3日ぶり大幅反落【本日の相場ポイント・概況】
■本日のポイント
1.日経平均は3日ぶりに大幅反落
2.ノンバンクや不動産が高い
3.鉄鋼やゴム製品など素材関連が売られる
4.円高で輸出関連が安い
5.高値警戒感から利益確定売りが優勢
■東京市場概況
前日の米国市場では4月の製造業景況感指数が大きく改善するなど、好調な経済指標が相次ぎ発表されたことを受けて、
ハイテクや金融株が上昇。ダウは6日続伸し、08年9月以来となる高値を付けた。一方の東京市場は軟調なスタート。高値警
戒感が台頭し買いづらいムードのなか、JFE <5411> をはじめとする鉄鋼や住友ゴ <5110> といったゴム製品が下落。日経
平均は大きく下落して前場を終えた。
後場はさらに下げ幅を拡げた。為替が1ドル=92円台後半で推移していることから、HOYA <7741> や東エレク <8035> な
どハイテクが安く、ミツミ <6767> や富士電HD <6504> など電機も売られた。一方でプロミス <8574> などノンバンクは上昇
し、不動産市況の回復期待から飯田産業 <8880> など不動産が買われた。ただ、黒崎播磨 <5352> をはじめとするガラス土
石製品も下げ、日経平均はきょうの安値付近で推移し、3日ぶりに大幅反落して取引を終えた。
(以下略)
- サーチナニュース -
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0416&f=business_0416_283.shtml