>>514 憲法改正について言えば、現状の勢力差だけを見て
「憲法改正は不要。護憲でいくべし」
という人数が多数派を占めている、という結論が引き出せるかというと、それは間違いで、
政権選択(衆院選)や、参院選などで憲法改正が選挙の争点に上がらないため、
「改憲が可能である」という認識を実感として持っている有権者が少ないということかと思う。
改憲推進/どちらでもよい/護憲推進
という勢力分布の場合、その双方が「どちらでもよい」を自身の支持勢力に含めたがる。
実際のところ、どちらでもよいというのは無党派と同義語だけど、無党派というよりも、
選択のための判断材料を積極的に得ようとしていない人、或いは、恣意的な情報を
あてがわれたら恣意的な判断に傾き、精密で正確な情報をあてがわれれば正確な判断が
出来る層と言える。ノンポリとは少し違う。
が、そこに「恣意的ではない精密で正確な情報をあてがう」という役目をマスコミは事実上放棄している。
自民党は下野している間にしておくべきこととして、この手の「情報戦略」とか、
【精密で正確な情報を、10〜20秒で把握できるように知らしめる技術】の獲得じゃないかなー、と思う。
民主党はそのへんを自党ではやらずにマスコミに丸投げしてたわけだがw
政権取ったらマスコミ批判をやるんじゃないかなあw 都合良くマスコミ封じ込めもやるだろうし。
また、逆に「開かれた政権」とか言って、大本営発表を制度化する可能性もあるかも。
政府に協力的なマスコミに優先情報を流すという名目で、政府公報的な番組枠を
マスコミに要求する、ていうようなこともやるかもね。
自民党はどうやってそれに対抗するかだねえ。
最近、昭和30〜40年代生まれの【地方在住者、PCに触れる機会がない職種を経験している人、主婦】
なんかにまとまって接触する機会に恵まれたんだけど、30代中盤くらいから下が本格的な
ネット活用世代で、30代後半から40代以上って、割とネット暗愚なんだよね。
携帯からだとPDFは閲覧できないし、テキストばかりが膨大なサイトなんか見てらんないからね。
携帯向けの政策早わかり情報伝達技術の開拓も急がれるかもな。