私は間に合わない)。 民主党が連合の主導により複数擁立を諦めたことにより、神奈川では自民公が有利となり、与党が2議席取る情勢である。自由党村本氏自身はやる気があるのかわからない。しかも村本氏が代表をやっているIT企業というのが、ネット監視を業務としていたらしく、いまいち印象が悪い。まあ政治無関心層にこんな情報は伝わっていないだろうが。 今のところ、どの候補にも不安定要因があって、机上の理論では番狂わせがあり得る。小林氏は地元の支持をつかめるか、斉藤氏は保守系無党派層に逃げられないか、松氏は公明党アレルギーをもろにかぶることはないか。従って他の3氏が流れに乗って投票日に逆転なんてことも充分考えられる。あるいは新しい候補者の出現があるかも知れない。中央情勢がどの党に有利になるかは全然わからないし、まだこれからである。
296 :
287 :2001/01/15(月) 23:35
レスが遅れてすみません。 とりあえず、緊急age
297 :
作者読者 :2001/01/17(水) 01:18
このコラムを読んでいる皆様。前回はローカルネタですみません。作者読者は神奈川の人です。これからも参院選情勢については神奈川のことしか書けません。悪しからず。 あと、次から40字×15行の600字にします。短くなります。 それで、近々ホームページを立ち上げて、このコラムを移動させる計画を立てております。
298 :
作者読者 :2001/01/18(木) 00:51
33.予算審議は与野党ともに積極的にやってほしい、ことについて。 1月31日から通常国会である。本当は通常国会の前半は今年度の予算を審議するのがメインだが、最近は野党が与党を非難するだけのために通常国会をやっているような感じがある。今年の通常国会は、与党の過失は見えなくなったし野党はその追及が難しそう、国民の政治への関心を深めるために今国会は予算審議を徹底的にやってくれたらいいなと思っていたら、そうはいかないもので、KSDなるものおかげで与党の参議院議員に逮捕者が出てしまった。こうなると野党は喜んで、いつもの与党非難を始めてしまうだろう。 希望としては、政権担当能力をアピールする野党があるならば、その野党は与党批判を他の万年野党に任せて、予算審議をやって与党のお株を奪って欲しい。間違っても、「国民の皆さん方が今一番知りたがっていること、気になっていることから申し上げたいと思うんです。それは、疑いもなく官邸疑惑の問題でございます。」などという姿勢ではいけない(前国会で野党党首が首相にこう切り出した)。政治に真摯に携わっている人の今一番の関心事は予算、景気、経済、自らの生活の改善のための方策ではないのか。野党が予算審議をやるべき時に予算を後回しにした国会運営をやるから、野党には責任がない、政権担当能力がない、頼りにならないと、政治への関心が深まった国民は感想を持つのではないか。
299 :
作者読者 :2001/01/22(月) 01:27
34.首相公選制を思い切って批判することについて。 首相公選制を、政党に属している人が提唱するのは党代表に失礼であり、党則違反で処罰すべきである。ましてや政党の綱領に首相公選制を挙げるのは政党の信用に関わる。政党にとって、その代表を首相にするための国民の支持を集めるのと、その代表を首相にするために必要な議員を集めるための国民の支持を集めるのとは別問題なのだろうか。 また、今の段階で首相公選制は、国民が首相を選ぶのではなく、報道が首相を選ぶ制度になる。首相選挙は全国区小選挙区制であるが、参議院選挙制度改革で全国区を批判した人たちは、首相公選が全国区であることを考慮しているだろうか。多分報道が前面に立って選挙をリードすることを前提にしているから議論が成り立っているのだろう。 首相を国民が選ぶ方式になったとして、その投票率は総選挙より上がるだろうか。アメリカ大統領選挙の投票率は登録制していない人を抜かした上で有権者の半分ほどである。タレント候補を廃除する措置を施すと、ほとんど普通に政治家を選ぶ選挙と変わらない。大体の国民は「首相」とは何をする人か、完全にはわからない。一部の組織票によって偏った思想を持つ首相が「国民の信任を得た」形になって首相になって、独裁をやられては、日本は世界から、歴史から、とんでもない馬鹿な国民性を持った国だと思われる。
300 :
作者読者 :2001/01/25(木) 00:34
35.KSD事件に対する政界の動きについて。 KSD云々が政界を覆っている。外務省機密費事件とあわせて、駆け込みで検察が動き出したと見える。ここ数日数週間は当分KSDであろうが、ここらで意見を述べてみよう。 「論座」2001年2月号で、堺屋前経企庁長官が「官僚主導の政治に戻そうとする人は、もっぱら、政治家のスキャンダルを持ち出すのです。それによって、政治家に権限が行くのを阻止しようとするのです」と意見している(KSD事件を示唆しているのではない)。賛否はあるだろうが、私は堺屋氏に賛成で、政治主導を目指すのなら、人々は官僚のあらゆる政治家攻撃の意図や正邪を慎重に判断する必要があると思う。 額賀経済財政担当大臣が大臣を辞任して、野党や報道は喜んでいるが、一番喜んでいるのは官僚で、短命大臣や無能(?)首相が政治主導なんてできないことが証明できて相当嬉しいはずである。本当は額賀氏には議員を辞職して民間人になってでも大臣は続けて欲しかった。額賀氏の能力を買って与党は彼を重要ポストにつけて政治主導の足がかりにしようとしたはずである。額賀氏とKSDとの法律違反なおつきあいは彼が議員職を続けるためのもので、大臣ポストとは関係ないと思いたい。額賀氏が大臣辞任を渋ったのはわかるような気がするが、私は彼に次回選挙の比例1位を引き替えに議員辞職して欲しかった。
301 :
無党派さん :2001/01/25(木) 02:16
何このスレッド? 要約すると何?
