英国総選挙総合スレッド その２

前スレ
英国総選挙総合スレッド
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1272071837/


http://www.general-election-2010.co.uk/
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/election_2010/default.stm

>>1
乙

ところで自民から6人入閣の噂はどうなってるのだ？

保守キャメロン氏、首相就任＝１３年ぶり政権交代−自民党と連立へ・英

　【ロンドン時事】英総選挙で第１党となった保守党のキャメロン党首が１１日夜（日本時間１２日未明）、首相に就任した。キャメロン新首相は第３党の自由民主党と連立政権を発足させる意向。
１９９７年以来３期連続で続いた労働党政権は幕を閉じ、１３年ぶりの政権交代が実現した。
　保守、労働両党の二大政党による政権交代を伝統とする英国では第２次世界大戦後、連立政権の例がなく、日本がさまざまな面で手本とする英国の政党政治は新たな転機を迎えた。
　キャメロン氏は１１日、エリザベス女王の招きでバッキンガム宮殿を訪れ、首相就任の要請を受諾。その足で首相官邸に赴き、「保守、自民両党が立場の違いを乗り越え共に働くことが強く、安定した政府をつくるための正しい道だ」と表明した。
同氏は現在４３歳７カ月で、４４歳になる直前に首相に就いたブレア元首相を抜き、１８１２年以来で最も若い首相となる。（2010/05 /12-06:21）

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&rel=j7&k=2010051200056

英国：初の連立模索　保守・自民、「宿敵」協調に不満　労働・自民、正当性に疑問の声

　＜分析＞

　英総選挙後の情勢は、労働党のブラウン首相が１０日に辞任表明する捨て身の戦術で第３党・自由民主党と正式な交渉に入り、一気に流動化の様相を強めた。
１３年ぶりの政権交代を目指す保守党と中道左派・自由民主党による路線を超えた「便宜的結婚」か。労働党と自由民主党を中心にした中道左派系の「敗者連合」か。
連立政権ができれば戦後初めてとなる。どの連立でも自由民主党が求める選挙制度改革は避けられず、今総選挙が英政治史の「分水嶺（ぶんすいれい）」となることは確実だ。今後のシナリオを占った。【ロンドン笠原敏彦】

　◇保守・自民、「宿敵」協調に不満

　首相の辞任表明で、英政界は選挙制度改革を巡り大きく動き出した。保守党は１０日、改革を受け入れる方針を表明。自由民主党への突然の譲歩を意味し、首相辞任表明の衝撃の大きさを物語る。

　ヘイグ「影の内閣」外相が「最後の提案」としたのが「優先順位付き連記投票制」。オーストラリア下院で実施されており、英国の現行「完全小選挙区制」と基本的に同じ小選挙区制で大幅な変更ではない。
だが、立候補者全員に優先順位が付き少数派の票も生かされやすいとされる。

　もし、改革をさらに進め、自由民主党が求める比例代表制に近付けば、保守党は「パンドラの箱」を開けることになる。
今選挙の得票率は保守党約３６％に対し、中道左派の労働党と自由民主党を合わせた得票率は５２％。保守党には政治路線が近い連立相手はなく、比例代表制下で「万年野党」になりかねない。

　自由民主党との「便宜的結婚」のような交渉が進む背景には、党首の個性の問題もある。
保守党の草の根支持者に影響力を持つ活動家ティム・モンゴメリー氏は「キャメロン保守党党首は一般党員から見て左で、クレッグ自由民主党党首は一般党員から見て右」と説明する。
社会政策でリベラルなキャメロン党首と経済の自由主義を支持するクレッグ党首は近い。

　両党首とも、財政危機で「安定政権」が必要との立場で一致し、党分裂を招きかねないぎりぎりの線まで妥協を試みる。

　しかし、選挙での「宿敵」同士の連立に両党内で強い不満がくすぶる。自由民主党は、他党との協力には国会議員協議と党幹部会で４分の３の賛成が必要。サッチャー時代を知る年配議員や支持者に保守党アレルギーが強い。

　保守党の重鎮リフキンド元外相は「キャメロン党首が自動的に支持を得るわけではない」と合意へ猛進する指導部に警告する。保守党支持者の８割は単独での少数与党政権を望むとのデータもある。

　政権奪還に失敗すれば、キャメロン党首は「首相」の座に王手をかけながら、責任を問われかねない。

　◇労働・自民、正当性に疑問の声

　首相の辞任表明を「安定政権へのスムーズな移行を助ける重要な要素だ」（クレッグ党首）と自由民主党側は当初、歓迎していたが、１１日の協議は難航したようだ。
同日夕には自由民主党との協議を終えた労働党幹部が無言で官邸に集まった。英メディアは交渉結果について悲観的な報道を始めた。

　労働党首脳部が政権維持へのシナリオとして考え出したのが、中道左派を中心にした「進歩的同盟」だ。労働、自由民主に地域３小党を加えれば、ぎりぎり過半数を超える。
得票率を見ると、英国の有権者の３分の２が「反保守党」だ。選挙制度改革が避けられなくなる中で、中道左派連合で生き残る思惑だ。

　ＢＢＣによると労働党も保守党と同様、「優先順位付き連記投票制」をまず導入。改革を経て、自由民主党が党是とする比例代表制への移行を国民投票にはかることも提案している模様だ。

　保守・労働党とも選挙制度改革で自由民主党になびいてきたのは、両党をてんびんにかけ譲歩を引き出すクレッグ戦術の最大級の収穫だ。
ただ、選挙で大敗した労働党が次期政権を主導すれば、その「正当性」が疑問視され、次の選挙で有権者のしっぺ返しを食う危険性もある。

　さらに、ブラウン首相の党首辞任で新党首（首相）が誰になるかは不明で、ブラウン氏に続いて、次の首相も選挙で有権者の審判を受けない事態になる。

　加えて、地域政党が参加すると安定政権になる可能性は低い。

　労働党内には自由民主党との連立への反発がくすぶる。ブランケット元内相は「選挙の度にこんな混乱は繰り返せない」と比例代表制に反対。
次期政権は厳しい歳出削減で国民の不満を買う可能性が高いため、いったん下野し政権交代に備えるべきだとの声も強い。

　さらに保守・自由民主連立、労働・自由民主中心の中道左派政権のどちらも安定する可能性は低く、新政権発足前から早期の解散総選挙を予測する見方も出ている。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

　■ことば

　◇英豪の選挙制度の違い
　英国は１選挙区に１人の当選者を選ぶ完全小選挙区制。豪州下院は同じ小選挙区制だが、優先順位付き連記投票制。有権者は全候補者に優先順位を付け投票。
１位票の過半数を得れば当選する。過半数得票者がいなければ１位票の最も少ない候補を除外。
その得票がほかの候補者に再配分され、過半数票を得た候補者が当選−−と繰り返す。少数意見を反映できるとして１９１９年に導入した。

http://mainichi.jp/select/world/news/20100512ddm002030071000c.html

Nick Clegg は副首相のようだ。
これってキャメロンがホリデーや外国訪問中は
Clegg が留守を守って PMQ で答えるんだぞ。
すげー事だよ。

英 キャメロン氏が首相に就任＠ＮＨＫ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100512/t10014378261000.html

