※参考にしたリンク先:独立行政法人防災科学研究所/NIED・七五三掛地区地すべりに伴う亀裂の発生及び対策状況
この出羽三山周辺は従来から日本有数の地滑り地帯として知られている場所で、
七五三掛地区は昭和42年に砂防法による「地すべり指定地」、平成3年10月には地すべり等防止法により
「地すべり防止区域」に指定されていた。国交省は一昨年からの調査結果を踏まえ、今年度から地すべり防止工事を
着手することになっていた地域。
今回の地滑りを受けて応急対応は必要だが、地すべり対策は広範な視点から見て周囲との関連で行う必要がある。
※参考にしたリンク先:独立行政法人 防災科学技術研究所/NIED・地すべり地形分布図データ
日本は国土の約7割が中山間地であり、地すべり防止法に基づく「地すべり防止区域」が7,279箇所、
「地すべり危険個所」指定が21,593箇所とされている。
しかし、実際は未調査でまだ指定されていな地域も多く、危険地域はこの数字の10倍以上あるといわれている。
今回の地滑り要因としては、平成十六年新潟県中越地震や平成二十年岩手・宮城内陸地震の震源域からも近く、
七五三掛地域地層への地震による影響も否定できない。
全国の急傾斜地域は、周辺で大規模地震発生した場合数年間は地すべり、土砂災害への警戒を怠ってはならないのだ。
鶴岡市 七五三掛 地すべり 写真リポート おくりびとロケ地 注連寺 大日坊
http://www.bo-sai.co.jp/jisuberi.html