<名古屋市議会>10%減税案は継続審議に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090706-00000045-mai-pol 名古屋市議会6月定例会の財政福祉委員会は6日、減税基本条例案を継続審議とすることを決めた。
河村たかし市長の公約だった市民税10%減税の基本理念を示した内容だったが、「財源確保や非課税
対象者への対応などについて幅広く慎重に議論を進めていく必要がある」として、9月定例会以降に
結論を持ち越した。
減税基本条例案は「市民生活の支援及び地域経済の活性化を図り、将来の地域経済の発展に資する」
を目的に、減税幅を10%程度とすることや来年度からの減税実施を盛り込んだ。具体的財源は「行財
政改革による」とし、市長も「行政の無駄をなくせば捻出(ねんしゅつ)できる」と繰り返してきたが、
同委員会は市側から「十分な説明が得られなかった」と判断した。総務環境委員会では同日、特別職の
市長秘書を設置する条例案などを審議している。