>>1乙

若い首相だね。
日本もジジィ・オッサン連中は辞めて欲しい。

>>7
そりゃすごい
面白いことになったな

キャメロンが首相任命された以上、連立交渉は既に保守党ペースだ。自民党と合意に達しなくても
次回の総選挙を見据えた少数与党政権に躊躇は無いはずで、このままでは「自民党は議会の不安定要因」
と攻撃に晒される恐れもある。

クレッグは自民党が欲しかった選挙制度改革という果実を得られないかも知れん。苦しい状況になったな。

日本のマスコミは小選挙区制嫌いのバイアスがある気がしていまいち信用ならん

前スレROMってたけど、このスレは民主主義そのものの勉強になるな
キャメロンが国王に首相に指名されるみたいだけど。

NHKでやっていた「永田町・権力の興亡」のなかで、
村山富市を担ぎ出した自民党に対して、
小沢が海部を担ぎ出した場面が面白かった。
日本の民主主義も、ああいう風に見せれば、ドラマティックな感じがして
それなりな気がする。

日本のマスコミには小選挙区の問題点はよく指摘されるけど
比例制国家の連立交渉の混乱っぷりはあんまり取り上げられないからね
これはこれで面白いんだけど

BBC によれば
Clegg の副首相は正式に女王の承認が出たようだ。
今分かっているのは Clegg の他に自民から4-5人が入閣の予定。
ヘイグが外相、オズボーンが財務

保守党の政策で吹っ飛んだもの
配偶者控除
相続税の控除上限を100万ポンドにする案は次の総選挙まで棚上げ


浮いた金で所得上の基礎控除を10000ポンドまで引き上げ（自民の政策）
貧しい地域の公立学校の予算拡充（自民の政策）
キャピタルゲインタックス上げ（自民の政策）

トライデントは十分な審議を尽くした上で青信号（保守の政策）
今年から支出削減開始（保守の政策）

ヨーロッパはこれ以上の権力委譲をブリュッセルにする場合は国民投票

（感想）
聞いているだに、この3日でよくここまで政策詰めたなと思う。
辻つま合わせとはいえ、普通考えて
両党ともこれはとてもじゃないがのめないだろ。
少なくともこんな政権が出来ると選挙戦中に想像した人間は
この世に一人もいないはず。

>>16
>配偶者控除

最新の情報だと配偶者控除は自民が棄権で合意だってさ。

それから Danny Alexander がスコットランド担当相？？
Tory はスコットランドに一議席しかない。
自民がいないとスコットランド統治の正当性そのものが問われるところ。
保守が必死で完全連立に持ち込みたかった背景のひとつかも。

>>16
両政党の多数支持とれそうな政策を集めたような感じになるのかね
対EUに関しても妥当なところだと思うけど、どうだろう

市場はもともと保守党政権歓迎してたけど
キャピタルゲインタックスについてはどうなんだろう

そういえばジョン・メージャー以来になるのか
学歴が高校中退なのと、人頭税の評判が悪くてやめたとか
あまりパッとした印象がない
それでも小泉よりも長く首相を務めているからなあ

日英行革の明暗　1997年10月
平島廣志／松下政経塾第15期生
http://www.mskj.or.jp/getsurei/hira9710.html

いやぁ、保守党は連立想定してたでしょ。
第一党になっても２位３位連合が過半数な場合とか色々。

ＥＵはちょうどPIIGSでごたついてくれてるのも好材料だったっぽい。

>>18
>キャピタルゲインタックスについてはどうなんだろう

ビジネスが会計上に計上する場合のものではなく
個人が別荘持っていたりする場合のものらしい。
相続税の件といい金持ちの個人に厳しい政策だね。

自民の両院議員総会が終わったようだ。
議員は満場一致で連立案を可決した模様。
後は全国委員会（のような名前）の可決を待って本決まりか
Clegg の会見が15分後に予定。

保守党の議員総会はまだ終わらないようだ。

>>21
ありがとう

そういう意味での課税なのか
もともと自民は高額所得者からの所得の転移訴えてたし
保守党も高額所得者への課税の話はしてたもんな
伝統的な上流階級はある程度我慢するだろうけど
シティあたりの連中はどうだろうね
会社員は除外って話もあったような気がするけど

シティーの件は銀行金融セクター改革の方で扱うのでは。
役員クラスの話だけど、いわゆるボーナス額の監視は
どこが政権をとっても厳しくなるはずだった。
これから詰める詳細も多いだろうね。
とにかく補正予算（緊急の金策と言うべきなのか）は上程されて
それを通してからってことでしょう。

庶民院の任期がが5年 fix になったのも面白いところ。

Clegg の会見が始まるよ。

イギリスみたいに議員定数が多くて、選挙区も小さくて
戸別訪問もありだったら、日本だとぞっとする。
創価や共産が家まで押しかけてきて、
しかも立候補者が市議会議員レベル、そういう連中が国会議員になる。

単純小選挙区制なら少ないだろうけど、創価が強い選挙区も一部でてくる
しかもそれが固定化する。
そこの非創価の住民はどうなるんだ、引っ越すしかないね。

日本の話なら

選挙制度・議会制度に関するスレッド15
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1259624266/

で

>>25
ああすまんかった。じゃあ消える。

「特別な関係」維持と祝意＝英新首相に訪米招請−米大統領

　【ワシントン時事】オバマ米大統領は１１日、英国のキャメロン新首相に電話をかけ、総選挙の勝利と首相就任に祝意を表すとともに、米英間の「特別な関係」を維持していきたいとの意向を示した。また、同首相に今夏の訪米を招請した。
　オバマ大統領は声明で、「英国以上に緊密な友人かつ同盟国はない」と言明。米英両国間には世代と党派を超えたきずながあると強調した上で、強固な米英関係が世界の安全と繁栄に必須だと強調した。（2010/05/12-07:30）

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010051200110

>>27
オバマは外交下手だってことがよくわかったｗ
いらん反感買う前にその程度のリップサービスがどうしてできなかったんだろ
就任一年でで欧州および英国の神経逆撫ですることしか言わなかったのになあ

今夏だとするとエリザベス女王の訪米に合わせてかね
女王の久しぶりの国連演説なんで早く聞きたい
年齢が年齢だし、最後かもしれないからなあ

今まで鉄壁を誇っていた安定性のある２大政党制の単独政権が崩れたのだから、英国の政治も
当分の間、不安定が続く事は間違いないだろう。

鉄壁と言っても約80年程度ですよ。

つか、30年前もゴタゴタしていたし。

>>28
逆じゃないのか？

EUに肩入れする労働党のイギリスは要らなかったが
不安定でEUに楔を打てる保守党のイギリスなら歓迎するって意味だと思うんだが。

キャメロン任命って女王主導なの？
女王以上にフィリップ王婿がそろそろヤバいらしいし、政治判断もこれが最後になるんだろうなあ。

>>32
オバマはEU統合支持派のはずだよ
政治信条もブラウンのほうが近い
反EUで外交的にはタカ派、小さな政府を目指すキャメロンとは
何もかも合わないので英米の一部マスコミでは「キャメロンが首相になったら
今以上に英米関係は冷え込むのでは」と言われていた時期もあった

