阪神・大毎の強打者、田宮謙次郎さん死去
ttp://www.asahi.com/obituaries/update/0505/OSK201005050005.html 2010年5月5日17時49分
プロ野球阪神、大毎(現ロッテ)の強打者として活躍した田宮謙次郎(たみや・けんじろう)さん
が5日、脳内出血のため死去した。82歳だった。通夜は9日午後6時、葬儀は10日午後1時か
ら茨城県筑西市下川島655の1のきぬ聖苑で。喪主は長男孝志さん。
旧制下館商(現下館一高、茨城)から日大へ進み、1949年に投手で阪神に入団。1年目に
11勝を挙げたが、翌年は1勝に終わり、その後、打者に転向。58年に打率3割2分で首位打者
になり、新人だった長嶋茂雄(巨人)の三冠王を阻んだ。59年から大毎に移籍し、63年に引退
するまでプロ15年間で通算1488試合に出場、1427安打、106本塁打、打率2割9分7厘を
記録した。
70年に東映(現日本ハム)の代理監督になり、翌年から監督を務めた。阪神のヘッドコーチ、
OB会長や台湾プロ野球の味全監督なども歴任し、2002年に野球殿堂入り。00〜03年には
地元・茨城県下館市(現・筑西市)の市議会議員を務めた。