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882無党派さん
民主・岡本、橘氏造反へ…一体改革26日衆院採決

 消費税率引き上げを柱とする社会保障・税一体改革関連法案の衆院採決を巡り、民主
党の岡本英子氏(3区)と橘秀徳氏(13区)は23日、造反する考えを地元支持者ら
に表明した。橘氏は離党も示唆しており、民主党県連は分裂の恐れが出てきた。

◇断固反対

 「この時期に消費増税をすることは断固反対という立場で臨む」

 岡本氏は23日午後、横浜市神奈川区のJR東神奈川駅前で行った街頭演説で約40
分間にわたり、法案に反対する考えを繰り返し説明した。

 橘氏も23日午前、大和市で会合を開き、支持者十数人に「消費税率を上げるのは反
対だ。26日の採決に賛成することは絶対にない」と伝え、理解を求めた。

 岡本、橘両氏はいずれも小沢一郎元代表を支持する衆院当選1回の議員でつくる「北辰会」のメンバー。

 県内議員では、小沢氏の元秘書で側近の樋高剛氏(18区)と、北辰会に所属してい
る相原史乃氏(比例南関東)についても、民主党幹部は23日、「造反する可能性がある」と指摘した。

◇ためらいも

 小沢氏は採決後の新党結成を視野に入れており、造反議員が離党に踏み切るかどうかが大きな焦点になっている。

 橘氏は会合後、記者団から「離党を考えているか」と問われ、「それも覚悟してやら
なきゃと思っている。やっぱり執行部に造反するわけだから」と述べ、離党も辞さない考えを強調した。

 ただ、出席者の1人によると、橘氏は会合中、「民主党を出るかどうか迷ってる」と話す場面もあったという。

 当選回数が少なく、支持基盤が弱い議員は政権与党から離れることに抵抗感が強い。
岡本氏は記者団に「どんな形になっても、自分の信念は貫いてほしいと支持者に言われ
ている」と述べる一方、「私たちが民主党の主流の考え方で、離党する必要も罰則を受
ける必要もない」と強調した。

◇賛成派も必死

 県連代表の城島光力国会対策委員長は22日の記者会見で「法案成立に向け、全員が
賛成できるような環境作りは最後までやる」と述べており、党内の締め付けに躍起だ。

 賛成に回る見通しの議員も23日、地元への説明に追われた。当選1回の中林美恵子
氏(1区)は横浜市磯子区で開いた「タウンミーティング」で26日の衆院採決につい
て、「本当は逃げたいけれど」と心情を吐露した。

 「消費税は社会保障を壊滅状態にしないために必要という理論もあるし、お金さえ刷
れば何とかなるという意見もある。このバランスが分かるなら、悟りがひらけたと言っ
ていい」と判断の難しさを指摘したうえで、「私は党に反逆いたしません。それで将来
への責任を見せたいと思います」と述べ、賛成の考えに理解を求めた。

(2012年6月24日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20120623-OYT8T01170.htm