■ 国民新党 part11 ■

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902服部忠幸
遠山金素人(文部科学奉行)
 「その方、磁場と電場が調べ足りぬと申すか?」

白洲三十郎
 「仰せの通りでございます、お奉行様。磁石をチョン切って二つの破片にすれば、二つの破片それぞれにS極とN極が現れまする。高温に熱した液体金属を磁化いたしまして、その磁場と電場の変化を調べとうございます。」

遠山金素人
 「して、これがそのための来期予算か?なんだこれは?製鉄所の修繕費か?」

白洲三十郎
 「仰せの通りでございます、お奉行様。新たな発見があれば研究開発費として、何も発見が無ければ製鉄所の修繕費として、鋭意前向きに帳簿を善処いたしまする。」

遠山金素人
 「ええい、黙れ黙れ黙れ黙れ、それでは御都合主義会計ではないか!」

白洲三十郎
 「お奉行様、成果主義会計でございます。」