橋下知事で大阪は終わったと思う人の数6キレ芸→

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10無党派さん
 これ大嘘(うそ)。府庁は給料が安いので余所(よそ)へ行く、という程度の者など、どこに求
職しても採用されることのない〈低〉度の連中よ。

 『論語』憲問(けんもん)篇にこうあるではないか。「士(し)たるに居(きょ)を懐(おも)えば(安
楽な生活を思うような者は)、以(もっ)て士と為(な)すに足(た)らず」と。

 大阪府民の橋下知事支持率は8割を超えている。福田康夫首相はさぞかし羨(うらや)まし
かろう。しかし、それはタレント人気ではない。ここが肝腎(かんじん)。橋下氏がこれまでの府
政の大嘘の皮を次々と引っ剥(ぱ)がしているからなのだ。

 例えば、〈文化〉なるもの。上方演芸のために年間2億8000万円もの賃料を吉本興業に支
払っていたとのこと。

 そんな大金があるのなら、いま散逸(さんいつ)しつつある上方人(かみがたじん)の漢詩集
(江戸から明治・大正)の収集に、年間その100分の1でも充(あ)ててこそ真の〈文化〉行政
だ。

 けれども、そうした文化行政はなかったので、心ある人が自腹を切って収集しているのが実
情。でもそれでいいのだ。そういう民間の努力があって文化は生き残ってゆくのである。

 上方演芸グループはなぜ行政にぶらさがるのか。大衆演芸ならそれらしく他人に頼らず自力
で生きてゆけ。ストリートプレーヤーの逞(たくま)しさがない大衆演芸〈文化〉などつぶれてもか
まわない。

 月給2日前から生活が苦しいだの、上司が尊敬できないので仕事をしないだの、安給料だと
人は集まらないだの、行政にぶらさがっての漫才だのと、よう言うわ。よう言わんわ。欠けてい
るんですなあ。根本を見る目が。『論語』学而(がくじ)篇に曰(いわ)く「君子(くんし)は本(もと)
を務(つと)む。本(もと)立(た)ちて道(みち)生(しょう)ず」と。(かじ のぶゆき)
ttp://sankei.jp.msn.com/life/trend/080622/trd0806220208005-n1.htm