974 :
無党派さん:
おそらく、あえて、そういう行動に出ることで、三権分立の何たるかを身をもって示したかったのだろう。いわば、ふんぞり返っている裁判所に対する挑戦状だ。
「司法権力の政治介入は許さない」という断固たる意志である。
言うまでもなく、国会は、国権の最高機関なのである。裁判審理中でも、国会議員には政治活動を行う権利があるし、それは同時に国民に対する責務でもある。
それだけ、国民の負託を受けた国会議員の身分は重いのだ。
全国紙のベテラン司法記者が言う。
「裁判所もさすがに国会議員の権利を妨害することはできず、きょうの公判は、昼間いったん中断されることになりました。2時間ほど休廷
、所信表明演説を聞いた小沢氏が裁判所に戻ってくる午後2時半頃に再開される。長く記者をやっていますが、こんなことは初めてです。
もっとも、ふつうは起訴された時点で政治生命が絶たれるから、所信表明を聞くどころの話でもない。異例ずくめです」
肝心の小沢裁判は、無罪が確実視されている。こんなバカげた裁判をダラダラ続けていること自体が異例だ。裁判所もとっとと撤退を決めたらどうなのか。