第46回衆議院総選挙総合スレ 1135

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952無党派さん
 厳しい指摘に驚くばかりだが、確かに、かつて小沢氏の周囲には、そうそうたる人材
がそろっていた。閣僚経験者だけでも、民主党の渡部恒三元郵政相(党最高顧問)や岡
田克也副総理、藤井裕久元財務相、現在は自民党の二階俊博元経産相、野田毅元建設相、小池百合子元防衛相など。いずれも現在は「反小沢、非小沢」の立場だ。

 閣僚以外にも、小沢氏に20年間も秘書として仕え「小沢の影に高橋あり」とまで言
われながら、たもとを分かった高橋嘉信元衆院議員。衆院2回生だった小沢氏と見合い
結婚し、3人の子供を育てながら地元・岩手の地盤を守った和子夫人については、有力
支援者に、離婚や別居、東日本大震災後の小沢氏の許しがたい行動を記した手紙が出回っている。

 なぜ、小沢氏から人心が離れるのか。

 前出の野田毅氏は夕刊フジのインタビューに対し、「小沢氏に一貫しているのは『自
分が権力を握る』ことと、『そのために選挙で子分を増やす』こと。しかし、小沢氏に
政策はない。いい加減な人だ」と話した。

 民主党トロイカとして政権交代では手を組んだ菅直人前首相も「小沢氏は何度も同じ
ことをやってきた。その都度大半の『小沢グループ』の顔ぶれは変わっている。しか
し、新たに取り込まれた『小沢グループ』の議員が小沢氏個人の駒として使われているという構造は変わらない」とブログに記した。

 産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の最新世論調査では、小沢新党に
ついて「期待しない」が86・7%で、「期待する」は11・1%しかなかった。

 新党結党には「1議員=1億円必要」とされ、約50億円が必要となるが、小沢新党
に政党交付金が支給されるのは来年4月以降。小沢氏の資金管理団体や関連団体には約
13億円しかなく、「資金難」も指摘されている。

 古希(70歳)を超え、小沢氏の今後の闘いは厳しいものとなりそうだ。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120703/plt1207031811012-n1.htm