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817天変地異発動! ◆tenpen5cB.
サマランチ前IOC会長死去=89歳−長期体制、商業五輪を推進


21年間にわたって国際オリンピック委員会(IOC)会長を務め、五輪の商業化やプロ選手への
門戸開放を進めたフアン・アントニオ・サマランチ氏(IOC終身名誉会長)が21日、
心臓疾患のため出身地スペイン・バルセロナの病院で死去した。89歳だった。IOCが発表した。
 サマランチ前会長は重い心臓病で入院し、危険な状態が続いていた。
 1920年生まれ。家の繊維業を継ぎ、バルセロナ市議会議長などを務めるとともに、
ローラーホッケーの役員を足掛かりに国際スポーツ界へ進出した。66年IOC委員、
74〜78年副会長。80年に第7代会長に就任した。
 民間企業の力を活用し、巨額の収益を上げた84年ロサンゼルス五輪組織委員会の手法を取り入れ、
テレビ放映権料や企業協賛金を中心に収入を確保するシステムを確立。76年モントリオール五輪で大赤字を出すなど
一時は存続が危ぶまれた五輪を商業化して「カネのなる木」に変貌(へんぼう)させた。
 プロ選手の門戸開放も促進。五輪を各競技の最高峰の大会として「商品価値」を高めることにも尽力した。
 半面、IOCとカネの問題も批判されるようになり、90年代終わりに2002年ソルトレークシティー五輪招致をめぐる
買収疑惑が表面化した際には、腐敗体質を招いた責任を問われた。IOC委員の定年を引き上げ、
自らの4選を実現させたこともあった。01年の退任まで在任21年は近代五輪の開祖、
クーベルタン男爵の通算26年に次ぐ長さで、「長期独裁」などといわれた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100421-00000199-jij-spo