ロバアト・ブラウニング(海潮音 上田敏)
春の朝
時は春、
日は朝、
朝は七時、
片岡に露みちて、
揚雲雀なのりいで、
蝸牛枝に這ひ、
神、そらに知ろしめす。
すべて世は事も無し。
人間の世界では色々と不幸なようだが、
天の視点から見ればそれは大したことではない。
人がどんなに喜怒哀楽の坩堝に身をすりつぶされていようと、
空を始め自然はそんなことには頓着せず
悠々と広がっているではないか。
と、そんなことが言いたいのだろうと、
僕は解釈しています。
神、空にしろしめす。なべて世はこともなし。 - 教えて!goo
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