▼鈴木宗男,復活当選無効で落とせるか?▼

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宗男が政治の世界に足をふみれたのは拓殖大学の学生時代。保証人だ
か何かになってもらおうと中川事務所をたずねたのがきっかけだった
という。
中川一郎の後援会の一員でもあった宗男の母は反対したというが宗男
は中川事務所入りを決断する。
北海道の田舎の保守政治家の仕事といえば利益誘導と陳情をいかにさ
ばくかがポイント。宗男はここで水を得た魚のように異様な才能を発揮し始めた。
34819:2000/11/01(水) 00:08
当時の宗男の働きぶりは伝説ともなっており右手と左手で陳情の
電話を受け付け、同時に陳情客を部屋で対応し、あまった足で後
輩の秘書を蹴り上げるというものだったらしい。
陳情(道路・橋)などの要望に、その日に即答をモットーとした
中川一郎の議員宿舎はいつも夜まで明かりが消えることがなかっ
たという。
仕事のきつさなどのせいか先輩秘書が次々と辞めていき宗男は若
くして筆頭秘書となった。働き者で役所を怒鳴り上げてでも陳情
を受け付ける宗男は中川の信頼も得てまたたくまに中川の金庫番
へと上り詰めていくのであった。
34919:2000/11/01(水) 00:18
中川は豪放磊落で細かい利権関係はすべて宗男に任せっきりだった。
中川は常々周囲に「俺は汚職で捕まることはないよ。捕まるとしたら
鈴木君だな。だって俺は鈴木に任せてて本当に何もしらないんだから」
と笑いながら話していた。
ベクトルの方向があっているか間違っているかは別として働きに働き、
忠誠を尽くす宗男を信頼しきっていた。
もっとも宗男が無私の気持ちで働いていたとはいいがたい。30前半にし
て都内に一戸建てをかまえ、貯蓄も3千万円ほどあったといわれる。
やはりという見方と何百億もの金を動かし休みなしに働いているのだか
らある程度はと見解もわかれるであろう。
35019:2000/11/01(水) 00:24
若くして筆頭秘書となり中川の寵愛を一心に受ける宗男。
しかし一方で周囲の人間を平気で殴り、年配も呼び捨てにする宗男に
反発する人がいても当然であった。中川夫人や中川後援会の一部がそ
の筆頭勢力で、中川死亡後の壮絶な争いの伏線となる。
周囲の声をよそに中川は宗男の長男に「一郎」という名前を授けるな
ど信頼ぶりは変わらなかった。
35119:2000/11/01(水) 00:55
ちょっと話が宗男の息子に飛んでしまったが宗男の結婚はこの若き
秘書時代。就職難で仕方なく中川事務所に入ってきた女性が宗男の
ハートをわしづかみにした。
しかしデートに誘おうにもあまりに忙しい身分。ここで宗男は思い
切った行動に出る。
なんと結婚届を彼女の意思の確認もなく勝手に出してしまうのであ
る(筆頭秘書の宗男は後輩秘書のはんこも私物化していた)
立派な犯罪行為ではあるが既成事実をこしらえたこともあり無事、
結婚となった。宗男の奥さんは賢夫人と地元では評判でまあ結果オー
ライなのであろうか。