民主党政権時代のTPP事前交渉内容を暴露。衆院予算委で前原誠司
衆院予算委員会で、民主党前原議員が民主党政権時代の事前交渉内容を暴露した。
安倍総理からは「守秘義務」があるとたしなめられた。
しかし国益の問題が重要と突っぱねた。その暴露の内容。
(下記衆院TV、3時間15分30秒から)
http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=42476&media_type=fp 前原議員
「我々が最後まで交渉参加表明をできなかったのはなぜかというと、我々与党だったからよくわかっていた。
米国の要求、事前協議の中身が余りにも不公平ということだった。
トラック、車については関税を直ぐにはゼロにしない猶予期間を設けるべきだというだった。
安全基準については米韓FTAと同じように枠を設けるべきだということだった。
保険については、始めはがん保険等の保険だけだと思ったら学資保険の中身を変えることについても色々と言い出した。
つまり、中身について事前交渉でこれをとにかく武装解除しなければ米国議会に通告しないと。
しかしこういう中身について我々は不公平であると、本来であれば、自動車の関税の猶予なんてことは本交渉でやる話であって、我々は農産物と相対して妥協しなかった。
これ、妥協してまさか交渉参加表明するなんてことはないですよね。
我々は交渉参加表明したいと模索したが、この条件ではあまりにも日本に不公平だということで我々は非対称的だということで交渉参加表明をしなかった。」
安倍総理
「前原さんも民主党も政府として交渉に当たってきた。
米国との交渉においては、中身においては皆さんに守秘義務が課されているはずです。
交渉中のことをいちいち外に出せば交渉にならない。
今回の共同声明において、米国側に自動車についてセンシティビティがあると認め、日本の農業ついても認めさせた。」
試算を総理にいつ渡すのかの質問に
菅官房長官「総理の判断時期に間に合うように提出する。」
http://blog.goo.ne.jp/harumi-s_2005/e/520ec16a76bb90cf593afd7971c6ee30