新人職員研修、自衛隊へ「体験入隊」 守山市「規律、協調性学ぶ」
守山市は、自衛隊が実施している「体験入隊」に今春採用した職員を22日から
1泊2日の日程で参加させる。社会経験が浅い新人に、規律や協調性の大切さを学ばせるとしている。
受け入れ先の陸上自衛隊今津駐屯地(高島市)によると、体験入隊は企業が研修に
利用することが多く、県内の自治体が職員を参加させるのは珍しいという。
参加者は4月1日採用の職員30人のうち、看護師や保育士らを除く行政職の男女16人。
いずれも20代で、新卒をはじめ、社会人経験者もいる。
現地では、隊員の基本姿勢や動作を学んだり、約8キロの徒歩行進などを体験、食事や就寝も
集団で行う。通常の日程は2泊3日だが、守山市では初の試みのため、1日少ない1泊2日とした。
同市は「規律を重んじる自衛隊での経験を通じ、新人の社会人意識を高めたい」(人事課)としている。
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