>>301 2ちゃねらーはそんな疑問を抱いてはいけない
いつのまにか300を超えていたのですね。このハンドルではうかつにレスができない。
304 :
無党派さん :2001/01/27(土) 01:51
地のそこから
305 :
くたばれ五党協@兵庫 :2001/01/27(土) 02:29
作者読者さん@
>>297 HP立ち上げ期待しておりますが、あまり無理はなさらぬよう…。
306 :
作者読者 :2001/01/28(日) 23:37
村本氏、比例区転出へ ◆自由党の参院候補 七月に行われる参院選について、神奈川選挙区で自由党から立候補予定の村本理恵子氏(45)が、全国比例区に転出することが二十六日、分かった。二月上旬の党本部第二次公認候補選定で正式に決定する。転出に伴い、空席となる選挙区の同党候補者には、三十歳代で医師と弁護士の資格を併せ持つ男性などが有力となっている。 村本氏は東京大学卒。専修大学教授を務めたほか、IT関連会社「ガーラ」の会長を務めている。出馬に当たっては、昨年十二月中旬に県庁で記者会見を行っていた。会見後の転出は極めて異例といえる。 しかし、会社と党との間で、選挙区出馬に対する条件が難航したほか、党本部サイドも「比例区の目玉候補として全国の票の掘り起こしを図ってほしい」との考えから、最終的に比例区への転出でまとまった。 一方、"村本後"の選挙区候補者は、同党の「小沢一郎政治塾」の塾生の中から選出する方針。同党県連の藤井裕久会長(衆院14区)は「村本氏の比例区と合わせて、二月上旬には発表できる」としている。 これに伴い、県内選挙区の改選三議席をめぐる戦いの様相は大きく変わる。各党とも、村本氏の経歴や女性候補という特質を織り込みながら選挙対策を立てていただけに、自由党の次の候補者の「顔」を見極めながら、戦略の立て直しが迫られそうだ。
307 :
作者読者 :2001/01/28(日) 23:49
>>306 は神奈川新聞の1月27日の記事です。
皆さんレスありがとうございます。ホームページ作成には手間取っています。パソコン初心者には大変なことばかりです。とりあえず作者読者関係のバックナンバーを集めるつもりです。
308 :
無党派さん :2001/01/28(日) 23:57
>>299 ドイツのSDPは党首と首相が別人だな。
309 :
作者読者 :2001/01/29(月) 00:09
36.与野党の代表質問へのリクエストについて。 1月31日から通常国会である。久しぶりに与野党が議論を戦わせ、TV中継によって国民の目に触れる(まあ視聴率は低いが)代表質問が行われる。 もしかして野党は一斉に同じ内容の疑惑追及をやるのかも知れないが、それだと政府与党側は民主2人・共産・自由・社民かける衆参の2回で10回も同じ答弁をやらなければいけなくなる。時間の無駄だし、それなら野党は一つで充分である。 政権奪取を目指す野党があれば、質問よりも自答独自の施政方針演説をやって欲しい。万年野党の無責任ぶりを脱し、与党質問でその「施政方針演説」が袋叩きに合うのを覚悟の上で演説してくれないと、国民はその野党に政権奪取を認めないと思う。 与党は自らの立場を明らかにし、もっと野党の欠点を攻撃していいはずである。先の内閣不信任案反対演説、あの中馬弘毅氏の演説並みの演説を行い、検察と報道によっかかっている野党を叱りつけるべきである。与党の支持者はわかってくれるはずである。 施政方針演説・代表質問は与野党とも大事にして欲しい。選挙時の各政党の政策方針になるのはこれらの演説や質問である。報道やコラムニストもこれらを引用して各党の評価をするものだ。雰囲気に流されずに、党を代表するような演説・質問を期待したい。