英国に限らず欧州軽視（っていうか敵対している国重視、譲歩の外交）で
オバマ外交は同盟国および米国内の保守派中心にあまり評判よくなかった
あれならまだ八方美人外交してたほうがマシだったと思われ
最近ちょっと路線変えてるみたいだが

連立が何日持つか、とか次の選挙はいつか、なんてブックメーカーも始まりそうだな。

キャメロン×クレッグって、素性は貴族的×貴族的、だろ？
庶民感情、大丈夫かね？

これでイギリスも保守・労働・自民の2.5大政党制ぐらいにはなるのか？

>>28
母親のエリザベス皇太后の遺伝子を受け継ぐなら
娘のエリザベス女王もかなり長生きするんじゃないか？

貴族院改革込みの提案だったか。

庶民院の選挙制度を AV で呑んだ代わりに
貴族院議員を選挙で選出、そこで比例代表を使うと。

国教会の主教たちを貴族院から蹴っ飛ばす事が出来るだけでも大拍手。

〔情報ＢＯＸ〕英首相に就任したキャメロン氏の横顔 2010年 05月 12日 12:03 JST
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK869125520100512
　◎キャメロン氏は４３歳。１９９７年に首相に就任したトニー・ブレア氏を抜き、ここ２００年近くで最も若い首相となった。

　◎英国でも名門とされるパブリックスクールのイートン校で教育を受けてオックスフォード大学に入り、
在学中は特権階級の集まりであるブリンドン・ダイニング・クラブに入会した。政治、哲学、経済学で第１級
の学位を修める。大学卒業後、保守党のスタッフとなった。ポンドが欧州通貨制度（ＥＭＳ）の為替相場メカ
ニズム（ＥＲＭ）から離脱した１９９２年にはラモント蔵相（当時）のアドバイザーの１人だった。

　◎その後７年間にわたり広報担当エグゼクティブとしてテレビ局のカールトンに勤務。２００１年に下院に初当選した。
保守党は総選挙で３期連続で労働党に敗北を喫した後、２００５年１２月に９年間で５人目の党首としてキャメロン氏を選出した。

　◎キャメロン氏が掲げる「思いやりのある保守主義」や診療費無料の国家医療制度（ＮＨＳ）の維持は、脳性まひ
などを患って昨年２月に６歳で亡くなった長男を看護した経験にも影響を受けている。

　◎サマンサ夫人との間にほかに２人の子供がおり、９月に第四子の出産が予定されている。サマンサ夫人は上流階級
の出身で、高級文房具会社スマイソンでクリエーティブディレクターを務めている。英国メディアのお気に入りでニック
ネームは「サム・キャム」。

〔情報ＢＯＸ〕英財務相に就任する見通しのオズボーン氏の横顔 2010年 05月 12日 12:03 J
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK869120520100512
　＊現在３８歳。１８８６年に３７歳で英財務相に就任したランドルフ・チャーチルに次いで若い財務相となる。

　＊キャメロン首相の盟友で、経歴も似ている。壁紙会社オズボーン・アンド・リトルの共同創設者である準男爵
の後継者で、ロンドンにあるパブリックスクールであるセント・ポールズで学び、オックスフォード大学に進んだ。
大学では、キャメロン氏と同様、特権階級が集まるブリンドン・ダイニング・クラブに所属した。　

　＊フリーのジャーナリストとして短期間働いた後、１９９４年に保守党の調査部門に入る。２００１年にイング
ランド北西部のタットンから議員に選出され、２００５年５月に「影の」財務相となった。結婚し、２人の子供がいる。

　＊英国の大規模な財政赤字の解消に向け早期の対応を主張しているほか、政府支出の無駄を省き、前労働党政権が
計画した給与税引き上げの撤回を目指している。

　＊労働党は今回の選挙戦を通じ、金融危機におけるオズボーン氏の判断と経験不足を批判していた。エコノミスト
を対象に４月に実施したロイター調査では、保守党のスポークスマンであるケン・クラーク氏が次期財務相として最
も有力視され、オズボーン氏の予想は４位だった。

〔情報ＢＯＸ〕英保守党と自民党の主な政策合意 2010年 05月 12日 11:11 JST 　［ロンドン　１２日　ロイター］
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK869113720100512
　英保守党と自由民主党が連立政権樹立で合意した。以下は両党の政策面での主な合意内容。
　＜連立＞
　自民党からは５人が入閣、クレッグ党首は副首相となる。閣外相も一部自民党から。
　＜経済＞
　◎構造的財政赤字の削減を大幅に加速。増税よりも歳出削減を進める。
　◎財務省とイングランド銀（中銀）の助言に基づき今年度は第一線ではないサービスを中心に６０億ポンド規模を削減。
　◎労働党政権が計画していた給与税増税を一部撤回。
　◎独立した予算責務局の創設。

　＜税務＞
　◎相続税枠の引き上げを撤回。
　◎長期的に個人税の非課税枠を１万ポンドとする、段階的な措置を講じていく。
　◎自民党が求めていた高級不動産税あるいは高額年金所得者への税控除撤廃では合意できず。
　◎個人所得税の非課税枠を２０１１年４月から大幅に引き上げ、中低所得層に焦点。

　＜銀行改革＞
　◎銀行課徴金の導入で合意。ボーナス問題や競合的銀行業界に向けた措置。
　◎中小企業向け信用拡大に努力、保守党の融資保証案および自民党の国有銀行への融資目標案についてどちらが有効か検討。
　◎投資銀行からのリテール銀行分離を検討する独立委員会を設置。年内に暫定報告。
　◎イングランド銀にマクロプルーデンス規制の管理と監督与えることを提案へ。

　＜政府＞
　◎議会の任期を設定、次回総選挙は２０１５年５月の第一木曜に。
　◎選挙制度改革について国民投票。
　◎上院（貴族院）議員を一部あるいは全員を選挙で選出。

　＜原子力発電＞
　◎自民党は原子力発電への反対姿勢を維持するが、政府が議会での批准に向け計画を提出するのは容認。
これにより原発建設が可能に。
　
＜欧州連合＞
　◎新政権はユーロ導入やユーロ圏への参加を提案せず。欧州連合（ＥＵ）への権限移譲は提案せず。
　
＜移民＞
　◎移民に上限を設定。

