◆自民党:党内政局 その257◆

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318無党派さん
みんなの党の正体 
公務員改革や天下り批判、税金のムダ根絶を売りに、支持を訴えているみんなの党。
しかし、一方では「まるで第2の自民党じゃないか」の声も上がっている、
「みんなの党が八ツ場ダム建設推進の立場だったのは意外でした。報道関係者でも驚いている人は少なくありません」こう話すのは、八ツ場ダム間題に取り組む住民団体「八ツ場ダム明日の会」。
参院選の参考になるよう各党にアンケート調査を実施、回答をHPに公開しているが、その結果、みんなの党の化けの皮がはがれてきた。
「みんなの党は群馬を拠点とする比例代表候補として、上野宏史氏を擁立。彼の義父は八ツ場ダム推進の急先鋒として知られる建設官僚OBの上野公成・元参院議員。
娘婿の宏史氏も八ツ場ダム推進の立場で、地元建設業者がボスター張りをするなど応援に回っています。
八ツ場ダムの水没予定地区ではやたらと上野氏のポスターが目につきますが、ダム推進を票に結び付けようとする狙い」(地元関係者)
 県建設業協会も選挙区の自民侯補・中曽根弘文に次いで、上野を推薦している。与党・民主党候補の富岡由紀夫は上野よりも下の扱い。
富岡がダム反対の立場だからである。
実際、選挙戦でも「選挙区は中曽根、比例区は上野」と呼びかける自民党福田派がいるなど、みんなの党と自民党は一部で二人三脚を組んでいる。
「みんなの党といえば、いわゆる改革が旗印で、『無駄な公共事業の横綱格』である八ツ場ダムには当然ノーだろうと多くの有権者が推測しているのではないか。
役人の天下りや税金のムタを批判している『みんなの党』が八ツ場ダムを推進するのは不可解としか言いようがありません」 という社民党保坂氏の批判。
八ツ場ダムをめぐっては、国交官僚OBが工事受注業者に天下りし、受注業者が地元選出の自民党国会議員に違法献金をするなど、政官業の癒着も明らかになっている。
そんなドス黒い工事を、自民党と選挙協力までしてゴリ押ししようとするなんて、みんなの党らしくない。((一部略)取材協力=ジャーナリスト・横田一氏)
らしくない、というがそれがみんなの党の本質だろう。