【静岡・神奈川】 2009年10月参議院補欠選挙 part3

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627無党派さん
■民主党政権は緊張、スピード感がまるで違う(現代)
小泉政権時代は高速道路建設を凍結するだけで、道路族のドン、青木幹雄・前参院議員会長が怒鳴り込むなど、大騒ぎになったものだ。
今にして思えば、ガキのケンカみたいだ。
民主党政権は国会改革も着々進めている。官僚答弁を廃止し、公職選挙法や政治資金規正法も見直す。◇
大臣、党幹部が競うように改革をぶち上げ、実行力を争っているのだ。
なるほど、こうなると、役人が巻き返す暇もない。
この緊張感、スピード感、ダイナミズム。これこそ政権交代ではないか。
メディアは財源問題などを理由に民主党政権の不手際をあげつらうが、きちんと評価をしてやるべきだ。
■バカでも務まった自民党政権下のお飾り大臣
だとすると、これまでの自民党はなんだったのか。
自民党のボンクラ大臣はつくづく、税金ドロボーだ。
経産省の役人出身で政策コンサルタントの原英史氏がこう言う。
「多くの自民党の大臣は、閣僚になっても自民党政治家としての政務を優先してしまう。
大臣なのに政務の合間に役所に寄る。そんな感じなのですよ。この短い間に役人はレクチャーを行なう。
10〜20人の役人が大臣室に行って、次期国会に提出する法案説明などをするわけですが、中には寝てしまう大臣もいる。
でも、説明はやめません。寝ていてもいいのです。説明しました、という実績さえ残ればいい。
説明のタイミングも自民党の部会に出す直前のタイミングを狙う。ちょっとだけ早く、大臣の耳に入ればいいわけです。
もちろん、中身の相談ではなく、了解をもらう作業です」
なるほど、これなら、バカでも大臣が務まるわけだ。国会答弁も呆れてしまう。
「野党の国会議員の部屋を回り、質問を取ってくるのも役人の仕事。その答弁書を作るのも役人です。
さらに国会では大臣の後ろに控えて、質問があると、答弁書をめくって該当ページを出してあげる。
そうしないと、別のところを読んじゃう大臣もいますからね。その答弁書には振り仮名も振る。
麻生さんみたいに漢字が読めない大臣もいますから」(経済官庁幹部)
まさに至れり尽くせり。要するに、自民党政権下の大臣なんて、「お飾り」みたいなもんなのだ。(続く)