310 :
作者読者 :2001/01/29(月) 00:26
>>308 さん情報ありがとうございます。
自民党では何回か「総理総裁分離」が提唱されましたが、リーダーシップの強化の必要から総理総裁分離は実現されませんでした(多少の例外はありますが)。
確かに党則で「党首と首相は同一人物がなる」というものはないので、これからは党首ではない人が首相になるのかも知れません。でも今は党首が首相になる(立候補する)のが「慣例」ですので、特に自民党の人が首相公選制を唱えるのは考え物です。
また書き込み不能になっちゃった?私のPCの調子が悪いのかなあ。
また書き込み不能になっちゃった?私のPCの調子が悪いのかなあ。
313 :
くたばれ五党協@兵庫 :2001/01/30(火) 02:36
>与党は自らの立場を明らかにし、もっと野党の欠点を攻撃していいはずである。先の内閣不信任案反対演説、あの中馬弘毅氏の演説並 >みの演説を行い、検察と報道によっかかっている野党を叱りつけるべきである。与党の支持者はわかってくれるはずである。 …全く同感です。委員会や本会議で質疑の対象となっているものは、KSD疑獄に代表 される与党側のスキャンダルだけではないのですから。 …KDS疑獄などに代表されるスキャンダルを追求するのも必要ですが、予算や法案 などについては、しっかりとした論拠を準備した上でそれらについての議論に専念 していただきたいと思います。単なる感想ですが、一言。
314 :
二九六 :2001/01/30(火) 02:51
>>313 でも委員会の審議で目立つのは難しいと思います。
マイナーな委員会での発言なんて政治部記者は注目していないし。
新聞社もタテワリを緩和して家庭面で前日の委員会審議を取り上げる
ようにしないと、だめでしょうね。
315 :
作者読者 :2001/01/30(火) 23:32
二九六(
>>314 )さん。
政府与党側の事前質問取りを辞めて、その代わり質問者への逆質問を認めたらどうか(あと、質問者も党から質問を強制されない)と、ある民主党の参議院議員にEメールで書いたことがあります。
今の委員会は専門性が高く、既に話が通っているせいか質疑応答がスムーズずぎてなかなかついていけません。県紙にはそこの出身議員の委員会質問が記事になることがあります。
くたばれ五党協@兵庫(
>>313 )さん。
その点今回の衆議院民主党は、鳩山代表は疑惑関係には極力触れずに民主党政権の話をし、疑惑関係は「民主党の鬼の爆弾質問屋」上田清司氏がやるそうです(読売新聞)。意外な展開になるかも知れません。
316 :
二九六 :2001/01/31(水) 00:10
>>315 > 政府与党側の事前質問取りを辞めて、その代わり質問者への逆
> 質問を認めたらどうか(あと、質問者も党から質問を強制されない)と、
質問とリは国会職員がやっているんですよね。確か。
これは制度上強制されたものではないから野党(質問者)側が拒否するこ
とですぐ実行できそうですよね。なんでやらないんですかね?
