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無党派さん:
まだ治らない中川前財務相「飲んだ薬」騒動
中川昭一前財務・金融相、ジャーナリスト・富家孝/ 週刊新潮(2009/03/12)/頁:36
まだ治まらない中川前財務相「飲んだ薬」騒動
G7の「ヘロヘロ会見」で、世界中に“恥”をさらした中川昭一前財務・金融担当大臣。あまりの
醜態に一時は議員辞職も囁かれたほどだが、いまだにハッキリしていないのがヘロヘロになった
本当の原因である。
「当初、中川氏の酒癖の悪さから、やっぱり酒の飲みすぎかといわれましたが、実際には泥酔
するほど飲んではいない。中川サイドでは睡眠薬の副作用と説明していますが、どうしたら
あんな風になってしまうのか」(政治部記者)
中川氏は2月14日、G7の昼食会に出席しているが体調が悪かったとみえて予定より1時間早く
退席。その後、宿泊先のホテルに戻ると同行取材していた読売新聞などの女性記者3人と、
財務省の玉木林太郎国際局長らと食事をしながらワインを飲んでいる。問題の会見はこのあとに
起きるのだが、担当記者の間で囁かれているのが常用していたといわれる薬の名前だ。
「中川氏は以前から“ハルシオン”という睡眠剤を常用していたそうです。中川さんは重要な会議
を前にするとなかなか寝付けず、そのためにハルシオンを服用するようになったとか。会見の前日
にも、この薬を飲んでいたようですが、これがまずかった」(同)
どんな薬なのかというと、医師でジャーナリストの冨家孝氏によれば、
「ハルシオンは主に入眠時間の短縮のために処方される睡眠剤です。不眠症からうつ症状に
まで広く使われていますが、量を間違えたりアルコールと併用するのは絶対にダメ。意識が朦朧
となってしまい、幻覚を見ることもあります」
中川氏の事務所では、
「代議士が普段どんな薬を飲んでいるのか把握しておりません」
というが、大失態のお陰で次の選挙も“副作用”が出なければいいけれど。