第45回衆議院総選挙総合スレ1055

このエントリーをはてなブックマークに追加
45無党派さん
アフマディネジャド氏が大差で再選 イラン大統領選開票終了 2009.6.14 01:06

 【テヘラン=村上大介】12日に投票されたイラン大統領選挙は13日午後(日本時間同日夜)、
開票を終了し、内務省の発表によると、強硬保守派の現職、アフマディネジャド大統領(52)が
62.63%を獲得、33.75%にとどまった改革派のムサビ元首相(67)に圧勝した。改革派の
激しい追い上げを受けながらも国民の信任を得た大統領は、対外強硬路線を継続し、国際社会
との摩擦が続きそうだ。

 選挙戦では大統領の外交政策や「ばらまき」と批判される経済運営が争点となり、ムサビ候補は、
国際的孤立の脱却や社会の自由化を求める都市住民や若者に支持を広げた。
しかし、「貧者の味方」を標榜(ひょうぼう)し、腐敗との対決を強調する大統領への地方や
低所得層の根強い支持や、動員力で勝る保守派組織票の壁に阻まれた。

 オバマ米政権はイランとの直接対話を模索しているが、「反米」を売り物にする大統領の再選で、
関係改善への道はさらに険しくなった。米欧はイランの核問題で、ウラン濃縮継続を唱えながらも
国際社会との協調も訴えたムサビ氏の当選に期待したが、アフマディネジャド氏の再選で、
この問題での局面打開も難しい状況となった。

 ムサビ陣営は、選挙で不正行為があったと主張しているが、イラン最高指導者のハメネイ師は
13日、大統領の再選を歓迎し、すべての国民が選挙結果を尊重するよう求めた。
投票率は前回の約63%を大幅に上回る85%だった。

産経:http://sankei.jp.msn.com/world/mideast/090614/mds0906140106001-n1.htm