★自民党・久間元防衛相の疑惑/暴力団、献金問題等 3

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61無党派さん
◆裏ガネ摘発 西松建設の先に大物防衛族の影
●沖縄・米軍利権をめぐる巨額リベート疑惑
単なる個人犯罪ではなかった――。準大手ゼネコン「西松建設」の業務上横領事件が俄然、面白い展開となってきた。
海外事業で捻出した裏ガネ3500万円を着服して逮捕された元副事業部長、高原和彦(63)が東京地検特捜部の調べに
「別の裏ガネ約1億円を持ち帰った後、会社の上層部に渡した」と“暴露”。
特捜部は西松本社や国沢幹雄社長(69)の自宅など関係先の一斉捜索に乗り出し、一大汚職事件に発展する可能性が出てきたのだ。
「高原は05年から昨年まで10回前後、税関に届け出ず中国から計1億円を日本に持ち帰った疑いが持たれています。
特捜部はズバリ、裏ガネが政治家に渡ったのではないか、とにらんでいるのです」(東京地検事情通)
そこで浮上してきたのが、大物議員の疑惑だ。沖縄米軍利権に絡んで、またもや防衛相経験者が暗躍したというのだ。
06年9月に西松建設は沖縄の嘉手納基地内の米軍住宅のリフォーム工事を106億円で落札。
予定入札価格150億円から3割も下回る破格の値段で受注に成功したのだが……。
「西松サイドが改めて試算すると、やはり大赤字になることが分かった。
だが、着工しなければ、米軍との間で巨額の違約金が発生してしまう。
米軍幹部との調停も不発に終わり、泣きついた先が防衛族の大物と聞いています」(地元関係者)
この件は昨年7月にも週刊誌が、問題の元防衛相が同年3月に在沖縄アメリカ総領事との密談で話をつけ、
成功報酬として億単位のカネが渡った、と報じた。
当時、この政治家の事務所は「心当たりがない」と答えたが、
改めて日刊ゲンダイ本紙が取材を申し込んだところ、締め切りまでに回答は得られなかった。
ここ数年、特捜部はまともに政治家を摘発していない。
一連の防衛汚職でも何度も防衛族議員の疑惑がささやかれながら、大山鳴動――。はたして“最後の意地”は実るのか。
http://news.livedoor.com/article/detail/3919839/