橋下知事:民主マニフェスト修正を痛烈批判
鳩山政権がガソリン税などの暫定税率の現行水準を維持すると決めたことについて、大阪府の橋下徹知事は22日、
「(民主党は)国家公務員や国会議員の人件費を削るなど、身を削る姿勢がない。国民の意識は間違いなく離れる」と述べ、
人件費削減がない中でのマニフェストの修正を痛烈に批判した。訪問中の中国で記者団に語った。
橋下知事は、税率の維持自体は「高度な政治判断なので、自治体の長がとやかく言うことではない」と前置きしながら、
衆院選(8月30日開票)後、在任2日の当選議員が8月分の歳費(給与)を満額受け取ったことを批判。
「『ここまで人件費を削減したがお金が足りない。すみませんが暫定税率を維持させてもらいます』と言えば分かるが、
全くその姿勢がない。確実に国民の後押しはなくなる」などと語った。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091223k0000m010079000c.html