ケータイ電波安全性 米国上院公聴会で初の公開議論、日本は総務省が情報隠し
米国上院予算委員会で9月14日、携帯電話電波の安全性に関する研究費支出についての公聴会が開かれ、
影響有り・無しの研究結果が混在する灰色のリスク解明のためどのような研究が必要か、産業界の関与
の問題、当座の予防措置の必要性などが話し合われた。一方、日本の研究状況を調べると、毎年4億円
規模の研究費が、その研究成果を中立・客観的に評価する仕組みが不在のまま総務省によって垂れ流さ
れている。外部財団法人丸投げで研究者名すら非開示(つまり検証不能)という無駄遣いぶりだが、
事業仕分けの対象にもなっていない
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【Digest】
◇意見分かれる研究者が証言
◇「安全というのは時期尚早」(レジンスキー博士)
◇「公衆衛生上は赤信号」(サデツキー博士)
◇「有害影響を示す科学的証拠は無い」(エルドリッチ博士)
◇「産業界の横やりの例を例示」(デービス博士)
◇「予防的措置は悪いアイデアではない」
◇日本は研究費の無駄遣いだった
◇自画自賛の評価しかなかった総務省の研究推進委員会
◇委員会解散後も、密かに垂れ流しが続く研究費
http://www.mynewsjapan.com/reports/1162