小泉純一郎は運が強すぎる ▲505▲

このエントリーをはてなブックマークに追加
295 ◆Dt7kg.HARI
当事者は以下の通り。

1)カリナスター……関門マーチスが左に行けと言ったから従って左転舵
2)関門マーチス……先行する小型貨物船からの「追いこすなら左から」を伝言しただけ。「前方にくらまがいる」という注意を与えた
3)くらま……関門マーチスから「カリナスターが向かってくる」という連絡を受け、機関逆進+右転舵
4)小型貨物船……カリナスターに追突されそうになったうえ、「右から追いこしたい」と言われ(マーチス経由?)、右追い越しを拒否、「追いこすなら左から」と関門マーチスに伝言

で、まず(3)くらまはどう見てもとばっちり。
(1)カリナスターのスピード超過と禁止海域での追い越し行為と航路はみ出しは言い繕いようがないが、
(2)関門マーチスは「小型貨物船の伝言を伝えただけ」と強弁したとすると、
(4)小型貨物船がとばっちりを食う可能性も出て来たような……

が、この小型貨物船からしてみれば、「カリナスターが規則の二倍以上の速度で突っ込んできて、事実上「そこをどけ」と煽られてる状態」
にあったわけで、その状態で「右から追い抜かせろ!」とカリナスターに迫られたわけだ。
が、仮に右を譲った場合、>291の繰り返しになるけどカリナスターは「座礁」「関門橋梁衝突」「左に流されて小型貨物船に衝突」の可能性があった。
小型貨物船の「右はダメ。左にいけ」というのは、遠回しに「しかし、左から追い越しはできないから、とにかく関門橋抜けるまで待て」というもので、
関門マーチスの伝言も「前からくらまが来てるし、とにかく待て」というニュアンスだったんじゃないのかなあ。

言わば、「ぶぶ漬けでも食べていきなはれ(関門マーチス/小型貨物船)」と言われて、
本気でぶぶ漬けを食おうとした(カリナスター)という展開。