2 :
無党派さん:
■世論調査の誤差の目安
サンプル数(回答数)Nが十分大きく、調査結果の値がpである場合、
偏りのないサンプリングでの調査なら、68.3%の確率で上下
σ=√(p*(1-p)/N)
の範囲、95%の確率で
1.96*σ=1.96*√(p*(1-p)/N)
の範囲に本当の値が入る。
例えば、回答数1000の調査で支持率などの調査結果50%なら、
1.96*√(0.50*(1-0.50)/1000)=約3ポイント
すなわち
50±3%
の範囲に真の値がある確率が95%。同様に、
回答数1000、結果が12%または88%なら、約2ポイント。
回答数600、結果が50%なら、約4ポイント。
☆実際には、調査日時とかサンプリング方法とかでランダムサンプリングと
言えなかったり、未回答分に偏りがあったり、対象者が空気を読んだりするけど、
それらは無視した最良の場合。もちろん鉛筆なめなめもなし。
よって実際の誤差はさらに大きい。
当然ネットのようなランダムサンプリングでない調査は埒外。
ざっくり言って新聞などにみられる世論調査では
±3ポイントぐらいは十分誤差の範囲。