母親の環境、日本は31位…北欧が上位
民間の国際援助団体「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(東京)は7日、
母親になるための環境が整っている国の上位にスウェーデンなどの北欧諸国を挙げ、
日本は「女性の社会参加が進んでいない」として31位とする米国の関連団体の調査結果を公表した。
ランキングは毎年5月の母の日を前に実施し9回目。
146カ国を対象に、女性の生活状況や子どもの成育環境などのデータを基に判断した。
2005年から調査対象の日本は06年に12位だったが、昨年の29位から2つ下がり過去最低。
女性の平均余命(86歳)や5歳以下の死亡率(1000人当たり4人)の低さは上位だが、
国会議員の女性比率(9%)が先進国で最低水準だったことが影響した。
6年連続でスウェーデンが1位となり、国会議員の女性比率(47%)が最も高かったほか、
女性が公教育を受ける平均期間(17年)の長さなども評価された。
2位はノルウェー、3位はアイスランド。
http://www.zakzak.co.jp/top/2008_05/t2008050817_all.html