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■小沢元代表処分問題、党員資格停止で調整 民主幹事長、きょう首相と協議

民主党は７日の党役員会で、強制起訴された小沢一郎元代表の処分問題への対応を岡田克也幹事長に一任することを決めた。
岡田氏は８日に菅直人首相と協議する。元代表の判決が確定するまでの期限付きで「党員資格停止」とする案を軸に調整する。

７日の役員会では「処分すべきだ」との意見が大勢を占めた。
輿石東参院議員会長と平田健二参院幹事長、羽田雄一郎参院国会対策委員長の３人は反対したが「決着に時間をかけるべきではない」との認識では一致した。
岡田氏は役員会後の記者会見で、具体的な処分の方向性について「最終的には首相の判断を待ちたい」と述べた。

党倫理規則が定める処分は軽い順に(1)党員資格停止(2)離党勧告(3)除籍（除名）――の３つ。
首相や岡田氏ら執行部は党員資格停止を模索しており、役員会でも複数のメンバーが主張した。
党の指針では、党員資格停止の期間を「原則として最長６カ月」としているが、
執行部は元代表の裁判が長期化することを念頭に「判決が確定するまで」とする案を検討している。

過去に党所属議員が起訴されたケースでは、除籍処分が大半。
ただ元代表に関しては党内に「通常の起訴とは異なる」との意見が強い。

岡田氏は首相との協議結果を、週内に開く臨時役員会で報告する考え。
15日の常任幹事会で役員会が発議する段取りを想定する。常任幹事会は党倫理委員会の意見を聞いた上で、最終決定する。

日本経済新聞
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9693819481E2E5E2E09B8DE2E5E2E0E0E2E3E38297EAE2E2E2;bm=96958A9C9381949EE2EBE290938DE2EBE2E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2

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