懸命救助も死者1144人に=発生72時間迫り焦燥感−中国青海地震
4月17日1時12分配信 時事通信
【北京時事】中国青海地震の発生から3日目の16日、
被災地では、武装警察部隊約1000人が増派され懸命の救助活動が続いた。
死者は1144人、行方不明者は417人に増え、被害は拡大。
地震発生後72時間が翌朝に迫り、それ以降は生存率が急激に低下するとされ、捜索現場は焦りの色を濃くしている。
震源地の青海省玉樹チベット族自治州玉樹県に入った温家宝首相は、精力的に被災者を慰問。
中国新聞社電によると、救助現場で「72時間以内の人命救出に全力を尽くさねばならない」と強く訴え、士気を高めた。
さらに温首相は、壊滅的な被害を受けたチベット仏教寺院を訪れ、僧侶が救援活動に参加していることを称賛。
「震災救援だけでなく、寺院復興にも力を入れる」と言葉をかけ、政府のチベット仏教僧への気遣いぶりを強調した。
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