2009年東京都議選 その1

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950無党派さん
 公認争い、そして離党

 一つ上の選挙に出るための公認争いは、自民党内でよくあるお家騒動のようなものだと考えていたが、
2大政党化の流れの中で、どうやら民主党にも移っているようだ。

 杉並区の田中朝子区議(2期)は、以前から都議選に出たい意欲を示していたが、定数6に対し、
すでに民主現職2人のほか、生活者ネット公認で、民主推薦の新人もいる。

 こうした選挙区事情から、民主党から出るのは希望が叶わなかった。

 このため5月12日に離党。渡辺喜美代議士の「国民運動体 日本の夜明け」と行動をともにし、都議選に出る。

 渡辺代議士、山田宏杉並区長、田中朝子氏の三連ポスターも張り始めた。山田区長に相談したら、
「無所属で出ればいい。全面的に応援するから」と言われたという。

 03年区議選は生活者ネット、07年が民主党、そして次は「渡辺新党」へ。有力候補乱立の杉並区で、風は吹くのだろうか。


                              都政新報 2009年(平成21年)5月22日(金曜日) 2面 記者席