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無党派さん:
民主・大地、選挙協力を正式表明 連合も連携協定(11/08 00:05)
民主党の小沢一郎代表と新党大地の鈴木宗男代表は七日、札幌市内のホテルで記者会見し、
次期衆院選で選挙協力を行うことを正式発表した。会見には連合の高木剛会長も同席し、
連合と大地との間で「連携強化協定」を締結したことを表明した。
三氏は会見に先立ち、それぞれ合意文書に調印した。民主、大地両党の選挙協力では、
大地が道内全十二選挙区で民主党候補を支援し、民主党側は比例代表で大地の二議席以上獲得に向けて協力する。
小沢代表は会見で「(麻生太郎首相は)近いうちに総選挙を実施せざるを得なくなる。
互いの協力関係をてこにして、北海道から日本の政治を変える意気込みで、全力で頑張っていく」と述べた。
鈴木氏は、「民主党との選挙協力で間違いのない結果を出していきたい。確実に新しい政治の流れをつくりたい」と述べ、
両党が協力して、政権交代実現を目指す考えを強調した。
一方、連合の高木会長は連携強化協定について「選挙協力ではないが、
(大地と)考え方、価値観を共有し、一緒に運動に取り組めると思い、合意した」と説明した。
連合と大地の協定文書では、労働団体と政党という互いの立場を尊重しつつ、
官僚政治の打破や格差是正に向けて民主党中心の新政権実現に努力することを明記。
民主、大地両党の選挙協力の枠組みを通じ、連合が大地の得票を支援していく考えを示した。
鈴木代表はこれまで民主、自民両党との選挙協力の可能性を示唆してきたが、会見後、取材に対し、
アイヌ民族の権利確立や北方領土政策などを挙げて「民主党の方がよく理解してくれた。政策の中身で判断した」と強調した。