　＜環境＞
　◎グリーン投資やスマートグリッドなど、低炭素・環境配慮型経済に向け主要環境保全プログラムを支持。

ざっと見た感じ結構バランスいい政策に見えるなあ
銀行に対する規制強化は金融セクター強いイギリス経済考えると
微妙なような気もするんだけどどうなんだろう

>>38
いやさすがに高齢だからNY訪問して演説なんていう機会は
もうなんかなかもてないんじゃないかと思ってさ

>>39
なんかそれだけでも選挙制度改革した印象になるね

キャメロン英新首相の横顔：43歳の若き指導者、支持層の拡大戦略実る
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aRNhPtmo778g
　　５月12日（ブルームバーグ）：デービッド・キャメロン氏は、1812年以降最年少の英首相だ。保守党党首に
就任してから約４年半、キャメロン氏は同党の伝統的な基盤以外にも支持層を広げようと努め、その過程で
一部支持者との間であつれきが生じることもあった。
　　同氏は現在、43歳と７カ月。1997年に労働党のブレア党首（当時）が首相に就任したのは44歳になる
誕生日の４日前で、キャメロン氏のほうが若い。
　　キャメロン氏は、これまで３期連続で総選挙に敗れてきた保守党に勝利をもたらすため、一部の支持者の
怒りを買うような取り組みも断行。同性愛者の権利擁護の方針を掲げたり、環境保護の立場からロンドン・
ヒースロー空港に新たな滑走路を建設することに反対した。
　　サマンサ夫人との間には２人の子どもがおり、９月にもう１人誕生する予定。昨年、難病の遺伝性疾患を
患っていた長男（当時６歳）を亡くしている。
　　キャメロン氏は、過去数十年の英国では見られなかったタイプの保守党党首だ。富裕な家庭に生まれ、
英国一の名門校であるイートン校を卒業。祖先には、15世紀のヘンリー７世のほか、少なくとも７人の伯爵がいる。

キャメロン英政権：緊急予算で8300億円削減−銀行課税、賞与制限も
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=jp09_newsarchive&sid=aOXyuSQ8FMQ4
　　５月12日(ブルームバーグ)：11日誕生したキャメロン保守党政権のオズボーン財務相は、過去最悪
の財政赤字圧縮に向けて、60億ポンド（約8300億円）の歳出削減を含む緊急予算を50日以内にまとめる方針だ。
　　オズボーン財務相とヘイグ外相が11日夜に公表した保守党と自由民主党との連立合意には、緊急
予算や金融機関への課税のほか、リテール（小口金融）業務と投資銀行業務の分離を研究する委員会
の設置、賞与制限スキーム、企業向け融資の拡大措置が含まれている。
　　自民党が提案した所得税の課税最低限の年間１万ポンド（約138万円）への引き上げ（現行6475ポンド）
も長期的な目標として連立綱領に盛り込まれる。課税最低限は来年大幅に引き上げた後、その後数年間
インフレ率を上回る引き上げを行う。
　　保守党新政権はまた、非事業用資産に対するキャピタルゲイン（資産譲渡益）課税の税率を現在の
18％から40％に引き上げる。保守党は相続税の課税最低限引き上げについては断念した。

◎議会の任期を設定、次回総選挙は２０１５年５月の第一木曜に。

こんなの合意しちゃっていいのかね、自民党は
連立離脱するぞ作戦はしなのか

>>48
解散権を制限するものじゃないでしょ。任期満了した場合の総選挙の日程を決めただけで。

キャメロン連立政権が本格始動＝自民から副首相、外相はヘイグ氏−英
　【ロンドン時事】英国のキャメロン新首相は就任翌日の１２日、首相官邸に閣僚らを招集、
第１党保守党と第３党自由民主党による同国戦後初の連立政権を本格始動させた。
約２０人の閣僚のうち、自民党からは副首相に指名されたクレッグ党首を含む計５人が入閣した。
　英メディアによると、就任が確認された主な閣僚はクレッグ氏のほか、外相にウィリアム・ヘイグ氏
（保守党「影の内閣」外相）、財務相ジョージ・オズボーン氏（同財務相）、企業・銀行相ビンス・
ケーブル氏（自民党財務担当スポークスマン）ら。オズボーン氏は３８歳で、過去１２５年間で
最年少の財務相となる。（2010/05/12-19:27）
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2010051201009

二年ぐらい前かな「オズボーンは頼りない」と
保守一色の彼の選挙区に住む保守党支持者がぼやいていたw
たしかにあそこは他に選択肢はないわな。
Vince Cable の任所がまだはっきりしないのは
オズボーンの下で尻拭いをするのがいやなのかもw

ところで昨日の夜は前回の保守党が政権を失って以来
一番寒い（お寒い？）五月の晩だったと労働党支持者が冗談を言っていたw

そんじゃ私はこの辺でこの板にさよなら。

>>51
いろいろ情報ありがとうございました！
勉強になりました

上院公選は愚策だと思うけど

>>51
乙

日本と違って下院の権限が強いからねじれの問題はクリアできると思われ。
しかし現行憲法の参議院はほんとうに失敗だったよなあ。
素直にＧＨＱのいうこと聞いていたらよかったのに。

Cameron's cabinet: A guide to who's who
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/election_2010/8675705.stm
At-a-glance: Cameron coalition's policy plans
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/election_2010/8677088.stm

>>41
チャーチル以来の連立で、チャーチルパパ以来の若い蔵相か。

>>55
GHQが勝手なこと押しつけすぎてこうなったとしか…

キャメロン政権、組閣急ぐ　自由民主党から５人入閣
http://www.47news.jp/CN/201005/CN2010051201000628.html
自民党の財務担当で、金融界などの評価が高いビンス・ケーブル氏（６７）は財務担当相として入閣し、
保守党から入閣するジョージ・オズボーン氏（３８）とともに、金融立国英国のかじを取る。オズボーン氏は
過去１２５年で最も若い英財務相となる。
　外相には元保守党党首のウィリアム・ヘイグ氏が就き、国防相には同党のリアム・フォックス氏が就任する。

>>57
でも、チャーチルは第二次世界大戦に勝利したのにも関わらず、１９４５年の総選挙で労働党に
大敗しているんだよね。
ここらへんのイギリス人の国民性って理解しづらい所があるね。労働党に勝たせるなんてね。

>>59
戦争が終わったから戦争屋のタカ派チャーチルｲﾗﾈになった
戦勝国フィーバーに惑わされなかったあたり
実に英国人らしい選択だと思われ
今回も自民党に投票しなかったみたいになー

New Cabinet: who got which job?
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/politics/7713643/New-Cabinet-who-got-which-job.html
UK General Election 2010 results map
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/politics/2432632/UK-General-Election-2010-political-map.html
General Election 2010 results
http://www.telegraph.co.uk/news/election-2010/7083987/General-Election-2010-results.html

自民にとっては微妙な選択だな…、

クレッグは副首相兼外相とかじゃなくて
ただの副首相なのか。

閑職になりそうだなｗ

プレスコット副首相のイメージが

>>63
弁えてるんじゃないの
下手に重要激務ポスト取ったらミスターお荷物の二の舞ｗ

普天間基地移設問題　鳩山首相、6月以降の交渉継続に初めて言及＠ＦＮＮ
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00177195.html
> 鳩山首相は、イギリスのキャメロン新首相と12日夜、電話で会談した際に、「6月にカナダのサミットで会うのを楽しみにしている」と自ら語ったことを披露し、「退陣論」を振り切って、6月以降の政権維持に自信をのぞかせた。

