【反増税】国民の生活が第一 part.2【脱原発】

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97無党派さん
民主“今週3人、来週3人”離党情報!参院で第2会派に転落か
2012.07.25

 政府民主党で現在、「離党注意報」が発令されている。「今週3人、来週3人の民主党参院議員が離党表明する」という情報で、新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表
の別動隊という位置付けだ。現実となれば、民主党は第2会派に転落し、消費税増税を柱とする「社会保障と税の一体改革」関連法案の採決時期などにも影響を与える公算が
大きいが…。

 民主党関係者によると、今週の3人として取り沙汰されているのは、東日本と西日本の選挙区議員と、全国比例で団体票を持つ議員。いずれも小沢氏に近く、「反増税」
「反TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)」「原発再稼働反対」を明言している。

 増税法案が修正されないまま採決される方向が固まれば、離党があり得るというのだ。この情報は首相官邸サイドも入手し、警戒している。

 参院の民主党会派は、女性参院議員3人が17日、離党と新会派「みどりの風」立ち上げを表明し、第2会派の自民党会派との差は「2」まで縮んだ。新たに3人が民主党
会派を離れれば完全に逆転してしまう。

 関係者は「議長は第1会派から出す慣例のため、自民党が議長交代を要求して国会が紛糾する可能性がある」といい、こう続ける。

 「それだけではない。山口県知事選(29日投開票)で脱原発候補が善戦すれば、『脱原発』を掲げて翌週に別の3人が離党するとの話もある。こうなれば、民主党参院
議員会長を兼務する輿石東幹事長が引責辞任する局面が来るかもしれない。五月雨式に抜けていく印象で、小沢氏は勢いづき、野田佳彦首相にとっては大打撃だ」

 ただ、離党時期については「目立ってなんぼの永田町。ロンドン五輪の時期に離党しても話題にもならない」(若手)や、「離党警報が出るのは、参院での採決直前ではな
いか」(中堅)と諸説ある。

 今週離党がささやかれている3人の事務所は、夕刊フジの取材に対し、「聞いたこともない」「審議中の離党は100%ない」「法案修正など、審議を見極めてから判断す
る」と話した。

 一方の執行部サイドは、衆参にいる離党予備軍に引き止め作戦を続けている。野田首相批判を強める鳩山由紀夫元首相には24日、側近議員が食事に誘って諫言した。消費
税増税に賛成した議員に、「氷代」として100万円を支給する案も浮上している。

 民主党のゴタゴタが収まる気配はない。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120725/plt1207251540004-n1.htm