★民主党:党内政局総合スレッド226★

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350天変地異発動! ◆tenpen5cB.
『蜘蛛の糸』(くものいと)は、芥川龍之介によって書かれた短編小説である。


釈迦はある時、極楽の蓮池を通してはるか下の地獄を覗き見た。幾多の罪人どもが苦しみもがいていたが、
その中にカンダタ(?陀多)という男の姿を見つけた。
カンダタは生前に様々な悪事を働いた泥棒であったが、一度だけ善行を成したことがあった。
小さな蜘蛛を踏み殺そうとしたが思いとどまり、命を助けてやったのだ。
それを思い出した釈迦は、地獄の底のカンダタを極楽へ導こうと、一本の蜘蛛の糸をカンダタめがけて下ろした。

極楽から下がる蜘蛛の糸を見たカンダタは「この糸をつたって登れば、地獄から脱出できるだろう。
あわよくば極楽に行けるかもしれない」と考える。そこで蜘蛛の糸につかまって、地獄から何万里も離れた極楽目指して
上へ上へと昇り始めた。
ところが糸をつたって昇る途中、ふと下を見下ろすと、数限りない地獄の罪人達が自分の下から続いてくる。
このままでは糸は重さに耐え切れず、切れてしまうだろう。
それを恐れたカンダタは「この蜘蛛の糸は俺のものだ。お前達は一体誰に聞いて上ってきた。下りろ、下りろ」と喚いた。
すると次の瞬間、蜘蛛の糸がカンダタのぶら下がっている所から切れ、カンダタは再び地獄に堕ちてしまった。

その一部始終を見ていた釈迦は、カンダタの自分だけ地獄から抜け出そうとする無慈悲な心と、
相応の罰として地獄に逆落としになってしまった姿が浅ましく思われたのか、悲しそうな顔をして蓮池から立ち去った。