消費税採決前に不信任案=「生活」の対応焦点−3野党
共産、社民、みんなの野党3党は2日、国会内で幹事長・書記局長会談を開き、今国会での消費増税関連法案の成立を阻止するため、参院での法案採決の前に衆院に内閣不
信任決議案を提出すべきだとの認識で一致した。3党はこの後、共同提出を目指し、新党「国民の生活が第一」、きづななどに党首会談を呼び掛けた。
内閣不信任案の提出には、提出者1人と50人以上の賛同者が必要。共産、社民、みんな3党を合わせても20議席で、この要件を満たさないため、生活ときづなでつくる
統一会派(計47議席)の動向が焦点となる。
共産党の市田忠義書記局長は会談後の記者会見で「まさか自民、公明両党が野田内閣を信任することはないだろう」と述べ、消費増税法案成立前の不信任案提出に慎重姿勢
を示す自公両党をけん制した。
一方、参院の生活、みんな、共産など野党7会派は2日、消費増税法案を廃案とするよう平田健二参院議長に申し入れた。(2012/08/02-17:21)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012080200851