>野党関係者のみなさん
317 :
作者読者 :2001/02/01(木) 00:23
37.就職活動と党友増加活動との関係について。 もしかして政党関係者の中では常識なのかも知れない。しかし私には、あの「氷河期」と言われる昨今の就職活動に取り組んでいる学生や未就業者を対象に、党員・党友増加作戦をやってみたら、結構効果が出るのではないかなあ、と思う。 学生にとっては、アルバイトやボランティアやサークル活動は別にして、就職活動は社会の厳しさを初めて味わう場であると思う。就職活動を通して社会の矛盾や問題点に気づき、政治に目覚める人もいると思う。彼らは精神的に不安定になり、何か助けが欲しい状況にあるのではないか。それが宗教であったり、予備校であったり、その他であったりするが、そこに政党が、彼ら学生の受け皿になることができるのではないか。 具体的には、政党PRハガキを学生に送る。彼らは企業の資料請求ハガキとともにそれを読む。企業の説明会や筆記試験や面接の会場の入り口で街頭宣伝活動などをやる。 特におすすめは、公務員を目指す学生の獲得である。彼らは頭脳が優秀で、全国に存在する。国家公務員試験時になると彼らは東京に集まり、官庁訪問で官僚にいじめられ絞られる。合格発表(特に国T)の時に予備校の人々と一緒に人事院の前でビラを持って待っていれば、かなりの(暗い顔をした)学生が好意的にビラを受け取ってくれるだろう。
>>317 >合格発表(特に国T)の時に予備校の人々と一緒に人事院の前でビラを持って待っていれば、かなりの(暗い顔をした)学生が好意的に
>ビラを受け取ってくれるだろう。
ということは無いような・・・むしろ敵意を持って見られるような。
やるのだったら一次試験の発表のときでしょうか。
いずれにしろ、今の政党に出来の悪い新卒を抱える体力があるかは疑問ですね。
319 :
無党派さん :2001/02/04(日) 08:27
age
320 :
作者読者 :2001/02/05(月) 00:21
38.次期総理大臣候補としての斉藤十朗前参議院議長について。 今の日本の総理大臣は交代した方が良いのではないかという世論であるが、誰が次の総理大臣になるかというとどうも定まらない。国民の選ぶ人は政治の専門家好みではないし、永田町の選ぶ人は国民に理解されない。そこで私が勝手に一人を推薦する。 前参議院議長、斉藤十朗氏。ご存じの通り、参議院選挙制度見直しの際の与党強攻を何とかしようとして失敗し、議長を辞めさせられてしまった人である。自民党経世会出身だが、1995年8月から参議院議長で、党籍を離脱している。議長在籍中の1回を含め、最初は父親の後継としての補選だったが、参院6回当選。それで現在60歳の若さである。現在無所属、議長辞任の経緯もあって自民党復党のタイミングが難しいようである。 三権の長に登り詰めてしまった以上、斉藤氏は残りの議員人生を隠居同然の過ごし方をするしかない。自民党に復党しても、青木自民党参院幹事長と争うか、その軍門に下るしかない。それならば、自民党改革派や民主党や他のどこかに担がれて総理大臣をやった方が良いのではないかと思われる。知る人ぞ知る厚生族で、議長としての経験から与野党分け隔てなく付き合えるし、儀礼的なものながら外交経験もある。床の間に飾る人材としては、斉藤氏は巷に挙げられている人よりも良いのではないかと私は思う。
321 :
作者読者 :2001/02/05(月) 00:26
二九六さん(
>>318 )へ。
いつもレスありがとうございます。国Tの1次発表は政党の草刈り場だと思います。政党としては、そこで党のサポーターを集めることが先決で、政治家になる人材はサポーターから選抜するのだと思います。
若くて、政治に目覚めて、ある程度教養があって、地方に住んでいる人を集めるチャンスになります。
322 :
市民派さん :2001/02/05(月) 01:57
個人的には斉藤さんは復党しても自民党には居場所がないから野党に行くか、白川新党に行くしかないような 気がしてならないのですが・・・。それに三重県は野党が強いですし。
323 :
作者読者 :2001/02/06(火) 13:22
324 :
作者読者 :
2001/02/08(木) 00:19 39.これから国会議員はものすごく忙しくなることについて。 現在、各国会議員に分厚い予算書が配られている。これはある種霞ヶ関全官僚と与野党の議員大部分の、何日にもわたる努力と駆け引きと知恵と諸々の結晶なのであるから、予算書の内容を修正させるには国会議員といえども相当の勇気と識見を必要とするのだろう。 さらに霞ヶ関官僚は、去年の夏から構築してきた内閣法律案を開会時点で100本以上準備している。その内「それが制定されなければ予算及び予算参照書に揚げられた事項の実施が不可能である」法律案が40本ある。中にはA4で400ページ近くも分量のある法律案もある。さらに国会議員発案の法律案が加わるし、追加の内閣法律案も出てくる。 通常国会は予算と法案審議の場であるが、国会議員にはものすごい分量の仕事をやっていると思う。部会で勉強、委員会で審議。はっきり言ってこの時期に政局や選挙対策をそればっかり積極的にやっている国会議員はその存在意義を疑われていいと私は思う。 代表質問などで、与党質問者や森総理が「予算の一日も早い通過が景気を良くさせる」等と言っているが、それなら国会で審議しなければゼロ日で通過するわけで、永田町霞ヶ関の論理に乗っ取って国会をないがしろにするような事は言ってはいけないのである。これでは与党が官僚の下部組織であることを自ら証明しているみたいになるのではないか。