こんばんは、
遅くなりました。年筮ネタの二回目です。
分量的に、三回に分けることにいたしました。ご了承くださいませ。
今回のネタは、天地否→澤雷随と特殊な推移をした
澤雷随初爻(1爻)はどのような意味を持つのか、という解説です。
※澤雷随は「復活を前提とした『落ち目』の卦」である、ということも念頭に置いて
ください。
裏卦「山風蠱」との関係については、次回にします。
まず、前回、天地否→澤雷随初爻(1爻)の推移は、
天の運行に転機あり(=天が自ら動いた)、
ことである、と言いました。
このようなことが起こった場合、
「天の運行が非常に激しく」なります。
※天の運行は「時の経過にともなう変化」です。
「時間の流れるスピード自体は一定である」ということが易経の立場ですので、
「変化」自体の振幅が非常に激しくなる、ということです。
※SFやライトノベルをよく読まれる方ですと、わが国の時の流れが変わったのであるから、
周りの事象がそれに応じて時の流れの修正をするために、「変化」が激しくなった。
と考えると、イメージしやすいでしょうか?
つづく