一度EUに権限を渡してしまうと簡単に取り返すことができないから、
自由民主党が欧州統合政策で慎重派に譲歩したのは得策でしたね。
そういえば英国独立党は総選挙に出馬しなかったの？

>>67
91.8万票、得票率3.1％だけど主にイングランドで広く薄くなので獲得議席は無しだな

ギリシャの件も自民が得票伸びなかった要因だろうしねぇ

同日投票だった各地の地方選挙では、ここ数年負け続きだった労働党が投票率の
上昇効果もあって巻き返しているんだよな。

自民党はこれから時には与党の苦しみとかジレンマとかにも耐えなけらばならないが、
どこまで地歩を固められるかな？

しかし得票率では1%point伸びて、5議席減だもの（一応未確定が1あるが）。

小選挙区制では、全体で薄く広く票を取っても無意味で、いかに「勝てる地盤」
があるかの勝負なのがようくわかる。

保守党がその是正のための改革に乗り出してくれればいいですがね。
路線を決定するための国民投票はいつなのか。

イギリスは、YESかNOかの国民投票しかやらないでしょ。
路線をとりあえず決めてから、国民にお伺いを立てる。

新聞読んでないの？

保守党、労働党、自由民主党ってそれぞれ党員どれぐらいいるの？

>>75
保守党が40万人前後、労働党が30万人前後、自民党が10万人弱。
http://www.clair.or.jp/j/forum/c_report/pdf/272-2.pdf

>>74
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE3E3E2E3998DE3E3E2E7E0E2E3E29C9CE2E2E2E2;at=ALL
＞キャメロン党首の保守党は10日夜、自民党との連立政権を樹立するため、
＞同党が求めている選挙制度改革で、新たに「選択投票制」の導入を巡る
＞国民投票を実施する用意があると表明した。

例えばこれでしょ。
これって、「選択投票制にして良いですか？　Y/N」投票をやるってことでは。
選択投票制でいくという、路線がきまってから、国民に聞くと。

>>76
サンキュ
イギリスは日本の半分ぐらいの人口なのを考慮すると多い方だな

でもかつての労働は、党員数以上に労組の影響力が強かったから
ブレア以降は本当に党運営が変わったよなぁ

そういえば北アイルランド以外で、カトリック票ってどこを支持してんだろ？
まぁカトリックは教義そのものは国教会と大して違わないが、
過去の歴史的な経緯もあるし…

>>92と>>93は話が噛み合ってないな。
>>92は、路線を「確定する」の意味で「決める」と言っている。
>>93は、路線を「提案する」の意味で「決める」と言っている。

北アイルランドに限らずアイルランド系（≒カトリック）で経済的な事情でブリテン島に
移り住んだ人はマージーサイドを始めイングランド北部やスコットランド南部に多めだが、
あのあたりは率直にいって労働党の牙城だよな。今回もガッチリキープしていた。

>>72と>>73は話が噛み合ってないな。
>>72は、路線を「確定する」の意味で「決める」と言っている。
>>73は、路線を「提案する」の意味で「決める」と言っている。

>>81
同性愛を認める労働党はカトリックの敵だよw

▲カトリックの敵　　◎バチカンの敵

保守的でカトリックだとそもそも英国には住みにくかろうな。

英国で一番人口が多いのがカトリックでなかったっけ
ブレアも改宗したあと、同性愛オケ、中絶オケといってバチカンともめてたから
英国のカトリックてのはアレかもしれんが

聖公会が保守党の味方かといえばそうではないし。
今のカンタベリー司教は労働党支持。ま、ブレアが任命したんですけどね。

>>85
>英国で一番人口が多いのがカトリックでなかったっけ

じっと歴史を考えろ。頭を使え。

>>85
比較的カトリックが多い北アイルランドを入れても、
イギリス国教会＞＞カトリックだぞ。

新教系・・・イングランド、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、低地ドイツ、オランダ
旧教系・・・アイルランド、スコットランド、ウェールズ、イベリア半島、イタリア、フランス、
　　　　　　 スイス、オーストリア、高地ドイツ、ベルギー
正教会・・・バルカン半島の過半、ロシア含む東欧圏の大半、フィンランド

こんなもんじゃなかった？
だけどイギリスやフランスって、同時に欧米でも脱宗教が盛んな地域らしいね。

フランスの歴史はカトリックとの対決の歴史といえる。
イギリスはまあ、国王みずから「カトリックやーめた」ですから

労働党党首選挙はミリバンド兄弟の対決になりそうだ。
兄に続いて弟も出馬を表明した。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100516-OYT1T00413.htm

いや、以前新聞に、人口が一番多いのが実はカトリックで、アングリカンより多い
という記事があったんだよ。
そんでへー・・・と思ったことがあったんで。

>>60
戦時中にチャーチル憎しというのが下士官と兵の間で
広がった。吉田茂のような傲慢ぶりを目のあたりにして
（軍の視察などでの）
>>89
国教会は日本の国家神道みたいなものでないの？

>>88
イギリス領の北アイルランド人の8割ぐらいはカトリック信者らしいけど、
それでもアイルランド島全体では400万人ぐらいにしかならないもんね。
スコットランドは500万人、ウェールズは300万人。
一方イングランドは5200万人で、そのうち8割近くが｢一応｣プロテスタント系。

>>90
フランスは政教分離にかなりうるさいもんねえ。英米よりもずっときつい。

>>93
似ているけど、面白いことに教義はカトリックとプロテスタントのいいとこ取りって感じ。

宗教てーのは今の英国政治でどのぐらい重みというか意味のあるファクターなのかしら？
例えば日本の議員が神道だろうと仏教だろうと大概気にはされないけどそのぐらいのもん？

イスラムの閣僚が誕生したんじゃなかったか？
過激派と穏健派の分断狙いかもしれんけど。

>>94
煩く言わなきゃ、イスラム移民に飲み込まれそうな地域があるんじゃなかった？
ドイツやベルギーやオランダも神経尖らせてるって聞くけど。

>>95
一応、首相は国教会以外の宗教だとマズイらしい。
ブレアは首相辞めてからカトリックに改宗した。

【明解要解】ブレア英前首相、カトリックに改宗　「国教会優先」は時代遅れ？
http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080109/erp0801090806001-n1.htm

>>96
イスラムといっても、トルコ系とかは比較的世俗化？してきているし、
イスラム信者の中でも富裕層と貧困層ではじょじょに価値観や
社会への同化に差が出てきているみたいだね。

