天候:寒暖の影響で混乱 野菜高騰、スモモに被害 /山梨
3月下旬以降、例年に比べて寒暖の差が激しい。14日は最高気温が甲府で
20度近くまで上がったが、翌15日は2月上旬並みの寒さとなり、9・9度
だった。スモモなどの果樹に被害が出ているほか、野菜の価格も上がるなど、
天候不順は県民生活に影響を及ぼし始めている。
甲州市塩山地域のスモモ畑では、3月中旬の暖かさで例年より早く開花した
が、下旬の寒さでめしべが凍る被害が相次いだ。
JAフルーツ山梨によると、スモモの花は氷点下2〜3度に1時間以上さら
されると、めしべが枯死することがある。めしべが枯死すると受粉できず、実
を結ばなくなる。
同市塩山上塩後では先月30日朝、氷点下6度を記録。最も被害が大きい畑
で7割のめしべが枯死したとみられるという。
収穫にどの程度影響が出るかについて同JAは、実が付き始める大型連休明
けごろに再度調査する方針だ。
全国的な天候不順で野菜も不足、価格が高騰している。
山梨市上神内川のスーパー「食鮮館りゅうきょう」では、通常ならこの時期
1個200円前後のキャベツが300円台後半で売られている。例年最も高い
年末年始の1・5倍の値段だ。
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http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20100416ddlk19040082000c.html