小泉純一郎は運が強すぎる ▲520▲

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423無党派さん
>>420
こんな感じ

《「本当に日本の戦後を終わらせることが出来るんだな」》

総理は私の説明を聞き終えると、矢継ぎ早に質問した。
「岩国は基地を受け入れるのか」
「座間の反対はないのか」
「普天間は転換出来るのか」
私は「総理のリーダーシップがあれば出来ます」と即答した。
「本当に日本の戦後を終わらせることが出来るんだな」
私は再び「はい」と答えた。

※総理執務室で米軍再編について説明 (2004年9月8日)
※※「普天間」交渉秘録 (守屋武昌著/新潮社刊) p20


《「俺がブッシュと話をしてまとめるから」》
《「何だ、俺の身内じゃないか」》

「それほど住民運動は怖いんだよ。執念深い。絶対に海に作るのは駄目だ。
陸上案が海兵隊の訓練に支障をきたすというなら、君の言うように宿営地に作ればいい。
金は多くかかるが、辺野古沖の埋め立てよりいい。
俺の考えははっきりしているから、君の考えで案を作ってくれ。
事務方で交渉をまとめられないなら、俺がブッシュと話をしてまとめるから」

その後、総理は「自民党で防衛庁案に反対している奴の名前と、その理由がわかったら教えてくれ」
と付け足した。
私は数人の閣僚と前閣僚、そして沖縄選出の議員の名前をいくつか挙げた。
「何だ、俺の身内じゃないか」
と、総理は笑っていた。

※総理執務室で普天間基地移設先について説明 (2005年10月12日)
※※同p62
424無党派さん:2010/10/01(金) 20:10:42 ID:JqN0kN2q
 痺れる!w
425423:2010/10/01(金) 20:15:29 ID:WB97uiKy
《「延期してもかまわない」》

「よくやった」、総理は開口一番そう言った。
(略)
総理はそう言いながらも「防衛庁の案で今、決めるべきだ」と続けた。
その考えはまったくぶれていなかった。
「決まらないなら、2プラス2は無理してやらなくていい。延期してもかまわない」

※普天間基地移設先についての大野大臣とローレス副次官の会談後 (2005年10月26日)
※※「普天間」交渉秘録 (守屋武昌著/新潮社刊) pp72-73


《「利権だから」》

総理は私を見るなり、「わかっている。沖縄から出ている修正の動きは利権だから」と言った。

※政府案に反対する沖縄選出の五議員が総理に会う直前に (2006年2月23日9時40分)
※※同p105

《「反対するなら副大臣を辞めてくれ」》
《「石破君、何かあるの?」》

「そのちょっとが、君らの想像もつかない困難な状況を作り出すんだよ。
今の案に協力して欲しい。
特に嘉数君、君は沖縄問題を担当する副大臣だよね。
君は小泉内閣の方針に違反しているということがわかってないの?
小泉内閣はL字案だよ。
反対するなら副大臣を辞めてくれ」

さらに、付き添ってきた石破元大臣には「石破君、何かあるの?」と付いてきた理由を尋ねた。
石破元大臣は総理に何も言えなかったそうだ。

※沖縄選出の嘉数議員の「L字案をほんのちょっと動かしてほしい」という陳情に対し (2006年2月23日12時30分)
※※同p106
※※※いずれも守屋元防衛事務次官の日記に基づく記載