ちなみにイギリスだとイスラム信者はロンドンの東部や北西イングランドの
ブラッドフォード市（パキスタン系移民が多い）などに結構固まってる。

>>97
戦後歴代の首相を調べてみた。

チャーチル（貴族階級、90歳没）・・・・・・・・・・・・・・・アングリカン
アトリー（中流の学者家庭、84歳没）・・・・・・・・・・・・無神論者
イーデン（貴族階級、79歳没）・・・・・・・・・・・・・・・・・アングリカン
マクミラン（中流の資産家、92歳没）・・・・・・・・・・・・アングリカン
ヒューム（貴族階級、92歳没）・・・・・・・・・・・・・・・・・アングリカン
ウィルソン（労働党政治家の息子、79歳没）・・・・・・会衆派教会（墓地はアングリカン）
ヒース（労働者階級の大工の息子、89歳没）・・・・・アングリカン
キャラハン（労働者階級の船員の息子、93歳没）・・バプティスト
サッチャー（中流の学者家庭、現84歳）・・・・・・・・・メソジストからアングリカンへ改宗
メージャー（労働者階級のｻｰｶｽ団員、現66歳）・・アングリカン
ブレア（中流の裁判官家庭、現57歳）・・・・・・・・・・・カトリックに改宗
ブラウン（中流の長老派教会牧師家庭、現58歳）・・スコットランド長老派教会
キャメロン（中流投資家家庭、現43歳）・・・・・・・・・・アングリカン（王家の末裔、親族に貴族階級者あり）

>>98
世俗化したイスラムは結構緩いからなぁ…
パーレビ王朝のころなんて、タブーなんてあってなきが如しだったし。

貧困層が原理主義者的な教育に取り込まれたらやばいけど、ってとこか。
問題は国家の権威より神の権威を上に置く集団をどうするか…
特に社会が変質していく生理的な恐怖をどういなすか。

スウェーデンもだっけ、
Q　この世で一番快適なイスラム国家は？　Aスウェーデン
てジョークをちらほら聞くようになった。

イギリスの内閣役職と日本の内閣役職を対比させてみた。こんな感じ？

首相・第一大蔵卿・行政機構担当大臣（首相）
副首相・枢密院議長（副総理）
外務英連邦大臣（外相）
財務大臣（旧蔵相・財務相）
大法官・法務大臣（法相）
内務大臣・女性平等担当大臣（総務相・男女平等担当相）
国防大臣（防衛相）
ビジネス・イノベーション・職業技能大臣（経産相）
雇用・年金大臣（旧労相）
エネルギー・気候変動大臣（エネルギー庁長官）
保健大臣（旧厚相）
教育大臣（旧文相）
コミュニティー・地方政府大臣（旧国土庁長官）
運輸大臣（旧運輸相・現国交相）
環境・食糧・農村大臣（農水相・環境相）
国際開発大臣（）
北アイルランド大臣（旧北海道開発庁長官・沖縄開発庁長官）
スコットランド大臣（旧北海道開発庁長官・沖縄開発庁長官）
ウェールズ大臣 （旧北海道開発庁長官・沖縄開発庁長官）
文化・オリンピック・メディア・スポーツ大臣（文化庁長官）
財務省主席担当官（財務相副大臣）
貴族院院内幹事・ランカスター公領大臣（宮内庁長官）
無任所大臣（保守党幹事長）
法務長官（法務政務官・法制局長官）
財務政務次官・庶民院院内幹事（財務政務官）
庶民院院内総務・王璽尚書（宮内庁長官）
内閣府首相補佐官（官房長官）
内閣府担当大臣・財務省主計長官（財務事務次官・官房副長官）

>>100
イスラム信者でも生活水準が上がって、富裕層に近づくにつれて
じょじょに現地社会へ同化していく感じなんだよね。
逆に貧困からなかなか抜け出せず、差別に苦しみ続ける低所得者ほど
原理主義的な宗教によってアイデンティティを見出そうとするので、なかなか
厄介な問題になっている。

ドイツでは統計を人種別ではなく宗教別でまとめるぐらいだしねえ。
それぐらい欧州では宗教問題は難解で厄介。

差別ってのが妥当な判断かどうか…
鶏と卵だろう。
元々の住人にも恐怖を感じたら、既存の価値観を守ったり自衛する権利はある。

まして、道徳や倫理が宗教に依存してる社会では、
ことさら宗教が違う集団てのは恐ろしく思えるのかもしれん。
このままどんどこ増えて乗っ取ってやる！と気勢を上げてる相手に好感はもてないだろうし。

日本で言う中国韓国系の政治への乗っ取りかけてくる移民問題と似たようなもんだろうな…。

ブラウンが首相に就任した頃は、やたら新聞でピューリタンピューリタンピューリ（ｒ
と書かれたし、黒い衣装を身につけたイラストで描かれてた
そんなに珍しいのか、と思ったが、やっぱ珍しかったんだな

Lib Dem supporters defect to Labour - ComRes poll
http://johnrentoul.independentminds.livejournal.com/396424.html
Posted by John Rentoul
Saturday, 15 May 2010 at 04:59 pm

A ComRes opinion poll for The Independent on Sunday and Sunday Mirror tomorrow suggests that
Labour has gained support since last week's election, while the Liberal Democrats have lost ground.


Con 38% (+1)
Lab 34% (+4)
LD 21% (-3)
Other 7% (-3)


Tory/Lib Dem coalition wins public approval in ICM poll
http://www.telegraph.co.uk/news/newstopics/politics/conservative/7728903/ToryLib-Dem-coalition-wins-public-approval-in-ICM-poll.html
The Liberal/Conservative coalition has won high levels of public approval, with nearly two thirds
of voters backing the new Government, a Sunday Telegraph/ICM poll shows.

By Patrick Hennessy, Political Editor
Published: 5:54PM BST 15 May 2010

Overall, the Conservatives have gained one point since the election and are on 38 per cent.
The Lib Dems, by contrast, have slipped significantly since polling day and are down three points
to 21 per cent. Labour have gained three points to 33 per cent.

http://www.ipsos-mori.com/researchpublications/researcharchive/poll.aspx?oItemId=2609&view=wide%22

Date　　　　　Sample 　Polling Organisation / Newspaper　　　　　　　　　　　Con　　Lab LD　Other　Lead
----------------------------------------------------------------------------------
2010 6 May General Election result (GB figures)　　　　　　　　　　　　　　　36.9　　29.7　23.6　9.8　　 -7
----------------------------------------------------------------------------------
12-13 May　　1,010　　ComRes/Independent on Sunday & Sunday Mirror　38　　34　　21　　　7　　　-4
12-13 May　　1,004　　May ICM/Sunday Telegraph　　　　　　　　　　　　　　　38　　33　　21　　　8　　　-5
13-14 May　　1,489　　YouGov/Sunday Times　　　　　　　　　　　　　　　　　　37 　34　　21　　　8　　 -3

>>77
選択投票制って日本の比例代表制と何が違うの？

プロテスト票がﾘﾌﾞﾃﾞﾑから労働党に移ってるなｗ
３％ほどか

>>107
オーストラリア下院のような、小選挙区移譲式だな。
候補者に順位付けして投票することで、
決選投票を一度で済ますようなもの…というと極論か。

この展開は20年前にジェフリー・アーチャーが予言してたよな。

お笑い芸人に負けている、イギリス党首たち

イギリス総選挙

5月6日に行われたイギリスの総選挙ですが、労働党 Brown氏の問題発言が世界中に報道される中、無事終了しました。イギリス初のインターネットを使った選挙だと言われてきましたが、結果は思ったほどの成果を挙げなかったようです。

