事業仕分け

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761無党派さん
 政権交代直後、事業仕分けなど派手なパフォーマンスで期待を集めたものの、バラマキにより予算規模が史上最大の95兆円に膨らんだだけ。
凍結したはずの道路予算も6割を復活させている。民主党議員が、個別に前原国交相に頼んで予算を復活させた例も報じられており、事実と
すれば恣意的な予算組みであると言えよう。
 さらに、「個所付け」を巡っては、党として国会審議まえに自治体に知らせたことが明らかとなっており、国会軽視、予算の政治利用との
批判が出ている。
 いずれも自民党の手法を上回るえげつなさだ。
 国民に広がっているのは、民主党への不信であり、政治へのあきらめである。現職首相の鳩山氏や実質的ナンバー1の小沢氏が、政治とカネの
問題を引き起こし、予算審議への集中力を奪ってしまった。繰り広げられる永田町の光景は、自民党政権時代よりも幼稚である。「結局何も
変わらなかった」そうした声が上がるのは無理のないことだろう。
 冒頭、「色あせはじめた」と記したが、民主党の主張には、もともと色などついていなかったのかもしれない。

http://www.data-max.co.jp/2010/02/post_8735.html