★ろれつ回らず泥酔?中川財務相の醜態、世界に発信
中川昭一財務・金融担当相が14日(日本時間15日)、
イタリア・ローマで行われていた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の閉幕後に記者会見を行った。
成果を強調するはずの会見にもかかわらず、中川氏の表情はどこかうつろで、回答も要領を得ずしどろもどろ状態。
外国メディアの記者らからは「居眠り?」「深酒?」と疑われる始末だった。
「きのう夜からG7の、あの〜、会合を…、まあ、実質的にはきょうれすけれども、やりまして。
あの、共同宣言みたいなものが出ました」。
赤ら顔にうつろな目、ろれつは回らない状態で会見に臨んだ中川氏。
「アメリカの対策も一応、せつめ、説明を受けましたし…」。
言葉尻は不明瞭(ふめいりょう)で聞き取れないほどだった。
会見の後半には、支離滅裂ぶりはさらにエスカレート。
記者からの質問を聞く最中には、まぶたも半分下がり気味で今にも寝てしまいそうな感じ。
そうかと思えば、隣に座っていた日銀の白川方明総裁へ向けられた
「今後の展望をお聞きしたい」との質問にも、いきなり「な、何?もう一度言って」と横やりを入れる始末。
その後も「あの〜、ふう〜」と深いため息をついたり
「これからの状況に向かっての…(約10秒沈黙)G20の…」と意味不明の発言が続いた。
同行した財務省関係者も「今まで見た中で一番ひどかった」という“醜態”ぶりは、AP通信を通じて全世界に配信されてしまった。
中川氏といえば永田町でも「政界きっての酒豪」「酒癖が悪い」として知られており、
過去には二日酔いの充血した目で記者会見に臨んだこともある。「武勇伝は数多くある」(関係者)という酒好きだ。
また、最近では先月28日の衆院本会議での財政演説で「歳入」を「歳出」、
「金融危機の渦中(かちゅう)」を「うずちゅう」と読み間違え問題となったばかり。
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/02/16/01.html 中川昭一(自民党衆議院議員) 年金保険料21年間未納も発覚。