ソーシャルネットワーキングサービス(SNN)

オバマ現アメリカ大統領が選挙の際には、インターネットを使って献金や支持者を積極的に集め、 twitterでつぶやき、インターネットの双方向性を大いに活用しました。
しかし、今回のイギリス総選挙では事情が異なり、マイコミジャーナルの伝えるところによれば、TV討論会でさえ、初の試みでした。
合計3回の討論会で3党の党首が議論を交わした。メディアとしては、このTV討論会が大きな話題を呼んだ。その一方で一部の国民はTVを視聴しながら、コンピュータに向かい、Twitterや Facebookでリアルタイムに意見やフィードバックを交換した。

インターネットそのものが主役というよりは、選挙とは関係なく元からいるネットユーザーがTVを見て、反応するツールとして使った点で、オバマ大統領の使い方とは異なります。

twitterのフォロワー数

イギリスの3政党（労働党、保守党、自由民主党）の党首はそれぞれtwitterアカウントを持っていますが、マイコミジャーナルによれば、そのフォロワー数はBrown氏が7,277人Cameron氏が 8,126人、Clegg氏が3万7,906人という数です。
調べたところ、お笑い芸人の「つぶやきシロー」氏でさえも18万人ですから、3党首は、日本のお笑い芸人にさえ完敗ということになります。

http://www.net--election.com/news_tKYaBygCe.html

>>111
日本とイギリスの人口比を計算していない。

人口比で見ても明らかに少ない。
でも、オバマみたいな使い方が健全とは思わないよ。オバマが創始者じゃないけど

イギリスのゆとりもかなり悪化してるらしいからな…。

つぶやきシローはTwitterが主戦場だろw

保守党３０７議席に…英下院勢力が確定

　【ロンドン＝大内佐紀】５月６日投票の英下院選で、候補者の一人が直前に急死したため投票が延期されていた１選挙区で２８日、連立与党第１党・保守党候補の当選が決まった。

　これで下院全勢力が確定。保守党３０７、最大野党・労働党２５８、与党第２党・自由民主党５７、その他２８となった。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20100528-OYT1T00900.htm

後ちょっと取れてたら、安定したのになぁ。惜しい。

日本の連立政権よりは安定するだろ

今後の小選挙区制度の改革に注目

>>118
うちと比べるなｗｗ

安定なんてレベルじゃねー。
金星人に参政権を与えちゃダメダね。

頓珍漢な答えだって木星人の常識なんだからしょうがない

またゲイの大臣が問題おこしたのか？

労働党代表選情勢はどうなのか。やｈりミリバンド兄が優勢なのか？

ゲイの大臣が歳費使い込んだ上に、その後任まで譲渡益の脱税だわ。
自民党よ。

世界の選挙総合スレ　その１

誰か、スレたて頼む

>>125
世界の選挙総合スレ　その１
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1275564640/

ありがとう

副首相、枢相、憲法システム改革担当相というのが、具体的にどういう権限をニックにもたらしたのかが、わからないのである

自民党は完全に党首討論前の支持率に戻ったな。HarrisとMetroのやつは調査期間が９日間とちょっと長過ぎ。

http://www.ipsos-mori.com/researchpublications/researcharchive/poll.aspx?oItemId=2609&view=wide%22

Date　　　　　Sample 　Polling Organisation / Newspaper　　　　　　　　　　　Con　　Lab LD　Other　Lead
----------------------------------------------------------------------------------
2010 6 May General Election result (GB figures)　　　　　　　　　　　　　　　36.9　　29.7　23.6　9.8　　 -7
----------------------------------------------------------------------------------
12-13 May　　1,010　　ComRes/Independent on Sunday & Sunday Mirror　38　　34　　21　　　7　　 -4
12-13 May　　1,004　　May ICM/Sunday Telegraph　　　　　　　　　　　　　　　38　　33　　21　　　8　　 -5
13-14 May　　1,489　　YouGov/Sunday Times　　　　　　　　　　　　　　　　　　37　　34　　21　　　8　　 -3
20-21 May　　1,477　　YouGov/Sunday Times　　　　　　　　　　　　　　　　　　39　　32　　21　　　7　　 -7
21-23 May　　1,001　　ICM/The Guardian　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　39　　32　　21　　　8　　 -7
28-31 May　　1,000　　ComRes/The Independent　　　　　　　　　　　　　　　　37　　33　　21　　　9　　 -4
01-09 June　 1,906　　Harris/Metro　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 36　　30　　25　　　9　　 -6
10-11 June　 2,117　　BPIX/Mail on Sunday　　　　　　　　　　　　　　　　　　　39　　32　　19　　 10　　 -7
10-11 June　 1,482　　YouGov/Sunday Times　　　　　　　　　　　　　　　　　　40　　32　　18　　　9　　 -8

ブラウン労働党指導者（当時）に、「頑固なばあさんだ。話さなければ良かった」呼ばわりされた有権者

ニック、副首相兼枢密院議長の坐り心地はどうかね？

選挙とかもネット活用、しているんだっけ？

Date(s)　　　　Polling　　　　　　　　　　Sample　Conservative　Labour 　　LibDem　Other　 Lead
21-22July　　YouGov/The Sun　　　　　2,104　　43% (340)　　35% (267)　　15% (16)　　7% (9)　　8%
20-21July　　YouGov/The Sun　　　　　2,101　　44% (344)　　35% (265)　　13% (14)　　7% (9)　　9%
19-20July　　YouGov/The Sun　　　　　2,143　　43% (340)　　35% (268)　　14% (15)　　8% (9)　　8%
18-19July　　YouGov/The Sun　　　　　2,007　　42% (333)　　35% (272)　　15% (18)　　8% (9)　　7%
15-16July　　YouGov/Sunday Times 　2,023　　40% (303)　　37% (300)　　15% (20)　　7% (9)　　3%
14-15July　　YouGov/The Sun　　　　　1,620　　43% (343)　　34% (264)　　15% (16)　　8% (9)　　9%
13-14July　　YouGov/The Sun　　　　　2,185　　43% (343)　　34% (264)　　15% (16)　　8% (9)　　9%
12-13July　　YouGov/The Sun　　　　　2,173　　42% (333)　　35% (272)　　15% (18)　　8% (9)　　7%
11-12July　　YouGov/The Sun　　　　　2,227　　42% (333)　　35% (272)　　15% (18)　　9% (9)　　7%
08-09July　　YouGov/Sunday Times 　2,019　　42% (333)　　34% (265)　　17% (25)　　7% (9)　　8%
07-08July　　YouGov/The Sun　　　　　2,165　　42% (330)　　35% (272)　　16% (21)　　7% (9)　　7%
06-07July　　YouGov/The Sun　　　　　2,731　　40% (303)　　36% (293)　　17% (27)　　7% (9)　　4%
05-06July　　YouGov/The Spectator 　2,214　　41% (322)　　35% (278)　　16% (23)　　9% (9)　　6%
05-06July　　YouGov/The Sun　　　　　1,972　　41% (316)　　36% (288)　　15% (19)　　9% (9)　　5%
04-05July　　YouGov/The Sun　　　　　1,424　　40% (305)　　36% (294)　　16% (24)　　8% (9)　　4%
--------------------------------------------------------------------------------
06May　　Election Results(GB only)　　65.3%　 36.9%(306)　 29.7%(258)　 23.6%(57)　 9.8%(10)　7%

