http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009102402000082.html 週明けのワーキンググループの会合が党主催の新人研修会の日程と重なり、新人議員から
「どちらを優先すべきか」などと党国会対策委員会に問い合わせが相次いだ。
こうした状況を伝え聞いた小沢氏が指示を出した。
小沢氏は新人議員には選挙区での活動を最優先させる方針で、地元に戻らず作業しなければ
ならない事業仕分け担当への起用に不快感を示した。仙谷由人行政刷新担当相と仕分け
作業統括の枝野幸男元政調会長が小沢氏の了承を得ていなかったことが影響したとの見方も出ている。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091024-OYT1T00139.htm 「仕分け人」の人選を巡る事前の調整不足が原因のようだが、「選挙至上主義の小沢幹事長が
横やりを入れたのでは」との憶測も出ている。仕分けチーム統括役の枝野幸男・民主党元政調会長らは
延期理由を「財務省の説明の内容が濃かったので時間をかけて検討することにした」と説明した。
しかし、民主党幹部らによると、国対幹部が政府側に「1年生議員は新人研修会への参加に支障が
出ないようにしてほしい」との意向を伝えたためという。仕分けチームは、国会議員メンバー32人のうち
14人を衆院当選1回の新人議員が占めている。
民主党の山岡国対委員長は同日午後、国会内で平野官房長官と会談し、事態収拾について協議。
山岡氏が「1期生は来週から勉強会がある。そこは優先していただきたい」と国会優先の考えを示し、
平野長官も「その通りだと思う」と応じた。
政府内では平野長官を中心に仕分けチームメンバーの再検討を進める考えだ。