選挙制度・議会制度に関するスレッド11

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82A-11
>>72
私の案
【衆議院】
現行制度のまま
【参議院】
現行制度 + 「全国国民審査区」一議席
「全国国民審査区」…参議院選挙では裁判官の国民審査がないので、代わりにこの選挙区候補者を国民審査に掛け、最も信任率の高い候補者一人を選出する。

現行制度との違いが両院合計で一議席しかないという、急激な変容を最大限に避けたものです。
その一方、唯一の改変点「全国国民審査区」の実質は、多数決の方法として最も頑健な二分型投票
http://ja.wikipedia.org/wiki/Approval_voting
による大統領選挙であり、直接民主制よる元首指名です。

この制度なら、間接民主制である現行制度の首相指名と直接民主制による元首指名との差異を
参議院選挙がある3年毎に議会と国民は思い知り、間接民主制と直接民主制の関係を論議し直すはずです。
特別な要因が無い限り、間接民主制は直接民主制より民主的にはなり得ません(>>3の(1))。
この差異を埋めようとしない議員は3年毎に、民主制を軽視する者として国民や対立議員から批判されます。

つまり、「全国国民審査区」一議席さえ存続すれば、直接民主制に近い政治が実現されるのです。
ドイツの大統領と似たような効果ですが、こちらは参議院議員一人分の実権があります。