個人的にずっとこの連立が長続きするものなのか疑問に思っているが、
保守党にも過半数への確信が無さそうだ。

Date(s)　Polling Organisation / Newspaper　Sample　　　Con　　　　　Lab　　　　　LD　　　　 Other　　Lead
----------------------------------------------------------------------------------------
27-28 July　　YouGov / The Sun　　　　　　　1,900　　42% (327)　　36% (282)　　14% (14)　　 8% (9)　　 6%
26?27 July　　YouGov / The Sun　　　　　　　2,028　　42% (320)　　37% (289)　　14% (14)　　 7% (9)　　 5%
25-26 July　　YouGov / The Sun　　　　　　　2,143　　42% (333)　　35% (272)　　15% (18)　　 8% (9)　　 8%
23-25 July　　ICM / The Guardian　　　　　　1,009　　38% (292)　　34% (291)　　19% (40)　　 8% (9)　　 4%
23-25 July　　Ipsos MORI / Reuters　　　　　1,009　　40% (296)　　38% (313)　　14% (16)　　 8% (7)　　 2%
22-23 July　　YouGov / Sunday Times 　　　1,891　　41% (318)　　36% (289)　　14% (15)　　 9% (9)　　 5%
21-22 July　　YouGov / The Sun　　　　　　　2,104　　43% (340)　　35% (267)　　15% (16)　　 7% (9)　　 8%
20-21 July　　YouGov / The Sun　　　　　　　2,101　　44% (344)　　35% (265)　　13% (14)　　 7% (9)　　 9%
----------------------------------------------------------------------------------------
06　　May　Election Results(GB only)　　　　　65.3%　 36.9%(306)　 29.7%(258)　 23.6%(57)　 9.8%(10)　　7%

>>134
自民党の落ち込みがひどいな。
こりゃ選挙制度の改正に望みをつなぐしかないか。

徳川家康の征夷大将軍就任に関連した西洋史

http://akiba.geocities.jp/pxzuwp/0203/37/251.html

ジェームズ１世のイングランド王即位は、まさにその日だった。

Date(s)　Polling Organisation / Newspaper　　Sample　　　Con　　　　　Lab　　　　　LD　　　　 Other　　Lead
----------------------------------------------------------------------------------------
09-10 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,008　　42% (313)　　38% (300)　　14% (12)　　7% (7)　　 4%
08-09 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,241　　40% (305)　　36% (297)　　15% (21)　　9% (9)　　 4%
06-08 Aug　　ComRes / The Independent 　　1,004　　39% (317)　　33% (276)　　16% (30) 　13% (9)　　 6%
05-06 Aug　　YouGov / Sunday Times 　　　　1,906　　42% (327)　　36% (283)　　13% (13)　　8% (9)　　 6%
03-04 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,137　　42% (327)　　36% (283)　　13% (13)　　9% (9)　　 6%
02-03 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,101　　41% (322)　　36% (288)　　13% (13)　　9% (9)　　 5%
01-02 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,216　　42% (312)　　38% (302)　　12% (11)　　8% (7)　　 4%
29-30 July　　YouGov / Sunday Times 　　　　1,885　　42% (312)　　38% (302)　　12% (11)　　7% (7)　　 4%
----------------------------------------------------------------------------------------
06　　　May　　Election Results(GB only)　　　　65.3%　 36.9%(306)　 29.7%(258)　 23.6%(57)　 9.8%(10)　　7%

Date(s)　Polling Organisation / Newspaper　　Sample　　　Con　　　　　Lab　　　　　LD　　　　 Other　　Lead
----------------------------------------------------------------------------------------
24-25 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,030　　42% (320)　　37% (293)　　12% (11)　　8% (8)　　 5%
23-24 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,011　　41% (309)　　38% (305)　　13% (11)　　8% (7)　　 3%
22-23 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,088　　41% (299)　　39% (315)　　12% (11)　　9% (7)　　 2%
19-20 Aug　　YouGov / Sunday Times 　　　　1,953　　41% (309)　　38% (305)　　12% (11)　　8% (7)　　 3%
18-19 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　1,970　　41% (310)　　37% (298)　　14% (15)　　8% (9)　　 4%
17-18 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,095　　44% (341)　　36% (271)　　12% (11)　　7% (9)　　 8%
16-17 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,059　　42% (320)　　37% (289)　　14% (14)　　8% (9)　　 5%
15-16 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,125　　41% (309)　　37% (295)　　15% (19)　　8% (9)　　 4%
13-15 Aug　　ICM / The Guardian　　　　　　　1,001　　37% (273)　　37% (314)　　18% (36)　　8% (9)　　 0%
13-15 Aug　　ComRes/Daily Mirror / GMTV　　939　　39% (320)　　33% (279)　　15% (24) 　13% (9)　　 6%
12-13 Aug　　YouGov / Sunday Times 　　　　1,865　　42% (320)　　37% (291)　　13% (12)　　7% (9)　　 5%
11-12 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,000　　42% (320)　　37% (289)　　14% (14)　　8% (9)　　 5%
10-11 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　1,940　　41% (309)　　37% (295)　　15% (19)　　8% (9)　　 4%
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06　　　May　　Election Results(GB only)　　　　65.3%　 36.9%(306)　 29.7%(258)　 23.6%(57)　 9.8%(10)　　7%

８月までまとめ（>>137-139）
現時点で総選挙をすると英自民党は郊外や地方の選挙区は保守党、都市部の選挙区は労働党にほぼ刈り尽くされると
見られており、コーンウォール半島、スコットランド、ウェールズ地方に点在する個人的地盤を持った政治家の寄り合い的な
小政党へと転落してしまう。

Date(s)　Polling Organisation / Newspaper　　Sample　　　Con　　　　　Lab　　　　　LD　　　　 Other　　Lead
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30?31 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　1,548　　43% (321)　　38% (294)　　11% (10)　　8% (7)　　 5%
26?27 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　1,872　　41% (311)　　37% (301)　　13% (12)　　8% (8)　　 4%
25?26 Aug　　YouGov / The Sun　　　　　　　　2,046　　42% (320)　　37% (293)　　12% (11)　　9% (8)　　 5%
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06　　 May　　Election Results(GB only)　　　　65.3%　 36.9%(306)　 29.7%(258)　 23.6%(57)　 9.8%(10)　　7%

保守党に連立解消・無理やり総選挙なんて選択肢はない
労働党と自民党の即選挙協力成立を意味する