◆自民党:党内政局 その139◆

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98無党派さん
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20071222iaw2.htm
大連立構想、小沢氏の危機感から…渡辺・読売新聞主筆語る
読売新聞グループ本社の渡辺恒雄会長・主筆は、22日に放送される日本テレビ番組「な
かそね荘」の中で、自民、民主両党による大連立構想が浮上した経緯に関する見解を明ら
かにした。
発言要旨は次の通り。
テリー伊藤氏(司会) 連立への思いを渡辺さんが福田さん(首相)に電話したのか。
渡辺主筆 いや、小沢さん(民主党代表)の方からのアプローチだ。
テリー 小沢さんから電話があったのか。
渡辺 まあ、そういうことですね。(電話が)あったし、直接会いもした。(小沢さん
は)「福田さんが持ちかけて、渡辺が仲介した。おれは受け身だった」ということを貫い
ているが、それは逆だ。なぜ(経緯を)書かないのかと、朝日新聞をはじめ盛んに僕を攻
撃しているが、ニュースソース(取材源)に対する信頼を失ったら、将来、そのソースは
切れる。まだ政治は動いている。今、全部暴露しろと言っても無理だ。僕は新聞記者の倫
理を守るために、言っちゃいけないことは言わない。僕自身の倫理観と道徳感がある。
小沢さんが言っている「福田さんが持ちかけてナベツネが仲介して」というのは事実に反
する。むしろ、小沢さんの方が危機感を持って、「次の衆院選は厳しい。次の選挙でも民
主党は衆院で少数党で、参院は多数党だ。このねじれがずるずる行ったら、国はおかしく
なる」と認識しているから、そういう認識に基づいて行動を起こそうとした。
ところが、あの人は秘密主義というか、自分の党の幹部にも一切言わなかった。抑えられ
ると思っていた。ところが、造反されて党首辞任騒ぎまでいった。福田さんは何度も小沢
さんに、「民主党は大丈夫か」と聞いている。小沢さんは「大丈夫だ」と断言した。福田
さんは僕にも聞いてきた。僕が小沢さんに聞いてみると、「大丈夫だ」と言うから、本当
に大丈夫かなと思っていたら、1時間か2時間たったらパーだ。小沢さんは裸の王様に
なっていた。自分が言えば、幹部会はただちに賛成と言うと思いこんでいた。これが、今
度の大連立話を破壊した最大の原因だ。