http://www.asahi.com/politics/update/1125/OSK201211250094.html 公共工事公約「いつの時代の政治ですか」 維新・橋下氏
2012年11月25日19時46分
■橋下徹・日本維新の会代表代行
自民党も民主党も党首討論で経済対策の話をするらしいが、国会議員は何を言っているのか。
20年間、政治家は経済対策をやると言い、成長戦略もつくってきた。20年間やって結果が見えない。
あろうことか、自民党は公共工事をやりまくると言う。いつの時代の政治ですか。
自民党の公約、最初の4分の1は公共工事のオンパレード。公共工事で日本は強くならない。
いっとき金がまかれて工事がふえるかもわからないが、2年、3年たてば借金ばかり残る。
公共工事を増やしたところで日本の製品、商品は売れない。不景気だというが、iPhone(アイフォーン)は売れている。
充電式扇風機はバカ売れ、(自動)掃除機はバカ売れ。
商店街が景気が悪いと言うが、インターネットの商店街やネットの本屋は大繁盛。
新しい技術で商売をやっている人たちは大繁盛だ。
時代に合わせた商品やサービスで世界に競争しながら勝たなければいけない。
やる気のある民間の皆さんを邪魔しない、妨害しない、これが公の行政の役割だ。
うまくいかない人たちをどうやって再チャレンジさせるのか。
政治や行政が日本の経済を成長させることはできない。
(愛媛県大洲市での街頭演説で)