火山灰 欧州・ロシア上空にも
4月16日 13時6分
北欧のアイスランドで起きた火山の噴火で、噴き上げられた大量の火山灰は、
今後、ヨーロッパ各国やロシアの上空に広がるおそれがあると予想されています。
気象庁によりますと、アイスランドのエイヤフィヤトラ氷河の下にある火山は先月20日、
1823年以来、およそ190年ぶりに噴火し、14日にも規模の大きな噴火がありました。
火山灰を監視しているイギリスの気象当局によりますと、
今回の噴火で噴き上げられた火山灰は、アイスランドからしだいに東へ流され、
日本時間の16日午前9時には、イギリスの南部や北欧各国、
それにロシアのモスクワ北部の上空にまで広がり、
高さは6000メートルから、最高で1万メートル付近に達しているとみられています。
イギリスの気象当局は「今後、火山灰はドイツやベルギー、東欧の各国、
さらにロシア上空にかけての広い範囲に広がるおそれがある」と予想しています。
火山灰 欧州・ロシア上空にも NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100416/t10013882761000.html