>>16 >菅のときは、小泉マンセーマスコミの全盛期で、それでも民主党が議席を伸ばした
>小沢のときは、マスコミが安倍を叩いて、民主党が議席を伸ばした
>単純には比較できんな
格差社会の表面化で、小泉改革の化けの皮が剥がれていて、安部はその状態で政権を受け取った。
逆に、小沢民主党は社民路線を明確化し、左派の支持を固め、反小泉票の取り込みを図った。
あの参議院選挙は正しくネオリベvs反ネオリベとの戦いだった。
16氏の主張は、この事実を受け容れたくないネオリベ側によく見られる主張だ。
菅のときは〜伸ばしたという話にしてもそうだ。
民主党は、新自由主義改革を行うと唱えていて、マスコミは民主を持ち上げていた。
小泉構造改革は、民主党が唱えていた新自由主義改革を横取りしたもので、
新自由主義改革推進派であったメディアは、小泉自民党の熱烈な支持者となった。
従って菅が代表となって戦った2003年の選挙戦では、民主党にも風が吹いていた。
郵政選挙の時のような、強烈な逆風が民主党に吹いていたわけではない。
単純な比較は出来ないが、旧社会党がもっとも議席を獲得した時代と数字的には近く、
支持母体の連合の協力を仰ぎ、左派有権者をまとめれば、野党でも取れる数字とも言われていたな。
別の言い方では、野党政党としての限界の数字、ともされていた。
菅は選挙に強かったわけではなく、あの程度の数字なら取れて当たり前という事だ。
鳩山は、脱労組的な傾向が強く、実際に連合と距離を置いていた上、
野党支持層では多数派の左派有権者の受けも悪いのだから、菅より弱くて当然だ。