>>420 こんな感じ
《「本当に日本の戦後を終わらせることが出来るんだな」》
総理は私の説明を聞き終えると、矢継ぎ早に質問した。
「岩国は基地を受け入れるのか」
「座間の反対はないのか」
「普天間は転換出来るのか」
私は「総理のリーダーシップがあれば出来ます」と即答した。
「本当に日本の戦後を終わらせることが出来るんだな」
私は再び「はい」と答えた。
※総理執務室で米軍再編について説明 (2004年9月8日)
※※「普天間」交渉秘録 (守屋武昌著/新潮社刊) p20
《「俺がブッシュと話をしてまとめるから」》
《「何だ、俺の身内じゃないか」》
「それほど住民運動は怖いんだよ。執念深い。絶対に海に作るのは駄目だ。
陸上案が海兵隊の訓練に支障をきたすというなら、君の言うように宿営地に作ればいい。
金は多くかかるが、辺野古沖の埋め立てよりいい。
俺の考えははっきりしているから、君の考えで案を作ってくれ。
事務方で交渉をまとめられないなら、俺がブッシュと話をしてまとめるから」
その後、総理は「自民党で防衛庁案に反対している奴の名前と、その理由がわかったら教えてくれ」
と付け足した。
私は数人の閣僚と前閣僚、そして沖縄選出の議員の名前をいくつか挙げた。
「何だ、俺の身内じゃないか」
と、総理は笑っていた。
※総理執務室で普天間基地移設先について説明 (2005年10月12日)
※※同p62